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低身長が原因でいじめられて中浪したので自殺したら異世界転生しました  作者: 普通の人/3時のおやつ
第2-2章「幼児期 冒険編」

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番外編「神聖大陸」

ここでは、グライが暮らす世界——その中でも「神聖大陸」と呼ばれる大陸について、

現段階で存在が確認されている国々を、できるだけわかりやすく整理していく。


読者が地図を思い浮かべながら旅できるように、方角と特徴を中心に説明する。

最後まで付き合ってもらえたなら嬉しい。



---


● 神聖大陸とは


世界地図で見たとき、北西に位置する大きな大陸。

エルフ、獣族、魔族、人間——あらゆる種族が、ほぼ対等に暮らすことを許された、唯一の大地でもある。


ただし、その姿は一様ではない。

中央から南にかけての国々は比較的平和だが、北西・西・東の一帯は、

戦争や宗教対立、覇権争いが絶えない「危険区域」として知られている。


以下、六つの地域に分けて見ていく。



---


① 北部地域


● ブレイン三国(帝国・王国・自由国)


神聖大陸の最北に連なる三つの国。

位置関係は、北から順に——ブレイン帝国 → ブレイン王国 → ブレイン自由国。


紀元前の時代、かつて彼らは一つにまとまった「ブレイン大帝国」として栄えていた。

しかし、反乱と飢饉が重なり、巨大な帝国は三つに裂けた。


「北神帝政」と呼ばれるほど軍事力が突出している 「ブレイン帝国」


王の権力がすべてを支配する「絶対王政」の 「ブレイン王国」


神聖大陸で唯一、多様性や男女平等を正式に認めている 「ブレイン自由国」



三国は今も対立関係にあるが、全面戦争そのものは望んでいない。

冬になれば、氷点下を記録するほど気温が落ち、北風がすべてを凍らせる厳しい地帯でもある。



---


● 北中に並ぶ三公国・二帝国・南王国・過激派組織


ブレイン王国の南側一帯には、六つの国と一つの過激派組織がひしめいている。

北から順に並べると——


北リトシー公国 → 南イータリー王国 → 北リトシー第二公国 → イータリー帝国 → AERO → 東イータリー帝国 → アルマ公国


1世紀中期から2世紀後半にかけては、

北リトシー公国 と イータリー帝国 の二強が覇権を争っていた。

だが、3世紀に入ると戦争や事件が重なり、現在の六カ国と一組織へと分裂していく。


平和を重んじる政治を続けている

 「北リトシー公国・北リトシー第二公国・アルマ公国」


神聖大陸の多くの国から「奴隷の王政国家」として国恥されている

 「南イータリー王国」


強者の騎士団「神聖隊」あるいは「北神隊」を擁する

 「イータリー帝国・東イータリー帝国」


イータリー帝国内の各州で活動する「反・イータリー反乱組織」

 通称 「AERO」



ここ一帯は、今なお「覇権者争い」が続く、北部でもっとも緊張が高い地域だ。



---


● 北南に並ぶ、東西分裂の王国


ラスロ王国の北側には、かつて一つだった王国が、今は西ガルバン王国と東ガルバン王国に分かれて存在している。

紀元前約220年前に分裂したとされているが、その原因は未だ不明のまま。


世界一最強の剣聖「アストルティア・ブレイド」を要する 「西ガルバン王国」


東の大帝国 ワモア帝国 を味方に付けている 「東ガルバン王国」



両国は長年対立を続けており、何度も大戦争寸前まで緊張が高まったことがある。



---


② 中央地域


● ラスロ王国


西ガルバン王国の南に位置する王国。

そして、主人公グライの故郷でもある。


王国ではあるが、国王がすべてを握る「絶対王政」は志向していない。

産業・商業・工業のバランスが良く、いずれも盛んで、

他の国に比べて貧困や飢餓の発生例が極めて少ない、安定した国だ。



---


● ラブ連邦 と 反ラブ連邦


エル二スタンの西に広がる、連邦制の国家。

もともとは ラブ王国・ライン国・ペテル神聖王国 の三国に分かれていたが、

長い年月の交渉と変革を経て、ひとつの「ラブ連邦」としてまとまった。


ラブ連邦は、神聖大陸で唯一の存在でもある。


「武器を持たない、持てない、持ち込ませない国」




すべての国民が平等であり、貧困や飢餓のケースはほぼ存在しない。

その在り方を否定し、過去の反乱から独立したのが反ラブ連邦だ。


反ラブ連邦は、とくに工業力の強化に力を注いでおり、

二十年以内にラブ連邦を滅ぼすことを密かに誓っている(この情報は、表向きには流れていない)。



---


● スタン三国(エル二スタン・グア二スタン・ニカニスタン)


