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プロローグ
「ん・・」
気づくとそこはとても暗くて、知らない小学校だった。
ここはどうやら、ただの「暗い小学校」では無く、廃校になった小学校であった。
どうして廃校になった小学校と分かるのかと言うと、私の今いるところは
「1ねん2くみ」
とひらがなで表記されていて、机もイスも小さかったのと、
床が破れていたり、窓ガラスが割れて、すごい汚いからだ。
「あ、あれ?どうして私、廃校なんかにいるんだろ・・?」
色々な考えが頭に入ってくる。
「さっきまで私・・何やってたっけ・・?」
その時私は、ある事に気がついた。
「私は・・・・・・誰?」