領主の館到着。
どうも、陛下ことエルガード・キリングです。
今、平民と共に領主の館に向かっています。
領主に直で話して直談判するはずだったのですが、実際どうやったらよいか、わからない今現在です。
考えている内に領主の館の近くに着いてしまいました。
領主の館は平屋であり、私の正面に大きな門がある。このくらいの村の領主にしては、大きいものであった。
「案内ご苦労であった、平民」
平民はエルガード・キリングの喋り方に戸惑いつつ、エルガード・キリングを心配したのか、心配した顔つきで返答にしてきた。
「いえいえ、それよりも本当に領主様に直談判するきですかい?」
私は堂々たる態度で、偉そうに返事をした。
「むろんだ、あの領主に一言言ってやるのだ。」
一層心配した顔で話を続けた。
「連れてきた私が言うのも何ですが、今から辞めるわけにはいけませんかい?」
「お主いちいちうるさいの〰、私が行くと言ったら行くのじゃ、これ以上喋ったら、怒るぞ。」
私は妙に心配する、平民の制止に嫌気が差し、無視し、領主の館に向かった。
私は100メートルほど進み、領主の館の門の前に着くと門を強く叩き領主を呼ぼうとした。
「おい、領主とやら、話があるこの扉を開けよ。」
何度か同じ言葉を喋っても門に人の気配がしないので、より大きな声で、領主のを少し罵るように喋った。
「お主、私が怖くて出てこないのか?、話があるから早く門を開けよ。」
何度か同じ発言をしていると、門が開きだし、30代ほどの鍛えられた肉体をもつ、男の執事が出てきた。
その男は冷静な口調で用件を尋ねた。
「私はここの領主に話があってきた。あとついでに人間としての道も教えてやるつもりだ。」
その男は依然として冷静な口調で話しを続けた。
「かしこまりました。我主にお伝えしましょう。ですが、ここの領主に対しての態度、少し改めていただきたい。」
「改めたら、領主に会わせてくれるのか?」
「領主の許可がおりたら、客間まで、ご案内いたします。
「わかったから、はよ連れていけい。」
生意気に奴め、気に喰わん。だが、実利を優先擦るためにやらねばならんな。我はなんと優秀なのだ!
エルガードル・キリングは変な微笑みを浮かた。
「かしこまりました。」
呼んでくださり、ありがとうございます。
ご意見ご感想ありましたら、お待ちしております。
ただいま傭兵が士官学校に入学する、物語も書いておりますので、良かったら読んでください。