作中設定集〜暇な時にお読みください〜
非常に長いのと、次の話空が本編なので読み飛ばして頂いて大丈夫です
【キャラ説明】
名前:『ソフィ・シュテイン』
別名:『藤石 賢人』
別名:『藤石 知恵花』
誕生日:9月9日
身長:157.3cm~161.2cm(※肉体データが一時期バグって身長がわからんくなったため、時々変わる)
体重:52.7kg (※時々太って60kgとか行く)
髪色:青混じりの銀灰色
瞳色:ディープブルー
バスト:貧乳
好きな食べ物
基本何でも食べるし何でも好き、特に揚げドーナツ(サーターアンダギーみたいなオールドファッションドーナツ)が好き
ただし昆虫食だけはNG
嫌いな食べ物
虫料理
好きなもの
友達、家族、フィーロ君(夫)、フェニカ(娘)、鉱物、化石、宝石、この世界、自分、料理、武器のコレクション、SF的な技術、メカニック、美味しい食べ物、運動、漫画、アニメ、ゲーム、魔法、旅行、バイクツーリングなどなどなどなどなど·····(100個くらいある)
嫌いな物
孤独、暗闇、無、太る事、昆虫(特にイモムシ系)、変態貴族、束縛など
口癖
『んふふ·····(笑い声)』
(その他:結構口が悪い、少女とは思えないような汚い言葉を平然と使う)
(その他:意味不明な断末魔)
《説明》
我らが主人公であり街を歩けば100人中1000人が振り返る絶世の美少女でありSランク冒険者で超天才で超秀才で超賢明なパーフェクトな女(自称)。
基本的に楽観主義で悪くいえばバカだが、前世では理系大学を卒業しているため頭は良い。
·····が、基本的に飛び抜けて高い力を思う存分使って自由気ままに変なことしかしないため、本作をギャグ小説にしている張本人でもある。
名前の由来は『Sophy』という古代ギリシャ語で『知恵』を表す言葉。
また、下のシュテインはドイツ語で『石』を表す『Stein』から来ている。
ちなみに先に決まったのは名前の方で、シュテインは後付け。
ソフィという名前になった理由は賢者の石『Philosophy Stone』から来ているため。
本編でも明かした通り、フィーロとソフィがくっつくことで賢者の石に覚醒するという言葉遊びだった。
転生と性転換という2つのTSを同時に経験した珍しい人物で、一つだけでチートラノベを作れる程の能力を多数所持しているのだが、本人が異様なまでにめんどくさい性格をしているので無双はしていない。
やろうと思えばどんな小説のキャラよりヤバい事はできるが、本人曰く『それじゃ味気ない』との事で本気は出していない。
ゲームはストーリー通り楽しむ派で無双はそんなに好きじゃない、でもやる。
·····本気を出したらまず敵対した時点で存在そのものが消えているため、実際はゲームマスターに近い存在。
作中でしょっちゅうテンションが狂っている様子が映るが、頭がおかしいのでは無くこういう性格。
つまり頭が狂ってる。
笑い方の癖が『んへへ』や『んふふ』など大体最初に『ん』が付いていて、微妙に気持ち悪い主人公にあるまじき笑い方をする。
なお子供にも遺伝した。
他にも『あー』とつい言葉の先頭に言ってしまったり、名前を覚えてない人を変な名前で呼んだり、奇妙奇天烈珍妙奇怪な断末魔を上げることがある。
親友で義姉のエヴィリンとはしょっちゅうケンカしてるが仲は物凄く良い。
ちなみに実はソフィの家系、シュテイン家を辿りまくると『ファゴサイトーシス』という魔族にたどり着く。
なので実はエビちゃんの先祖の遠い遠い子孫だったりする。
また魔族の血はかなり濃くて代替わりが数十回起きてもシュテイン家は魔王家の血を継いでるためめちゃくちゃ強く、その特徴が銀髪として未だに残っている。
ちなみに骨格をよーく見ると頭に角があったであろう僅かな出っ張りがあるが、ほんのちょっとなので骨だけにしてよく見ないとわからない。
あとしっぽの痕跡なのか少しだけ尾てい骨が長く、肩甲骨にも翼があった名残がある。
また、実はサークレット人の大半は少なからず魔族の血が入っているが、ソフィが1番血が濃いというレベルなので先祖返りが起きても銀髪になる程度にしかならない、角が生えてきたという話は今のところ無い。
過去に野外露出の罪で捕まった事があり、3日ほど警備隊本部の牢屋にブチ込まれてた経験がある。
彼女は性転換した事で、元男の自分がちゃんとした女性になれるか心配して悩んでいたが、なんやかんやあって今では4児+1児の母になり、娘のフェニカとルナ、長男のラルドと三女のヒスイを溺愛している立派な女性になっている。
あと1人はワケあって自分の子供化したクローンの『ヒュプノ・ティセス』が居る。
彼女は立派な女性で親になっているか?と他の登場人物に聞くと必ずといってもいいほど微妙な回答しか返ってこないあたり、立派というのは自称だ。
なお親としてはちゃんとしているが、性格がヤバすぎてこうなっている。
例え死亡しても1日に3回までなら生き返る特異な力があり、そのお陰もあってくだらないことでしょっちゅう死んでいる。
初めての死因は餅を喉に詰まらせた窒息死。
また、自分の死体を残して復活し、それを操って第2第3の自分にする倫理的にヤバい事も平然とやっている。
これだけだと完全に狂人だがちゃんと筋を通す所は通すようにしているらしく、子供のお願いから国からの依頼まで『筋が通っていれば』『心が籠っていれば』『本気で願っていれば』例え悪事であろうとなんでも応えてくれるお人好しな一面もある。
なお誘拐や暗殺などの犯罪は普通に通報するし断る。
その他の特殊能力には、世界の記録書庫『アカシックレコード』と、世界の演算装置の『アカシックレコード』両方にアクセスする権限を持ち、特に演算装置は自分専用の『トライ・インフィニティ』という銘の従来の3倍の性能を誇る代物を所有している。
正確にはこの『トライ・インフィニティ』こそがソフィの本体で、紆余曲折あって4次元生命体に成った彼女の魂はトライ・インフィニティと化していて、遠隔操作で肉体を操作している。
ちなみに同士に3人まで分身して操れる上に、自分の遺体に自分で創った魔結晶を埋め込む事で更に擬似的に、無限に自分を増やせる。
今のところストックは300人を超えた所で数えるのを辞めたくらいある。
名前:『フィーロ』
別名:『藤石 愛樹』
身長:165cm
体重:59kg
髪色:こげ茶色
瞳色:濃いこげ茶色
好きな食べ物
ソフィ(妻)の手料理、塩っぱい料理
嫌いな食べ物
時々ソフィが持ってくる奇々怪々な食材や料理
(例えばヴォヴプィ(ホヤみたいなカニ)やモルルムチッチョ(この世の渾沌と慈愛を殺戮で割ったような見た目(※ソフィ談)の深海魚)、ヂヴィヂハ"ァ(エルフの郷土料理で魔物であるヂヂョギェをデュヂョシしたスッポマニをヂョンリュブー風にした料理)など)
好きなもの
ソフィ関係の全部、自分の子供、友達や親友たち、落ち着いた生活、読書(漫画含む)、ゲーム、アニメ視聴など
嫌いな物
ソフィがある日持ってきた『██████』(言語化不可能な食材)、うるさすぎてミカちゃんが飛び起きるほどの大騒ぎ、誰かが傷つく事、ソフィが居なくなること
口癖
『えぇ·····(呆れた声)』
一人称:僕
誕生日:7月23日
ソフィ・シュテインの夫でフェニカ、ルナ、ラルド、ヒスイの父親。
ヒュプノはソフィのクローンなので父親ではない。(ソフィの遺伝子が大半で残りは前世の姉から拝借してきたらしい)
