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つれづれな詩たち

芽吹き

作者: 風蘭

光に向かって伸びる

手をかざすように

何かを望むように

風にそよぎ

風に歌う

命のさざめきを拾って

まっすぐに

ひたむきに

先へ先へ伸びていく


命と未来と希望と

ありとあらゆるものを詰め込んで

いつか訪れる実りのために

芽吹く


風にそよぎ

風に歌う

あらゆる命の音を包んで

季節が巡りくる

雨と大地と願いと

いつか訪れる実りのために

芽吹き 育つ

目覚める命の音に耳を澄まして


願い祈り望む

この声がどうか届くように

歌い笑い踊る

全ては再生の刻だ


待ち望んだ春よ 春よ

私の願いよ

どうかこの芽吹きを

寿ぎの春よ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 初めまして、竹目樹本と申します。 素敵な詩を本当にありがとうございました。 爽やかで生命力満ち溢れた春への期待感を存分に感じられて、読後感最高でした。 始まりを予感させる高揚感伴う今の時期…
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