時間の大切さを知る
毎日を適当に過ごしてきた
毎日、毎日
似たような日々
それを変えようとも思わなかった
どうでもよかった
適当に生きて、適当に死を迎えるんだと
死ぬことも怖くなかった
さっさと死にたいとも思った
このつまらない毎日を繰り返すならば
人とのかかわりは大事だというけれど
何がどう大切なのかもわからないまま
目の前の一本道だけを
ひたすら真っ直ぐ歩いてゆく
その道の先に別の脇道が見えて
僕はそっちへ進むか迷った
暗いトンネルに続く道
僕はため息をついて
一本道の方へ戻ろうとした
すると誰かが僕の腕を掴んだ
振り向くとそこには見知らぬ君がいた
驚いた僕は少し戸惑ったけれど
君は笑顔でペラペラといろんな話を聞かせてくれた
君の話はとても面白かった
夢中になって聞いていると
いつの間にか君と一緒に
脇道を抜け、暗いトンネルも通り過ぎている
笑顔で話す君との時間は
あっという間に過ぎていく
もっと話していたい
もっと一緒にいたい
もっと笑っていたい
それまで時間なんか気にしたことがなかったのに
早く過ぎ去ればいいと思っていたのに
怖いものも何もないと思っていたのに
君と過ごす時間が愛おしくて大切で
失いたくなんだ
君と出会って
僕は時間の大切さを知った
同じような日々の中で 時間の大切さを君が教えてくれたんだ