黒髪で焦げ茶色の目で少しやせているけど筋肉は程よくあって高身長(当社比)でアレも大きくてとても優しくて大好きで大好きで仕方ないイケメン。
フシ町からマグウェル魔法学校に入学した同期の3人組の一人。
『マジックエミュレータ』というユニークスキルを所持しており、1日の使用回数に上限はあるが自分が見た魔法をコピーして使い捨てで使用できるというチートスキル。
現在では1日に魔法を15回までコピーして発動が可能になっている。
学校の班員が全員女子で、シェアハウスしていたところ女性の格好や体に憧れるようになり、結果的に女装趣味やTS願望ができてしまった。
更に最悪な事に、ソフィのせいで性転換できるようになってしまった。
しかし育児の歳に性転換して面倒をみていたせいで何故かルナの育児中に母乳が出るようになってしまい、本人は割とガチで凹んだがすぐ馴染んで、ラルドとヒスイの時は普通に手伝っていた。
名前の由来は『愛する』を意味する『Philos』から来ている。
詳しくは後述の『TS賢者初期案(仮題)』で解説するが、『哲学』を表す『Philosophy』の方からとったという方が正しい。
ソフィも同様に『Philosophy』が名前の由来となっている。
もっと正確に言うと、哲学ではなく『賢者の石』を表す『Pilosophier's Stone』から来ている。
2人が結ばれて初めて『PiloSophy・Stein』、賢者の石となる言葉遊びになっている。
ソフィが神人族に覚醒した際に巻き込まれて半神半人状態となっているが、寿命が無くなったくらいで他に特に変化はない。
実は本編にするはずだった初期案では登場キャラクターはこの2人だけの予定で、他のキャラは一切考えていなかったという裏話がある。
みんないつの間にか小説に出ていた。
ちなみにサブの名前(別名)は日本に行った時にソフィが付けた偽名であり、転生者とかじゃない。
(なお魂は基本的に洗って使い回してるので、記憶を無くしてるだけで全員転生者ではあるが、異世界転生者ではない)
名前:『フェニカ・シュテイン』
誕生日:1月1日
ソフィの第1子でかわいいかわいい自慢の娘。
髪の色は僅かに紫色の銀髪で、瞳は青紫色。
ソフィが神の仕事で設計と作成を行った特殊な魂が入っており、ユニークスキル『リバース』を使える。
リバースは物事を反転する力があり、何でもかんでも反転できるチートスキルだがソフィ自信が制限しているためほとんど使えていない。
ざっくり説明すると、『ザクロ』が名前の由来になっていて、1月の誕生日でもあるガーネット(柘榴石)から来ている。
ちなみにフェニカという名前はザクロの学名『Punica Granatum』から来ている。
産まれて間もない生後6ヶ月にして既にソフィの収集癖を受け継いでおり、従姉のフローリスのオモチャやそこら辺のクッションを強奪してベビーベッドに持ち帰ってドヤ顔をしていた。
現在でもその癖は続いており、道端に落ちてたいい感じの石や木の枝を見つけると持ち帰ってしまったり、変な置物を買って置き場所に悩んでいる。
先日はマッスルゴリラの木彫りの像を買ったが、夢にゴリラが出てきてジムでひたすら筋トレさせられる夢を見てから物置に収納した。
その収集癖故に、赤ちゃんの頃の記憶なのかフロウに若干怨まれている。
しかしフロウとはなんやかんや仲は良く、よく一緒に遊んでいる姿が目撃されるが母親と同じで遊びすぎると時々ケンカに発展する。
6才になると魔法学校へ入学して、母親と同じように学校生活を謳歌している。
日本での偽名は『藤石 ざくろ』
名前:『ルナ・シュテイン』
誕生日:6月21日
ソフィとフィーロの間に生まれた次女
髪の色は僅かに金髪で若干グリーンの青い瞳をしている。
生まれてしばらくしてから判明したが、父親譲りの困り眉らしくいっつも眉毛が少し八の字になってる。
ちなみに金髪になったのはソフィの方の家系の金髪が受け継がれたため。
っていうより、ソフィ自身が魔族の血を濃いめに受け継いでいるため銀髪になっているのだが、ルナはそこをあまり受け継がなかったため本来の色である金髪になってしまっている。
特殊能力は授けられていないが、ソフィの娘なので絶対変な力は持っているはずなのだが今のところ発現していない。
名前の由来は六月の誕生石の『ムーンストーン』で、ifの世界では『セレネ』と名付けられていた。
だが産まれたのはなんの縁なのか、1年で最も夜が短い=月が出ている時間が少ない『夏至』という不思議な子。
母親そっくりでヤンチャなフェニカよりめちゃくちゃ大人しいらしいが、本質的にはルナの方がヤバく、同級生の男子も女子も誑かして遊んでいる悪女。
しかも要領が良いため余計にタチが悪い。
和名は『藤石 夜花』
名前:『ラルド&ヒスイ・シュテイン』
誕生日:5月15日
ソフィの第3、第4児の双子で、ラルドが長男、ヒスイが3女。
ラルドが仄かに緑色の銀髪、ヒスイが髪が少し緑色の反射光が出る焦げ茶色の髪をしている。
ユニークスキルは2人ともまだ発現して居ないが、何かしら素質はあるらしく覚醒準備段階となっている。
また、2人とも父親譲りでかなり大人しく優しい性格をしており、両親から全く怒られていないし手間も掛からない優秀な子達で逆に両親からは心配されている。
名前:『アルム』
別名:『甲斐 御金』
身長:175cm
体重:70kg
髪色:赤髪
瞳色:明るい茶色
好きな食べ物
甘い物なら無限に食べられる
嫌いな食べ物
高い癖にマズい料理
好きなもの
おんなのこ♡、お金、商売、みんな(友達たち)
嫌いな物
赤字、金欠、詐欺まがいの商売
口癖
『ぐへへ/うへへ』
一人称:ワタシ
誕生日:6月11日
我らが爆乳ウルトラ百合少女でフシ町3人組の1人であるアルム。
彼女の名前の由来は『金』
金の元素記号は『Au』でこれはラテン語で金を意味する『Aurum』から来ており、名前の由来となっている。
ミョウバンではない。
髪の色は赤毛でなかよし組の中では一番身長が高いし胸もおおきい。
また、オシャレに関しては彼女が最強である。
なかよし組唯一の一般人だと思われていたが実は勇者の才能を宿した子で、エビちゃんが魔神化した影響で真横に居たらなんか勇者に選ばれてしまった。
そもそもぶっ飛んでいるなかよし組についていけていた時点で大体おかしい。
今はヴィエルグランツ(ドッペルゲンガーの進化した魔物)のアヤメと共に魔法学校のあるマグウェル街で商店を営んでおり、売り上げは上々·····なのだが、アルムちゃんの度を越えた爆乳を見に来る客の割合が結構多い。
ちなみに爆乳は母譲りで、父親も爆乳(筋肉)だったりする。
最近やっと夫が出来た、なかよし組の中では1番遅かった。
子作りはもう少し商売が軌道に乗ってからにする予定らしい。
名前:『グラシアル・ド・ウィザール』
別名:『加藤 雪美』
別名:『黒部 氷華』
身長:163.4cm
体重:53kg
髪色:プラチナブロンド
瞳色:アイスブルー(薄)
好きな食べ物
冷たい物、クロベ街の海産物(特にホタルイカと白エビ)
嫌いな食べ物
納豆、めっちゃ熱いもの
好きなもの
読書、怠惰、ゲーム、冬、雪、氷、冷たい場所、温泉
夫と子供
嫌いな物
夏、お化け
口癖
特になし
一人称:私
誕生日:2月13日
ソフィのポカで間違えて自身の肉体がそのままダンジョンに置き換わった動くダンジョンになってしまい、ダンジョンマスターでもある変な生命体になった人間·····?
