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ファンタジー·オンライン編
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·········迅は不思議な空間の中で意識を取り戻す。星空のような靄の中というのが適宜な表現と思えるそんな空間であった。
そんな中で現実のように五感がはっきりとあるのと同時に夢の中に居るような感覚もあるという何とも言葉に表せない現況を認識している最中で·······。
[こんにちは~~~！！]
「！？」
突如として背後から元気に声を掛けられた迅は全身を強張らせると同時に振り返る。すると眼前に小さな―――――。
「よ、妖精！？」
が、宙に浮いていた。
