表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/18

『プロローグ』

「俺、好きな人ができた」

「は!?」



ある日、主人公の(たちばな)真人(まひと)は親友の藤本(ふじもと)孝平(こうへい)から唐突な告白を聞くことになる。

最初こそ驚いた真人だったが親友の恋を応援し、アドバイスするのだった。





別の学校では件の人である佐倉(さくら)真宵(まよい)が親友の白石(しらいし)咲希(さき)に決意を伝えていた。



「私、あの人と友達になる」

「!?」



感情の種類こそ違うもののお互いが交流を深めたいと思っており、その恋路は順調なものになるかと思われたが――




「ダメよ! そんな男と友達になるのはやめなさい」




――その関係を邪魔する者が身近に存在した。





ある時、真人と咲希が相まみえる。



「私はあの男の存在を許すつもりはないわ。あの男は真宵に近づく害虫よ」



咲希は自身が見極めできていない者が真宵に近づくのを容認しなかった。

邪魔させるわけにはいかないと真人は提案を持ちかける。



「いい考えがある。オレが孝平のことを教えるからしばらく見守ってみないか?」



最初は拒否していた咲希だったが、最終的にそれを受け入れた。





元々男嫌いである咲希。

そのため孝平だけでなく真人への態度も厳しいものだった。



「あんたと私は契約関係よ。調子に乗らないことね」


「あんたのことなんてどうでもいいわ」


「キモ、何言ってんのよ」




しかし、交流を続けることでその態度にも変化が生まれる。




「……ありがとう。とても感謝してるわ」


「あんたが相手なら仕方なく我慢してあげるわよ」


「その……橘って呼ぶようにするから、あんたもちゃんと私のことを呼びなさいよ」




これは親友の恋路を応援しながら見守るお話。


そして、成就させるべく裏で奮闘する主人公と邪魔しようとする相手方の親友とが打ち解け、関係が変わっていくお話。





「た、橘って彼女いない……のよね?」

「そうだが? オレに彼女なんてできるかよ」

「そ、そう。いないのよね。……できると思っているから聞いてるんじゃない」

「?」


【作者より】


ご拝読ありがとうございます。

少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


もし続きが気になった方は今後ともお付き合いいただけたら嬉しいです。

感想、レビュー、ブクマ、評価等お待ちしております。

ぜひ皆様の声をお聞かせください。


よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