本気を出したら王都くらいなら自分の支配下にできる。
そんな彼女の名前であるグラシアルの由来は『氷河』、元々氷のように冷たい冷酷な公爵家令嬢にする予定だったが、他メンバーが酷すぎて常識人のツッコミ役になった。
また、ウィザール家には子供が産まれた時にその子に、ウィザール家の初代当主で日本出身の伝説の勇者パーティーの魔術師『サトミ・ド・ウィザール』が日本の名前を贈る風習があり、彼女には『加藤 雪美』という隠し名があるが、ソフィはそれを知らず偽名に『黒部 氷華』という名前を付けてしまった。
なお、ソフィの付けた名前も本人は気に入ったようなので問題ないらしい。
なかよし組の中では一番遅く産まれている=1番年下ということが少しコンプレックス。
髪の色は美しい金髪で、先祖に日本人が居るためだいぶ血が薄くはなっているが若干日本人っぽい面影があるがかなりな美少女。
公爵家令嬢で表面上はお嬢様っぽい上品さを出しているが、本性はエビちゃんよりも口が悪い上にだいぶ荒っぽい、もしソフィと出会ったときに素を見せていたらまず間違いなく『スケバン令嬢』というあだ名をつけられていたくらいヤバい。
あと怒ると怖い、校長先生とは別方向でガチで怖い。
テンションが上がったり寝起きだと素が出てきてしまう。
そんな彼女だが実はなかよし組の中でもトップクラスの常識人で、逆にそのせいでおいてかれて目立たない事がしばしばある。
下の名前の『ウィザール』はそのまんま『ウィザード』が元ネタで、現世出身で勇者パーティーの魔術師をやっていた校長先生が叙爵した時の名前。
『ド』は音階のドレミファソラシドから取っている。
ウナちゃんは『ラ』、ソフィの実家の町長家の本家であるシュテイン侯爵家には『レ』というミドルネームがある。
『ド』は公爵家、『ラ』は王族、『レ』は侯爵家となっている。
それ以外は未定、ちなみにソフィの家は貴族の分家という扱いなのでミドルネームは無い。
魔法学校に入学する前まではよくつるんでいた地元の友人『ウェイザ』と交際を始め、ゆっくりとだが関係が進み始めた·····
ところで、初めて行為に至った時に彼女は操作ミスでダンジョンの力で第一子を『創って』しまった。
本人は母乳は出ないわ育児の覚悟も準備もできてないわで物凄い大騒ぎになり、実家の公爵家には校長先生経由で何とか説得してもらった。
一応両親や祖父母には『ダンジョンの力という未知の能力で産まれてしまった』という事で仕方ない、という事で認めてくれたが、ウェイザとの結婚が条件だったためそのうち彼とできちゃった婚する予定。
ちなみに第1子はダンジョンの力で作ってしまったが、第2子はちゃんと妊娠して産んだ女の子で名前はグランディス。
名前:『トウマ・ド・ウィザール』
誕生日:2月14日
一応グラシアル・ド・ウィザールの息子。
見た目は暗い金髪だが綺麗な蒼い瞳をしている男の子。
母親の操作ミスで産まれてしまった不憫な子だが、彼女が遊びでダンジョンの力でできる限りの理想的な最強スペックで創ってしまったため実は相当強い。
少なくとも母親かそれ以上になるだけの才能は持っている。
一応だが神が用意した3つの魂のうちの一つを持っており、ユニークスキルで『蓋をする』というよくわからない力を行使できる。
ソフィ曰く、面白いけど使いにくいらしい。
なかよし組チビッコ団の5番目。
名前:『ウナ・ウェア・ラ・サークレット』
別名:『白神 聖奈』
身長:152cm
体重:50kg
髪色:白と黒
瞳色:白と黒のオッドアイ
好きな食べ物
庶民の料理、貴族の料理、王宮料理人の作ったフルコース
エナジードリンク、栄養ゼリー、サッと食べられる料理
嫌いな食べ物
好きなもの
イルくん(夫)、アレキ(息子)、プレク(娘)、ゲーム、お姉さん(※ソフィの前世の姉でゲームの師匠である藤石穂乃花の事)
嫌いな物
厄介な王族のしきたり、誰にも気が付かれない事、孤独
口癖
特になし
一人称:わたし
誕生日:7月29日
通称ウナちゃんと呼ばれる白黒少女
彼女の元ネタは『Unaware』で『気付かれない』という意味。
その名の通り、特殊な魂の影響で親とおじいちゃん(国王様)以外に『気がつかれない』という不遇な過去があり、それがトラウマになっている。
ソフィとグラちゃんは魂の由来が似ているので気がつけて、心を開いて今では明るく無邪気な女の子になっています
自身の特殊能力の影響で完全に同一の2つの個体『ウナ』と『ウェア』に分裂ができ、後から取り込んだ『ラーちゃん』こと『闇の神霊ナイアルラトホテップ』と『サーちゃん』こと『光の大精霊ルミナリア』を取り込んで4人にまで分裂できるようになった。
これ以上は多分増えない。
·····多分。
ちなみに『サークレット』はそのまんま『聖なる』という意味で国の名前にもなっている。
夫はキルン町の侯爵家のイルミア・レ・キルンで、2児の母。
実は次の次のサークレット王国の女王なのでめっちゃくちゃすごい人物だけど、いつも分裂して片方はソフィのディメンションルームでダラダラとしている。
またかなりの廃ゲーマーで、ソフィの前世の姉の藤石 穂乃花と一緒にゲームをしていたら上達し、今は一緒に日本でゲームの大会に参加して実力を発揮している。
得意なのはFPSゲームで、暗殺やスナイプを得意としていてマジで強い、その実力はハッカー相手に気が付かれず接近して暗殺をしたことがあるほど。
今は息子の嫁にソフィの子供のフェニカを娶らせようと画策している。
名前:『アレキ・クリソ・ラ・サークレット』
誕生日:3月14日
サークレット王国の王女であるウナ・ウェア・ラ・サークレットの第一子にして長男、サークレット王国王位継承権第三位、つまりウナちゃんの次の王様。
髪の色は母親譲りの白黒ツートンだが、ウナちゃんほど明確に分かれていなくて場所によって白かったり黒かったりする。
ちなみに白色の部分はかなり明るい白色で、そこだけは父親譲り。
瞳の色は白と黒のちょうど中間の灰色。
神が創った魂が入っており、ユニークスキルによって確率を自由に操作できる。
なお、操作はできても確率を見ることはできないというかなりな欠陥が見つかっており、ガイアが必死で修正中のためしばらくは使えなかった。
実はソフィの妹のイデアと同い年のため、魔法学校に通うと同じ学年になる。
なかよし組チビッコ団の6番目。
ちなみになかよし組チビッコ団はこんな感じで、ぶっちゃけ言うと全員マグウェル魔法学校に行く予定なので同級生になる。
兄弟姉妹みたいな関係になってるが、血のつながりはほぼない。(タキスとフェニカ、イデアとフロウとフェニカは一応血縁関係にある)
日本での偽名は無いが、強いて言うなら『白神 アレキ』
母親にフェニカを嫁にしたらとよく言われているがあんまり理解していない。
名前:『エヴィリン・アマイモン・ファゴサイトーシス』
別名:『鞍馬 雅』
誕生日·····というか復活した日:5月5日
身長:159.8cm (自称160cm越え、角を含めると174.7cm)
体重:54kg
髪色:銀
瞳色:山吹色
好きな食べ物
肉、魚、味付けの濃い料理、甘いスイーツ、ソフィの人にk·····
嫌いな食べ物
野菜全般
好きなもの
夫と娘と息子たち、戦い、身体を動かす事、義妹、姉、友達たち、今の生活
嫌いな物
誰かを失う事
口癖
『~のじゃ』
『ふむ?』
『~じゃのぅ』
など...
