お役目?
「なっななななんでいるんですか?!」私はなぜか隣にいた天津鬼さんにチョー絶慌てながら聞く「ちょっと慌てすぎじゃない?」と少し笑いながら言う天津鬼さん、なんで私なんかにかまうんだろ…あ、そういえばアスモにかかわるなって言われてたんだった!
・・・アスモは?
きょろきょろと周りを見渡す私に彼は声をかけた「あ、木宮さんもしかしてこいつのこと探してんの?」という天津鬼さんの膝の上を見るとひもでぐるぐるに縛られて口をふさがれているアスモの姿が…
「ア、アスモー!!」と言いながら私はアスモの縄と口に貼ってあるガムテープをとる「ちょっと!あんた何してくれてんのよ!これだから天津鬼家の鬼どもは嫌いなのよ!」私さ、大体のこと流せるんだよね今回だってアスモのことについて今まさに謝ろうとしてたんだけどさ…
「お・・・に?」「うん、俺は鬼だよ」またニコッと笑顔になりちらっと八重歯をのぞかせる天津鬼さん
「マジですか…」「マジだよ」と落ち着いて答えるこの人?鬼?「で、君にはやってもらわないといけないことがあるんだよね」その言葉を聞いた瞬間アスモは大慌てで止めてきた「和葉!こいつの言葉だけは聞いちゃだめだ!」と天津鬼さんに威嚇するアスモ「ちょっとそこの悪魔うるさいぞ」とド低音ボイスでアスモに言う天津鬼さん「アスモ、落ち着きな?」「で、でも和葉が心配で…」と言いながらアスモはしょぼーんとした「大丈夫だよ、アスモ」私はアスモを安心させれるようににこりと笑った
「で、話してもいいかな?」「はい、どうぞ」と言い渡しはこの天津鬼さんの話を聞く事にした「僕らの家計はそこの悪魔が言った通り鬼の家計だそして俺ら鬼には役目があるんだ」
「役目?」
こんにちは!またはこんばんは!*優奈*です!今回も楽しんでみてくれたでしょうか?この小説でみんなを笑顔にできていたらうれしいです!