虚無の世界と惑星テラフォーリア
太古の昔、この虚無の空間に、落ちてきた一柱の絶対神と、空間に取り込まれた小さな銀河を創りあげた創造神『クインメシア』と、破壊神『ダークメシア』の三柱が共同で創った世界。もともと世界のはずれにある空間にある世界のため、これといった名称は存在してなく、その空間の名称をそのまま名乗っている。
元々、虚無の世界では、生命が存在できなかった虚無の世界だったが、この三柱の努力によって、生命を育む環境環境が整えられて現在に至る。
テラフォーリアとは、この最初に落ちてきた銀河の中に存在する恒星系に属している惑星の1つで、三柱にによって、一番初めに落ちてきた者たちの安住の地として、入植が開始された惑星でもある。ちなみに現在では、この銀河系内の生命体が住める惑星を中心に、数百ほど入植惑星が存在している。
そのため、1つの惑星ごとに、種族数20~50億程度に、生命体を分散(均等に配置させるため、同じ種族でもランダムに各惑星に振り分けられている)させて配置を行っている。その中で知的生命体の種族数は2~4程度となっている。
惑星テラフォーリアは、一番最初に入植が行われた惑星ゆえ、様々な文化や技術とかが入り混じっており、そこに唯一VRMMO『リアルメーカー』の世界概念が、概念を構成する架空世界ごと次元の裂け目より取り込まれてきた。
もともと固定化されていない架空の世界と概念であったそれらは、この虚無の空間に固定化されたこの世界の概念と似通っており、ごく自然に世界の中核と融合。
この世界同士が融合する際、架空世界の概念が不安定な世界故、安定しているこの世界の概念に合わせて自らを改変する。
架空世界の神々の持つ権能は、この世界に存在する自らの権能と類似の権能を持つ神に取り込まれていく。
架空世界が持っていた構成概念は、この世界の構成概念と融合し、新たな構成概念を構築。その結果、生命に取り込まれて成長してきた『マナ』が、『魔力』として生命体の体内で変革を起こす事になる。
そして、架空世界に存在した魔法と呼ばれる概念現象が、この世界に誕生する事になる。
このゲーム内に存在しているスキル習得条件さえクリアー(それぞれのスキルに対し、専用のクエストが存在している)できれば、どんなスキルでも問題なく習得する事が可能になっている。
しかし、『クエストを発生される固定の存在』がいないため、クエストの発生条件もゲームとは異なっている。最初のうちは、この『クエストを発生される固定の存在』の事も、この世界に住まう住民は理解できており、それぞれが必要と思われているスキルを独自で習得していた。しかし、文明の興亡を繰り返すうち、その事も失伝していったため、現在ではクエストの存在すら誰も知らなかったりする。
また、文明の興亡の中で、魔術はそれぞれの文明時代において、急速な発展を繰り返し、また滅びの原因の1つともなっていく。
そして、文明の興亡の末、当初は知的生命体のすべてが魔術を使用できていたのが、いつしか一部の保有魔力量の多い者しか使用できなくなっていく。
そして現在、魔法と呼ばれる概念現象は、クエストによる習得ではなく遺伝による習得しか、魔術の使用できる環境にはなっていない。
この事実故、現在魔術師と呼ばれている者たちの地位はとても高く、王家ですら各個人の意向を無視して取り込む事が出来なくなっている。