誕生
はい、前までのは消しました。
迷惑をかけて申し訳ありません
ま・・・まずは情報収集だだだ
目の前の角二本はやした美人が俺の母親か・・・?
ならばその横のいかついのが父親か・・・
声を上げようとしても耳に届く自分の声らしきものはまさに赤子の泣き声のそれである。
どうやらこれは事実らしい
そう仮定付けた俺は周りを眺めようとする。
しかし首の座ってない赤子の体では自由に動くこてはできず母親の胸の中にさらに顔をうずめるだけになる。
そして耳に届く笑い声を聞きながら抗いがたい眠気に体を任せた。
目が覚めると薄く緑がかった天井が目に入る。
どうやらベッドに寝かされているようだがあることに気づく。
思ったように体が動くのだ。
首もスムーズまでとは行かないが動くしハイハイぐらいならできそうである。
眠ってから長くても10時間だとしても凄まじい成長の早さである、流石鬼といったところである。
そしてすごいと思ったのは文明の利器が元の世界と同じくらいあふれていることだ。
時計に電話?のようなものに始まり俺の腕には脈数を測る機械によく似たものが巻かれている、ベッドにいたっては半固体の水としか形容できないほどやわらかく心地のよいものだった。
「あっ!アッシュちゃんおきたの?」
母親らしき例の人物が近づいてくる、どうやら母親確定のようだ。
どうやらアッシュというのが俺の名前なのだろう。
ちなみにちゃん付けで呼ばれたが俺は男である、股にある例のぶつは確認済みだ。
正直前世の記憶がある以上困ることは早々ないはずだ・・・
「じゃあご飯にしましょうねー」
前言撤回大ピンチである!
いくら母親であるとはいえ前世の記憶を持った状態で授乳されるのは精神に来る。
・・・・いやただ美人にされるのが恥ずかしいだけですハイ
どうする!!?このままでは尊厳というものが・・・・・!?
結論から言うと無理だった・・・
必死の抵抗も無駄で結局・・・・うん・・・
次からはきっと人口ミルクであることを期待していると次なる脅威がやってきた。
そう尿意だ。
そして俺は、もはや悟りを開いた層のように穏やかに、心を無にしたのだった。
やっぱ楽をしてはいけないということか。