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召還されたら魔王城  作者: 荊華
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第17話 決闘

属性の氷を消しました。

決闘を行うので兵士の訓練場を貸してもらった。クラスメイトたちが見ている。


「僕が勝ったらこのまま城に留まってもらうぞ」


「ああ、分かってる。俺が勝ったら口出しするなよ」


「無論だ!」


「審判は私が執り行う」


審判は学徒がするようだ。


「両者、尋常に···初め!!」


「うぉぉお!」


勇輝が突っ込んできた。それを躱す。


「な!」


勇輝が転んだ。躱した時に足を引っかけていたからである。


「まだまだ!」


勇輝が剣を振るう。


「よっ」


剣をそらし、腹を殴る。


「ふぐっ」


剣を落とし、腹をおさえうずくまる。


「おいおい、武器を落とすなよ。決闘だからいいけど、魔物とかが相手だと死ぬぞ」


「そんなへまはしない」


「今、してる」


斬りかかってきたため、『形闇』で止める。


「なんだこれは!」


「形闇、矢闇が変化したやつ」


「卑怯だろ!」


「スキル使ったらダメとか言ってないだろ。それに攻撃してないし···」


「ぐぅ」


「なんかお前焦ってない?」


「なわけないだろ。『限界解除:将』」


身体能力が上昇し、拘束を破壊する。


「『オーバーエネルギー』!」


「なにそれ!」


さらに身体能力と魔力が上昇し、斬りかかってくる。

さすがにまずいので、『闇物生成』を使い剣を作る。

剣で勇輝の両腕を切る。


「あ、あ、」


血が滴る。激痛からか『限界解除』が解除される。

俺は勇輝に剣を突き付け、


「これでいいだろ。俺の勝ちだ」


「勝者、終!」


学徒が勝利を宣言する。

その直後、篠口が駆け寄り勇輝の腕をくっつけた。


「さっ、これで文句ないな。では、さらば」


メルナの真似をしてみた。


「待て」


勇輝が止める。


「何?」

まだなんかあるのか。


「なんでそんなに強いんだ?」


「簡単なことだよ。崖下の森が下位の森より7、8倍強いだけだ」


「なっ!」


「だから、強いんだ。もう止めるな」


そして俺は訓練場を出ていき、魔王城を出て旅に出た。訓練場を出る間際、勇輝が憎々しげ睨んでいた。



誤字脱字があれば教えて下さい。

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