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終末少女-アダルトチルドレンの青春日記-
#1 回想
私は生まれてから1度も親に褒められたことがない。
何故なら望まれて生まれなかったから。
親が避妊に失敗してできた子
いわゆる失敗作だ。
こんなことを言う私もどうかしているのだが...
そのため親からの扱いは酷かった。
家では毎日暴言 愚痴を聞かされた。
暴力も受けた。
「それは間違っている」と言うことを許されない環境。
子は親に絶対服従という狂った価値観
理不尽な説教と暴力で私の気力は失われていった。
人生でいうハズレくじを引いてしまったのかもしれない。
外では自分に自信が持てない身体になった
自分を認めることが出来ない。
常に他人の目が気になっていた。
そして怖かった。
いつか裏切られる
自分を傷つけるかもしれない
その事が頭に浮かんでいた。
そんな私を見て親はこう言う。
「お前みたいな奴が社会で通用すると思うなよ。クズが」と
ある意味脅迫である。
一時期暴力や暴言を証拠として残せば訴えられるのではと考えていた。
しかしそんな事をしても無駄だと諦めてしまった。
本当は親に認めて欲しかった。
そして憎かった。
自分を愛してくれなかった親
自分を大切にできない自分
満たされているように見える他人
全てが憎かった。