一人称:ワシ
魔族というか魔王で前世も魔王で、ソフィと同じTS転生をした経緯を持つ、海老と言われると自分と勘違いしてしまうポンコツ魔王な少女。
現在は『魔神姫』という神人族の亜種的な存在に神化している。
名前の由来は
『エヴィリン』が邪悪という意味の『エヴィル』を女の子っぽく可愛らしくした結果
『アマイモン』はなんか可愛いのと、悪魔の名前なのと、エビちゃんが甘い物が好きな設定なのが原因
『ファゴサイトーシス』は『食作用』という意味があり、『甘い物を食べたい』という雑なネーミングから来ている。
ちなみに魔族にとって『エヴィリン』は男性の名前なので、魔族の前で彼女が『エヴィリン』と名乗ると、親に男の名前、それも最後の魔王の名前を付けられた可哀そうな子と思われる。
いわゆるキラキラネームなのだが、本人は自分の名前なので全然なんでそんな目に合ってるのか理解できてない。
また魔族の王家であるファゴサイトーシス家の最後の末裔で、今はソフィの実家のフシ町の町長家の長男のラクトと結婚しており、着々と子孫を増やして魔王家の再興をしようと頑張っている。
実はファゴサイトーシス家はかつて金星の文明の統治者、つまり王家だったのだが金星·····魔族語で『サイトーシス』と呼ばれていた惑星に住めなくなったため『ファゴス家』と『エンド家』と『ピノス家』の3家に分かれて惑星移住船に乗り込み、他の惑星へと逃げて行った過去がある。
今いるこの小説の舞台となっている惑星は元々は非干渉という事になっていたが、大量の人々を乗せた宇宙船が長持ちするはずもなく、非常事態という事で隣の星に移住した。
魔王城はその時の宇宙船を改造した物。
また、彼女は前世で魔王軍を率いていた·····という事になっているが、実は戦ったのは勇者たちくらいで戦争にはほとんど参加しておらず、叔父に力を利用されていただけという悪役とはいいがたい存在だったが、校長先生のミスで股間に聖剣をぶっ刺されてしまい、ソフィ同様に男としても生物としても死んでしまい、死ぬ直前に色々やって何とか復活することに成功した。
·····3600年後に。
復活後は力が失われてしまって散々な目にあい、奇跡的にソフィの元にたどり着いて一命をとりとめ、それ以降は彼女と一緒に行動していた。
ちなみに口調は偉そうないわゆる『のじゃロリ』だが、実は一人称はワシな事に変わりは無いが『~のじゃ』は素ではない、転生後ちっこくなって威厳が無くなったので同世代のソフィとかにナメられないように威厳がありそうな口調をしていたからこうなった。
今更変えるのなんて無理だと思ったらしく、今もこの口調を継続中で素になり始めている。
ただ時々むりやり『~のじゃ』と付けようとするので変な口調になる。
また、ソフィが『統一人類語』から翻訳する際にこの口調にしているが、実際の所は古風な喋り方をしているため『〜のじゃ』とは言っていない。
·····が、日本語を覚えてからは普通に言っている。
ソフィの前世の姉の穂乃花とは前世で姉弟だった。
何故かどっちも転生していたし、なんだかんだ2人ともソフィと関係があるという変な関係。
名前:『フローリス・アマイモン・ファゴサイトーシス』
名前:『フローリス・シュテイン』
愛称:『フロウ』
誕生日:11月10日
エヴィリン・アマイモン・ファゴサイトーシスとラクト・シュテインの娘で、一度滅びた魔族の王家であるファゴス家の跡継ぎであり、フシ町の町長家の長男の娘でそのうち町長になる予定·····かもしれない。
髪の色はラクトよりも薄い銀色に近い金髪、プラチナブロンドで少しクセッ毛気味でエヴィリンの遺伝子を受け継いでいる。
また人間と魔族のハーフだがアマイモン種の特徴で産まれてくる子が99.9%以上の確率で純魔族として生まれてくるため、フロウも母親同様に黒紫色の角が生えている。
父親と母親の遺伝子は受け継いでいるが、生物学上では純魔族。
ただフシ町の町長家の長男の娘なので家督を継がなければいけないが、差別は減ったとはいえ純魔族が町長になるのは少し面倒な事になりかねないため、ラクトとエヴィリンの『ファゴサイトーシス』とソフィとフィーロの『シュテイン』の二つの家に形式上では分家し、二つの家で町を治めようかという話が出ている。
名前はもう魔王家を二度と絶やさないという願いを込めて、繁栄を意味する『Flourish』と、日本語で『不老』から名付けた。
ついでに、かつて魔族が金星に居た頃に交流があったとある宇宙人の『不老と繁栄を』という挨拶も元になっているらしい。
ソフィ曰く『バ〇カン人ではなかった』との事。
ただ会った人がたまたま小説には出しちゃアカンくらい似てたらしい。
名前:『ミカエル』
別名:『白石 美花』
身長:139.8cm
体重:34kg
髪色:くすんだ金髪
瞳色:ブルー
好きな食べ物
やわらかいコーンフレーク、おにぎり、寝転がって食べられるもの
嫌いな食べ物
おおきい料理、1口で食べられないもの、かたい食べ物
好きなもの
睡眠
嫌いな物
叩き起こされる事、睡眠の邪魔
口癖
『ん』
一人称:わたし
誕生日:9月29日
名前の由来はセラフィムの方の『ミカエル』ではなく『美花』という名前に天使を表す『〜エル』を合わせた名前。
実は防御に関してはソフィよりも強い·····どころか、元々作者が『ありとあらゆるキャラを超える最強のキャラを作る』というキャラを考えていた際、ソフィともう1人の候補として作られたため、作品のバランスを崩すほど強い。
でも総合的に見るとソフィの方が強い。
腰までのびる長いくすんだ金髪が特徴で、常に眠たそうな顔をしている·····というかいつも寝ている寝坊助なキャラ。
起きていても喋るのも面倒なためほとんど喋らず、じゃべっても「ん」の一言だけで済ませる事が大半。
一応日本に彼氏というか養ってくれている人が居るらしいが、誰かは不明。
ソフィとは違う『第二種魔導永久機関』の『CLOS×S Over Drive』を内蔵した造られた天使。
本当の名前は『ミカエル型共鳴防衛障壁展開システム及び超高出力第二種魔導永久機関搭載疑似熾天使試作0号プロトタイプ『X』』で、本物の熾天使の遺伝子から培養された存在だが、神外未知の第二種永久機関を搭載されたことでシステムが暴走し、熾天使をも上回る力を得ている。
ただし性格は寝坊助のめんどくさがりなので、やる気にならないと赤ちゃんに負けるほど弱い。
第二種魔導永久機関は外部からのエネルギー供給が必須だが、入力されたエネルギーXを『(X*X)*(X*X)』倍にするという途轍もない増幅が可能な永久機関となっている。
ちなみに瞬間的な出力はミカエルの第二種魔導永久機関で、汎用性と持続性に関してはソフィの第一種魔導永久機関といった関係。
それを用いて本気で攻撃を行うと、軽々惑星を切断できる『神撃』を放つことが可能となる。
