国王陛下と宰相と温泉旅行
私の名前はエルガード・キリングです。
こう見えても、キリング王国国王をしています。
最近部下から、パワーハラスメントを受けています、
見てくれ、この書類の量、私が国王であるがために、
宰相、元帥は私に大量の仕事をさせる、
これでは、私の体がいつ限界を迎えてもおかしくないない。
「国王陛下、お仕事の方はいかがでしょうか?」
国王の部屋で仕事をしている私に、宰相は、ふてぶてし顔をさせながら、見回りにきた。
「このとおりだ」
俺は俺は自慢げに話してやった、今日は頑張ったのだ、少しは我を誉めい。
「左様でございますか、これが追加の資料になります。」
無表情のまま、宰相は少くなった書類の上に書類を置き、今までの努力が意味の無かったかのような衝撃を私に与えた、心が持ちそうに無かったので、涙目になりながら、話しかけた。
「宰相よ、書類の量を少しまけてくれんか?、これ以上やったら、心も体ももたん」
ふてぶてしい顔をしながら答えた
「いいでしょう、その代わり明日の休暇の温泉は無しと言うことでしたらな」
俺は沈黙し、意識が遠退いた。
「陛下、陛下いかがでしょうか?」
俺はやっと意識を取り戻し、再度宰相の言葉に耳を傾けた。
「でも、この量は少しきつすぎる、少しでよいからまけてくれ、そうすれば、全部の書類を確実に完成させよう。」
俺は一世一代の懇願をした。
「かしこまりました。残りの分は確実に頼みますぞ。」
無表情のまま、私の書類の中から書類を選定し、私の前から、その書類をとった。
私は、涙目になりながらも、少し安堵したような顔をした。
「あおおおおお、で温泉旅行はどこに行くか決まったのか?」
「はい、陛下、ここから50キロ離れたところにあります、ゲルド村が良いと考えております。あそこの温泉は、体の疲れに良いと聞いておりますからな」
俺は笑顔になりながら、話を聞いた
「そうか、では早速明日支度をせんとな」
楽しみだな明日の温泉どんな、とろこなんだろうな、それにどんな、美味しい物が食べられるのか、楽しみだ。
俺は少年のような、笑顔をして、明日の支度をしだした。
「陛下、支度の前にお仕事を済ませください、もし終わらなければ、明日の温泉は、無しですからな。」
ガーン、ガーン、ガーン
忘れかけられていた、現実を叩きつけられ、俺は床に倒れた。
呼んでくださりありがとうございます。
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他に元少年傭兵ですが士官学校に入学しますも連載中ですので、よろしくお願いします。
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