第38話 『果て無き道』の中 2
このダンジョンに入ってかなり経った。
時間はわからない。
だって、この世界、時計とかないんだもんだから、ダンジョンの中にいる時なんて分かりっこない。
でも、メルナにはできず、俺ならできる攻略の仕方を見つけた。
「いや~、便利だね~、その『形闇』を使うやり方~。私もそんなことが出来ればよかったのにな~」
『形闇』を使うやり方とは、『形闇』で創り出した闇をダンジョンのフロアに這わせていって最短ルートを見つけ出すというものだ。
「へぇ~、前に挑んだ時に思い付かなかったの?」
「まあね~、百層越えたあたりでむきになっちゃってさ~、スキル使わずに行っちゃたんだよ~」
「百層越えるまで気付かなかったんだ」
「いや~、恥ずかしい」
メルナは頬を少し朱くして言う。
かわいい
「それで、前に挑んだときは何層まで行ったんです?」
「そのときは150層だね〜」
「すげー行ってた」
「それをこんな短期間で超えられそうとはね〜」
「そろそろ145層ですしね」
ここ相当めんどいのにそこまで行ったのもやばいし、最終層はいったい何層なんだよ。
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175層
「ここがボス部屋?」
「そんな!そんな!あとちょっとだったのにー!」
メルナが床に崩れ落ちて絶叫している。
「だ、大丈夫ですか!」
「大丈夫、致命傷」
余裕なのかダメなのか迷うな。
「ま、まあ、い、行きますよ。扉開けますね」
「どうぞ〜」
余裕そうじゃねえか。
モチベがまったく上がらず、読み専に戻ってました