更に『神盾アイギス』はソフィでさえ油断させないと貫通できない防御力を誇る。
また2人が連携すると、ソフィが魔力を創出、それをミカエルが過剰増幅、更に制御不可能なレベルのそれをソフィが制御する事でSF兵器どころじゃない威力の攻撃が可能となる裏設定もある。
◇
【作中の舞台の説明】
【4次元██空間内内包3次元立体世界分類64937宇宙第3512450721√並行次元】
この小説のメインとなる世界線で、ソフィと女神ガイアが管理する3次元世界で、メインの管理者はソフィ、所有者は一応ガイア。
ちなみに██は人間では認知も発音も理解も出来ない四次元の言葉で、二次元平面、三次元立体のような、X次元○○の○○に該当する言葉。
しいて言うなら『超立方体空間』かもしれない。
詳しく説明すると『4次元██空間の内部に内包された、三次元立体世界の分類64937宇宙の第3512450721番目のルート分岐を行った並行世界』となっている。
ソフィの前世の世界は
『4次元██空間内内包3次元立体世界分類64936宇宙第391277√並行次元』
となっており、分類ーーー宇宙の数字が近いほど似ている世界が広がっており、第ーーーー√並行次元の数値が近いほど非常に似ている世界となっている。
【地球(仮名)】
ソフィが名付けた地球の並行世界版の惑星。
表面積は地球の1.5倍の約7億6500万㎢、半径は約1.25倍の7800kmとなっているため、ほんのちょっと大きく見える(※地球の表面積は5億1010万㎢、半径は6371km)。
ただ自転速度もその分上昇しており、1日は24時間(※24時間で自転1周する)となっている。
大陸の配置などは現実世界とほぼ同じだが、多少のズレがある。
例えば東南アジアのフィリピン付近は物凄く巨大な円形の火山島になっており、周囲に外輪山のような島が多数ある場所になっていてエルフが住んでいたりするような感じ。
あとアトランティス大陸みたいなのがあるが、ムー大陸は無い。
また、アメリカ大陸とヨーロッパの間にある大西洋が通常の地球より比率的に広くなっているが、その中間にそこそこ大きい、オーストラリア大陸の半分くらいの大きさの大陸がある。
ソフィはこれをアトランティスと呼んでいる。
なお周辺惑星も全て1.5倍くらい面積が大きくなっているため、星の見え方とかに変わりはあまりないし、それどころか小さすぎた事で弊害が産まれていた惑星が激変していたりする。
簡単に言うと、見た目はほぼそのまま惑星とかが大きくなった世界となっている。
ただし動物や植物や山などはそこまで高さは変わっていないが、地質の作用で誕生した地形などはそれに応じて大きくなっている、例えばエベレストは1万mを超えていたり、後述するサークレット王国でも富士山やら飛騨木曽赤石山脈が巨大化していて、標高4000mを超えている。
更に魔物を含めるなら、1.5倍どころじゃないくらい大きくなっている魔物も居る。
ちなみに外惑星の生命体からの呼称は『惑星グロウヴ』となっている。
グロウヴの意味はラテン語で球体を意味する『globe』からきている、『global』といえば何となくこれが地球という意味だと分かるのではないだろうか。
【サークレット王国】
ソフィの2度目の生まれ故郷でこの小説のメインの舞台。
形状はほぼ日本で、地質などが多少異なる程度の違いしかない。
ただ、惑星と同じく例に漏れず1.5倍程度の大きさになっている。
使われている言語は『統一人類語』
統一人類語は魔族との大戦のときに人類が団結するために作られた言語で、一部の国のトップや指揮官などが使っていただけだが戦後に利便性が高いという事から共通言語として広く普及した言語となっている。
ちなみに硬貨にも同じようなモノがあるが、そっちは普及せず専ら国同士の取引に使われている。
また、大戦後にできた国なので自国の言語は無く、多少方言というか訛りがある程度か、元々あった集落で使われている独自言語がある程度。
ちなみに国が出来る前は魔族が住んでいたのでかなり魔族語に近いらしい。
数千年前の人類対魔族の大戦争の最終戦争地点で魔王城が存在している国で、昔は魔族が統治していた地だが、戦争に負けて和平交渉を終えてからは残った魔族たちは北の地に移住し、しばらくの間様々な国が合同で整備などを行っていた。
現在は建国から約1250年程度経っており、かつてこの戦争で戦っていた日本からの転生者の『加藤 郷美』がめちゃくちゃ頑張って故郷に似たこの地を整備し、サークレット王国建国に大きく貢献したこと、戦争の功績などを加味して、公爵家の爵位を貰い、黒部市付近に領地を貰って今は当主の座を子孫に譲って校長をやっている。
ちなみにサークレット王国の都市の一部には色々と彼女の手が入ってたりする。
王家は『サークレット家』で、サークレット平野の北にある火山カルデラ(日光-中禅寺湖に該当するカルデラ)に居た光の大精霊を見つけた一族の末裔。
かつて開拓がまだ行われていた時代に日照時間の不足による大規模な飢饉が起きかけたが、光の大精霊がしばらく国を照らし続けてくれた事で日照時間を確保できて大豊作となり、それ以来光の大精霊を崇めるようになったと言われている。
【フシ盆地】
現代日本でいう『甲府盆地』に該当する地域で、非常に強力な龍脈が存在する。
世界有数の魔法学校『マグウェル魔法学校』や鉱山町の『フシ町』がある場所で、街道もあるお陰でマグウェル街には人が多く住んでいる。
また、フシ町には大規模な鉱山があり、有益な資源を大量に算出しているサークレット王国の主要鉱山の一つとなっている。
ただ、場所が少し辺鄙なため他の町と比べると規模は小さめな田舎町っぽい感じになっている。
ただ龍脈の吹き出し口になっている関係で魔物が多くてしかも強い魔物が多いため、マグウェル街とフシ町、そして街道の合流地点に無名のキャラバン町がある程度しかない。
王都へ行くにはかなり遠回りをしないといけなかったが、どっかの誰かさんが東側の山を魔法でぶち抜いてトンネルを作ったので交通アクセスが飛躍的に良くなったため、フシ町にも人が増えた。
霊峰フシ山(富士山がモデルの成層火山)の山頂には世界最強クラスのドラゴン『レディクルス(ソフィ命名)』とその子孫のドラゴンが住んでおり、時々出てくるが人はあまり襲わないが、時々物凄い咆哮が聞こえてくる。
なおフシ山の標高は4000mを超えているため登るのがさらに厳しくなっているし、ドラゴンとか魔物も襲ってくるため普通登れない。
【フシ町】
治安の良さ:☆☆☆☆
住みやすさ:☆☆☆☆☆
利便性 :☆☆
この小説のメイン舞台その1。
サークレット王国の中でもトップクラスの鉱山町で、フシ盆地の北東の端にある山間の町。
日本で言うところの山梨県の甲府盆地にある山梨県と甲州市と笛吹市の境目あたり。
緯度経度で言うと『35°45’02”N 138°41’57”E』付近にある鉱山町。