ラスロ王国の南で、帯のように並ぶ三つの国。


一番北側に 「エル二スタン」


その南に 「グア二スタン」


さらに南に 「ニカニスタン」



大昔、彼らは「スタン自由国」として一つの国だった。

しかし政府の汚職、深刻な貧困、飢餓——それらが積もり、

ついには紛争が起こって三つの国に分かれた。


国名の最後に共通して付けられた「スタン」には、

「平和を捨てない」あるいは「平和がいつまでたっても来ない」

そのどちらかの意味が込められていると言われている。


それぞれの得意分野は——


エル二スタン:産業


グア二スタン:商業


ニカニスタン:工業




---


● アンビア公国


グア二スタンの東に位置する公国。

数百年ものあいだ平和を維持していたが、約二十年前から、その均衡が崩れ始めた。


大きな原因のひとつが、宗教内の対立である。


中央を拠点に広がる「ベテン教」


北部で信仰を集める「シルリング教」


南部を中心とする「サハ教」



この三つの宗教が、いまや武力衝突に足を踏み入れようとしている。

このまま事態が悪化すれば、「第二次神聖大戦」の火種になりかねない——

そう噂されるほど危うい状況だ。



---


● ヴィルヘルム帝国


ニカニスタンの南に隣接する帝国。

中央地域において、もっとも「絶対攻防」を掲げている国として知られる。

——「戦うと決めたら必ず戦い、守ると決めたら決して退かない」という意味だ。


「ヴィルヘルム」の名の由来は、今から約百五十年前。

ヴィルヘルム・グラインド という騎士をリーダーに結成された

「反王政義勇団」が王国を打倒し、国王を公開処刑したのち、

新たに「ヴィルヘルム帝国」を建国したことに始まる。


首都の名も、彼の名にちなんで「ヴィルヘルム」と改められ、

彼はそのまま初代皇帝となった。



---


③ 西部地域


● 紛争地域


ラブ連邦の南に広がる一帯は、ただ「紛争地域」とだけ呼ばれている。

この地では、大昔から今に至るまで、虐殺・処刑・殺し合いが繰り返されてきた。


ここから脱出することは不可能ではない。

だが、西に逃げれば——そこには十字軍がいる。

捕らえられれば、処刑され、晒し者にされるのが常だ。



---


● 十字軍


ラブ連邦の西に存在する軍組織(あるいは海洋国家とも呼ばれる)。

神聖大陸で唯一、「軍そのもの」が国として成立している存在であり、

西部地域では最強クラスの戦力を誇る。


ラブ連邦のはるか東側にも、十字軍が手に入れた領土(植民地)が点在している。

彼らの目的はただ一つ——

西部全域を手中に収めること だ。



---


④ 東部地域


● ワモア帝国


アンビア公国の東にそびえる、大帝国。

東ガルバン王国を強力な同盟国として従えている。


掲げている主義は「大祖国主義」。


「国を攻められたなら、その国を滅ぼす」




極端で、しかし一貫したこの考え方が、

ワモア帝国の軍事政策の根幹になっている。


軍は強く、国土も広い。

敵が攻め寄せたとしても、受ける損害を最小限に抑えつつ、

相手を叩き潰す余地を常に残している。


冬になれば、ここもまた氷点下まで冷え込む。

だが、ワモアの軍人たちは、そんな寒さの中で戦うことに慣れきっている。



---


⑤ 南部地域


● シーフーロ王国


ヴィルヘルム帝国の南、海岸線に沿うように細長く伸びる王国。

神聖大陸で最強と評される海軍を持ち、

他の海洋国のどこよりも、海での戦闘に精通している。


貿易相手も多く、国全体が海の恩恵を受けている国だ。

都市だけでなく、村や田舎でさえ賑やかで、

市場や港はいつも人と物資であふれている。


ただし、北に位置するヴィルヘルム帝国とは対立関係にあるため、

両国を行き来する際には必ず パスポート(通国形) が必要になる。



---


● インダロン国


シーフーロ王国の東に位置する国。

神聖大陸で唯一の「資本主義国」でもある。


北西側のヴィルヘルム帝国との仲は良好だが、

インダロン国の都市「イプシロン」が、

ソロモン民主国の都市「ソロモン」と隣り合う位置にあることが原因で、

南側との緊張は高まりつつある。



---


● ソロモン民主国


インダロン国の南に広がる国。

南部地域で最も平和とされる国であり、西側のシーフーロ王国とは友好関係にある。


しかし同時に、二つの大きな問題を抱えている。


北に位置するインダロン国との緊張関係


南に位置するヤンダーニャ王国との対立



平和を望みながら、常に不安定な綱の上を歩かされている国、とも言える。



---


● ヤンダーニャ王国


ソロモン民主国のさらに南に位置する王国。

国土のおよそ三割が砂漠で覆われている、過酷な土地だ。


北のソロモン民主国とは対立しており、

シーフーロ王国が間に入って必死に説得を続けているが、

いつ戦争が起きてもおかしくない危うさをはらんでいる。



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⑥ 東部・南部を取り巻く海


● 黒海


ワモア帝国の南側に広がる海域。

ヤンダーニャ王国の南西には、シーフーロ王国と貿易を行うための航路がある。


インダロン国、ソロモン民主国、ヤンダーニャ王国は、

この黒海を通じてワモア帝国や、さらに東に存在する国々と

航海による行き来が可能だ。


だが、緊張や対立が絡んでいるため、

その一往復には常に危険が付きまとう。



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● バルマリア海


シーフーロ王国の東に広がる海。

シーフーロ王国が貿易を行うとき、この海を使わないことはないと言われるほど、

重要な海路だ。


さらに南に存在する「黒帝大陸」の諸国や、ワモア帝国との貿易も、

このバルマリア海を通じて行われている。

そのおかげで、シーフーロ王国の経済は常に安定している。



---


以上が、現段階で判明している「神聖大陸」の国々である。


いつ、どのタイミングでこうした設定を物語の中に差し込むかは、まだ決めていない。

ネタバレになってしまうし、その世界にも「迷惑」をかけることになる。

それでも、ここまで読んでくれたあなたに——

心から「ご成長ありがとうございました」と伝えたい。



神聖大陸の地図はXのサイトで↓

https://x.com/Ryo4649na

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