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ファンタジー·オンライン編
そんなアルトを見て、フェアリーは益々表情を柔らかくするのであった。
「だからね? 親愛の証としてその剣を贈りたくなったの。·······迷惑、だったかな?」
「そんな事はないよ」
アルトは、はっきりと言い放った。
好意を向けられて嬉しくない人なんて居るはずがない。そう信じているアルトはフェアリーに告げ、その気持ちに応える為に剣をアバターに装備させた。
心無しか剣が輝き、アバターに箔が付いたように思えた。
「ありがとう。フェアリー」
彼女の顔を見て笑うと共に礼を告げるアルト。フェアリーも笑みを返して、互いに笑い合うのであった。
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アルトは円形に並ぶ7つの扉の前に立っていた。