人口は5万人ほどとこの世界ではかなり多い方で、よく栄えているが辺鄙な場所にあるため意外と平和な町。
田舎町で街道からかなり外れた位置にあるが、最近はソフィ・シュテインが開通させたトンネルのお陰で交通量も増えており、元々国が主導で作った最新鋭の鉱山町なので田舎町なのにかなり発展している。
町の中央を東西に横切るように川が流れているのと、東側にも南北に川が流れている合流地点がある。
最近は農業にも力を入れており、特に最近人気の米を栽培しまくっている。
町の北には鉱山となっている山々(モデルは奥秩父山塊)が望めるが、南にあるフシ山はギリギリ見えない。
ただ、盆地に出るとフシ山の標高が割と高いので見える。
地質としては多数の地脈がぶつかる地点なので複雑な地形になっており、様々な鉱物が産出し、採算が採れるレベルのものから珍しい物まで沢山の鉱物が産出する。
主要産業は鉱業と製鋼業で、鉱石の出荷と精錬加工も行っている。
採れる資源は
・鉄
・金
・銀
・銅
・チタン
・タングステン
・ミスリル
・オリハルコン
・アダマンタイト
・魔結晶
・水晶
・蛍石
・コランダム
・長石
・ベリル系鉱物(アクアマリン・ヘリオドール・グリーンベリル・ゴシェナイト)
・紫水晶
・柘榴石
・アズライト
・マラカイト
・ロードクロサイト
・ロードナイト
・クロム
・コバルト
・ニッケル
etc...
金と銀とオリハルコン、そしてミスリルは主にゴーレム産で、鉄と魔結晶の採掘などがメイン。
名物はそんなに無い、強いて言うなら『ソフィ・シュテイン』と『お米』と『魔結晶』。
この町の歴史は古く、現サークレット王国への移住と開墾が始まってから十数年後には既にここに村ができており、その村は『フシ村』と呼ばれ、砂鉄や砂金や魔石などの漂砂鉱床から資源を採取する資源探しを行っていた人物たちがフシ川を遡りながら探索を続けた結果見つけた鉱山の採掘や選別や精錬を行うための拠点として作られた。
そして長い月日が経過して魔結晶(魔導化コランダム)や魔導金属の鉱床が発見されると国主導の開発が始まり、フシ村周辺は再開発が進められ計画都市が作られることとなった。
ちなみに発見の原因とかは主にすぐ近くにできたマグウェル街のせい。
一応再開発の時にはゴタゴタがあったが、交渉を重ねて何とか再開発に成功し、世界各国から集めたり自国で開発した最新技術をふんだんに用いた精錬技術が使われた鉱業都市となった。
ちなみに規模的には町ではなく最早『街』というレベルだが、出来た当時は町と呼ばれていてそのまま使われている。
町の西側は一般人の住む住宅街があり、東側は工業地区、そして1番東に鉱山労働者の人達のための大人の町がある。
大人の町に関しては未成年の立ち入りは禁じられているが、お年頃の男女は必ず行ってるし皆暖かい目で見守っている。
ちなみに街道に1番近いのは東側で出入りや交通の利便性的にこっちに住宅街などがあった方がいいのではと思うかもしれないが、上流に鉱業地区を置くと鉱毒などの影響が出る可能性があるため上流に居住区が配置された。
夜の街は┻の形で流れる川の右上あたりの川と防壁に挟まれた狭い土地にある。
また、町の川から北川は領主の家があったりする高級住宅地で、そこを抜けると農業地区があり、そのあたりにソフィの家がある。
店は大きい物ではソフィの夫のフィーロの実家である『アルス錬金術・魔道具店』や、親友のアルムの実家のお店『ゴルド商店』などがあり、他にも未登場の普通のお店が多くある。
ちなみにゴルド商店は元々は鉱山で採取された鉱石や金属を運送する業者だったが、荷物を運んだ帰りに空になった馬車に商品を乗っけて持ち帰って売っていたら大成功して大きくなった商店で、割と変なものが安めで売ってるドン・キ〇ーテみたいなお店。
フシ町の中では川魚がとれてしかも美味しいので街中に簗場がある。
また町の中に南北に走る河岸段丘があり、高い方が居住区で低い方が工業区画となっていて、段丘の途中には家が建っておらず火を使う製鋼所や鍛冶屋などで出火しても市民の住む居住区に燃え広がらないようになっている。
そしてソフィの実家やシュテイン家の屋敷のある高級住宅街は河岸段丘と川に区切られたもっとも離れた位置にあるが、そのせいで行くのが少し大変だったりする。
スラム街などは無く、お金のない人向けの狭い土地が町の右上、風俗街の上にあるが他の町のスラムと比べるとめっちゃくちゃ治安がいい。
理由としては、フシ町には鉱山や製鋼所という働き先があり安定して収入を得られる場所がある事、警備隊が巡回していて犯罪が起きにくい(※もし起こしたら鉱山近くにある鉱山で働く犯罪奴隷の宿舎に入れられるため、あとクレイン中尉がめっちゃ統率してる)ため。
あとソフィが産まれてからやたら町に金が入ってくるようになり、生活保護なども行えるようになってだいぶ生活の質も上がった。
街の構造として、シュテイン侯爵家の屋敷からまっすぐのびる大通り沿いには有力な商店(ゴルド商店やアルス魔道具店など)が立ち並び、正面入り口から入ってすぐの場所に馬車置き場や厩があり、宿屋や飲み屋街が広がっている。
ちなみにアルス魔道具店はシュテイン侯爵家の屋敷の右にある通りにある従者たちの家に紛れて出張店があり、高級住宅街で使われている魔道具の修理や燃料となる魔石の販売を行っている。
そして少し進むと飲食店や魔道具店などの店が増えてきて、さらに先になると町民向けの商店が増えてくる。
また、その先には冒険者ギルドの施設と反対側に大きい治療院がある。
川を渡った先は高級住宅街や高級な物を取り扱う店が増え、行政機関も増えてくる(町長宅・侯爵家の屋敷など)。
実はフシ町のある場所には昔『フシ村』という村があり、鉱山の整備が進んで精錬施設などを作る際に拠点として拡張し始めてフシ町になり、鉱山の拠点にするにあたってフシ村から移設された河岸段丘上に新たな街が誕生した。
町の右上にあるソフィの伯父の家(旧シュテイン侯爵家宅)のあたりをよく見ると住宅が円形に密集しており、そこから村の名残りを見ることができる。
旧フシ村あたりには今も昔から住んでいる人たちが暮らしているが、新たな住民も入ってきている。
町の一番左側にある『プール』に関しては本来は貯水池なのだが、用水路に出すときにどうせ浄化魔法を掛けるので別に入ってもいいやってなってプールになっており、夏場は町民に人気のスポットとなっている。
ついでに下水も浄化魔法を掛けてから出しており、中央の川は意外と綺麗。
ちなみにこの貯水池を使わず井戸を使っている場所もある。
街道に近い方の左下の入り口の付近には武具の販売所が軒を連ねており、大半の店が北にある製鋼所から仕入れて加工を行って販売しているので価格が安く品質が高い事で有名で、わざわざ買いに来る人もいるほど。
また西に向かうと用水路が現れ、その先は貴金属取扱・ジュエリー取扱店が軒を連ねている。
その理由として、もし工場から出火した場合でも高価な道具の消失を防げ、更に魔法でこの川から水を供給して水の壁を展開し、燃焼を防ぐ防火壁となっているため。
ついでに河岸段丘もあるのでそこで完全に炎を食い止める二段構えとなっている。
鉱山で採掘された鉱石などは街道を北から下ってきて、川を渡ってすぐの鉱石集積場で一旦鉱石を集め、そこから各工場に鉱石を運び込んで精錬・加工を行うようになっている。
魔導金属類精錬施設が最新鋭の機材とソフィの実験台になった工場で、冷却に必要な水などを取り込んだ後、選鉱や精錬で出た有害金属を含む排水を浄化してから排出する仕組みが組み込まれ、アダマンタイトを溶かせる溶鉱炉も設置されている。
その隣にある製鉄所・多種金属精錬所では最も多く採れる鉄の加工や、有益な金属資源の精錬を行う施設で、取水・排水施設は共同となっている。
これもソフィ指導の元作り、有害な金属を排水から抽出する魔道具を通してから川に水がでるようになっている。
お陰で最近ではフシ盆地の環境がすこぶる良くなったらしい。
精錬所で作られた金属は、重量があり急な角度での方向転換が厳しい馬車のためにカーブを曲がりやすくした湾曲した道のある道路を通って地図下側にある武具や道具の加工工場や出荷場に運び込まれる。
加工された武具は金属資源と同じく町の左下あたりにある出荷場に持ち込まれて他の町へと輸出したり、下側に軒を連ねる販売店で販売したりなどしている。
鉱山労働者関連施設は主に鉱山で働く人たちの寮や食道や鉱山管理室などが一ヶ所に集まった施設で、運動場なども完備されている。
ここの近くには温泉施設や飲み屋街があり、夜になると帰ってきた鉱山労働者たちで賑わっている。
この工業区画は出火しても燃え広がらないよう工場などは建物同士がある程度離れているのだが、今の所ボヤ騒ぎがある程度で大規模に燃えた事は無い。
工業区画の上にある狭いエリアは大人の町で、娼館やキャバクラなどが軒を連ねている。
昔は無かったのだが、町が発展するにつれて鉱山労働者や冒険者などによる性犯罪が増えていって、更に労働者や住民や冒険者たちからもそういう施設が欲しいと懇願されていたため、渋々だが娼館などを誘致してある程度町と隔離を行った上で作られた。
まぁ隔離と言っても子供が行かないように見張ったり、犯罪者が居ないかとか違法に働かされてる人がいないか、違法営業をしている店が無いかなどを厳しく調査される程度で、フシ町の人々からの評価はまぁ普通くらい。
·····というか、この町で生まれた人は思春期になるとここへやって来てお世話になったって言う人も多いので、あんまり否定的な意見を出せないというのもある。
そう、子供が入らないようにとか言ってるけど割といってる子は多いし、誰しもが通る大人の階段の一つという認識なので、皆微笑ましく見守ってあげている。
一応道を踏み外しそうになったらコワモテな鉱山夫のおっちゃん達が脅しに来る、これもまた青春である。
ここにはラブホテルなんかもあってお年頃のカップルが入るのを時々見かけるけど、見てもウワサは広めないでおいてあげよう。
町の警備隊が特に厳重に昼夜問わず警備しているので、そういう場所であるにもかかわらず治安はかなり良い、子供がノコノコ入って来ても誘拐されない大人の町なんてここくらいしか無い。
安心・安全・普通の価格帯の三拍子が揃っているので、この地を訪れた冒険者なども時々見かける。
性病対策専門の魔法治療院なんかもある。
工業区画の出口付近に出荷場と書いてある場所があるが、実はフシ町の馬車の発着場にもなっており、大規模なキャラバンなどはこっちで発着し旅客馬車などはフシ町の住宅街側から発着するので多目的馬車発着場のような場所になっている。
また、住宅街側は入って右の建物がギルド出張所と他の町へ行く馬車の停車場になっており、ソフィが魔法学校に行ったときもこの辺りから出発した。(本当はもっと広げる予定だったけど間違って普通に建物を書き加えてしまった)
町長家はソフィの実家なのだが、町政の窓口とかは大通りを挟んで反対のちょっと大きい建物で行われていて、町長は基本的に自宅で書類の確認とかをやっているが、時々反対側の建物に行って色々やったりもしている。
ちなみにお手伝いさんのルーベさんの家はソフィの実家の右上の家で、20代の娘の家族と一緒に暮らしている。
お手伝いさんが住んでいるにしてはやたらいい家なのだが、理由はヒミツ。
めっちゃ固く口留めされてるから私の口からは言えない。
冒険者ギルドという文字の険の上にある川沿いの建物は梁漁をやっているお店で、川魚を多く取り扱っていてシーズンになると梁漁の体験なんかも出来る。
ちなみに下流には養殖場なんかもあるが、そこはこの店を含めた数店と町が合同管理している施設になっている。
町の北側にある建物が少ないソフィの家があるあたりは農業や酪農が盛んにおこなわれている地域で、ちょこちょこと農家の家がある程度で住宅街ではない。
フシ町の外周は壁で囲まれており、魔物の多いフシ盆地でも町が襲われないようになっているが、時々侵入される。
ただ、ソフィが産まれてからなぜか侵入を試みる魔物の数が減ったらしい。
食料などの長期保管のための氷室は河岸段丘を掘って作られており、何個か存在している。
鉱石集積場の文字で隠れているが船着き場が町を出てすぐの場所にあり、こちらは人の運送用の船が発着していて、資材の運搬などに使う船の停泊場は下流に別にある。
また、隣町のマグウェル街が魔法技術の研究開発が盛んで、更にその隣町のスワ町も含めたこの二つの町で魔道具の試験運用なんかが行われる事がよくあり、魔道具の街灯が開発された時は実用試験として置かれていた事もある。
なお現在はメンテナンスに手間がかかるため大通り沿いにしか設置されていないが、それでも夜中でも明るいため非常に助かっている。
ちなみに名前についてだが、フシ町が正式名称で、フシ町ではない。
名前の由来はソフィが死なない事で『不死』と『不死鳥』、富士山がモデルの山の近くにあるので『富士=ふし』の二つを掛けたダブルミーニング。
【マグウェル街】
治安の良さ:☆☆☆☆☆
住みやすさ:☆☆☆☆
利便性 :☆☆☆
この小説のメイン舞台その2。
フシ町と同じくフシ盆地にあり、現代日本でいうと南アルプス市にある『市之瀬台地』全域がマグウェル街となっている。
緯度経度でいうと『35°36’18”N 138°26’20”E』あたり。
世界有数の魔法学校『マグウェル魔法学校』が存在し、多数の有名な魔法使いや学者が排出された名門校にあやかって魔道具店や魔法素材店や杖屋や本屋といった物を取り扱う店が非常に多いのが特徴。
当然のことながらマグウェル魔法学校の校長である『サトミ・ド・ウィザール』こと加藤 郷美の手が加わりまくっていて、なろうによく出てくるヨーロッパ風の街並みになっている。
本人は『中世ヨーロッパを目指した』と言っているが、実際は現代日本+近世ヨーロッパな感じの街並みで、更に服も伝統的な衣装というよりかは校長先生監修の日本のカジュアルファッションみたいなのが流行っているせいで日本人が見ると『·····ん?』ってなる街並みになっている。
マグウェル街から日本要素を減らすとフシ町っぽくなる。
フシ町より街道に近い場所にあるため必然的に人が多く集まるのでかなり大規模な街になっている。
また、フシ町で採取された魔結晶が運ばれてきてここで魔道具に加工されたり販売されたり魔法の触媒になったりと色々使われていて、冒険者もよく集まるのでフシ町で作られた武器類も売っているが、運搬コストで高くなっているのでぶっちゃけ二日掛けてフシ町に行った方が安いしオーダーメイドも受け付けてくれているからそこまで多くは無い。
金属・貴金属加工や金属製品の購入に関してはフシ町、魔道具や書物や魔法用具の購入ならマグウェル街といった認識でギルドや町もそれを推奨している。
街の名前の由来は魔法使い達を意味する『Magus』と、魔法学校があり魔法を上手に使えるようになるという願いを込めて『well』という二つの単語を合わせて『MagusWell』→『MaguWell』になった。
なので正しい発音は『マグㇲウェル』といった感じだけどマグウェルと呼ばれている。
マグウェル魔法学校は世界有数の魔法学校であると同時に、この国トップクラスのお嬢様学校(男女共学)なので貴族の子や有力な商人の子が多数入学しており、警備もかなり厳しくなっている、というか町全体がバカみたいに警備が厳しいので人が多く訪れる場所だが治安は物凄く良い。
·····ただ、学生目当ての誘拐事件は毎年のように発生している。
マグウェル魔法学校はソフィの同級生に次々期女王と公爵家令嬢が居るくらいすごい名門校で、主人公のソフィはシュテイン侯爵家のコネで入学した。
魔法学校の学生用の寮が多数あるため、街を歩くと絶対に最低10人以上は魔法学校の学生を目撃するほど子供の数が多い。
また、魔法学校を抜きにしても普通に発展していて物資の流通も良いため物価も安く非常に暮らしやすい町となっている。
名物は魔法学校の学生と魔法関連用品。
町の中には庶民区画と貴族区画があり、貴族の子供が学校に入学する際に寮ではなくこちらに住む生徒も少なからず存在するため貴族の屋敷が特に多いのが特徴。
そして貴族や有力な商人などの子供が多く集まる街のため、治安悪化につながる貧民街は存在していない。
ただし、フシ盆地の街道の合流地点にある街は治安は良いがスラム街のような町が存在しており、交通と流通の要所なので犯罪には厳しいがお金のない人はそこに住んでいるというパターンもある。
マグウェル街のある台地の外には広大な農地が広がっており、毎年物凄い量の作物が収穫されるのだが、大半が学生に食べ尽くされるので輸入もしている。
この農地には世界でも数少ないS+ランクの魔物『モフウサ』という魔物が生息しており、マグウェル街のマスコットキャラクターにもなっている。
その特徴として、とにかくモッフモフなアンゴラウサギのような毛並みをしており、全身から常に浄化魔法が放たれていて野生の兎のクセに常に綺麗でフワフワでいい香りを保っている愛玩魔物という点がある。
·····あるのだが、可愛すぎて誰も倒せず、倒したらファンクラブの方々に物凄い事をされるという噂まであり、誰も倒せないためS+ランクに指定された。
ちなみに決定打となったのはマグウェル魔法学校の校長をしているSランク冒険者が倒しに行ってモフモフに魅了され、ペナルティも恐れずSランク冒険者の名に泥を塗るのも恥じずに辞退したた事から、Sランク冒険者でも倒せない魔物=S+ランクとなった。
モフウサの毛皮で作ったコートは永遠にその美しさと柔らかさを保つと言われているが、街で着ていたら確実に怨まれるし、基本流通禁止になっていて、事故死したモフウサ等から集めた毛皮で作られたコートが王城にあるという噂程度しか存在していない幻のコート。
なお、放置していると増えすぎて野菜を喰いつくされるため、モフウサ専用の農地がある。
·····農地というかふれあい広場になっていて、マグウェル魔法学校の生徒の憩いの場になっている。
モフウサにあげられるエサ代は平均して150円で、ぶっちゃけ農家をやってるより儲かるらしい。
ちなみにモフウサは口が悪い(※ソフィ談)
街の西側は山となっていて、山を越えなければ弱い魔物しか居ないため生徒たちの魔物討伐の練習場になっている。
また、更にその奥には『キノコ神拳道場』という究極の神拳の魔物修行道場があるとか無いとか·····
そしてこの町は非常に珍しい扱いを受けており、なんと統治する貴族が存在しない町となっている。
ただ、校長先生であるサトミ・ド・ウィザールがウィザール公爵家の初代当主で現役のため、実質的な統治者となっている。
ちなみに、書面上ではマグウェル街はウィザール家の領地の飛び地で、王都の飛び地でもあり、王族とウィザール家が共同管理する半国有地のような扱いになっているらしい。
【王都サークレット】
治安の良さ:☆☆☆☆
住みやすさ:☆☆☆
利便性 :☆☆☆☆☆
この小説のメイン舞台であるサークレット王国の首都
位置は日本地図で言うと山手線の内側(大きさ1.5倍)くらいの大きさで皇居とほぼ同じ個所に王城がありそこを中心として発展した街となっている。
比較的最近できた(1200年くらい)国で、魔族との大戦争の後に各国が共同で作った国であるため様々な国の様式が混ざり合い、更に最新技術などが沢山集まったため最新鋭の街となっていた。
今は技術の進歩と共にちょっぴり古い町並みくらいのイメージだが、蒸気機関もまだマトモにできていないのでぶっちゃけほとんど変わらない、古い町並みと言われているのも当時の流行を詰め込まれたせいで、他の国からすれば1200年前の流行をそのまんま残してるように見えてしまう。
ただ国として長く続けてきたため、ここ数百年ではサークレット様式として認められている。
王城は遥か昔、3600年前に現マグウェル魔法学校の校長で、かつて魔王と戦っていた勇者パーティの一人のサトミ・ド・ウィザールが魔法攻撃で地中から物凄い岩塊を引っ張り出した盤石な地形の場所に建っている。
王城の東側は貴族たちの屋敷が軒を連ね、高級なお店も立ち並ぶ銀座とかそういう感じの町になっていて、実質的な冒険者ギルドの本部である冒険者ギルド王都支部もそのあたりにあり、サークレット教の一番デカい教会もここにある。
なお、両者共に本部は別の場所にあり、冒険者ギルド(正確には『サークレット王国冒険者ギルド』)の本部は割とガチで広い王城の敷地内、サークレット教の教会本部は日光あたりの山奥にある聖地のすぐ近くにある。
〜かつて『TS賢者は今日も逝くっ!』と呼ばれていた、とある小説の設定より〜