表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先のほうが遥かに発展している件について  作者: ムラビトC
第一章すべての始まり
2/3

誕生

はい、前までのは消しました。

迷惑をかけて申し訳ありません

 ま・・・まずは情報収集だだだ

 目の前の角二本はやした美人が俺の母親か・・・?

 ならばその横のいかついのが父親か・・・

 声を上げようとしても耳に届く自分の声らしきものはまさに赤子の泣き声のそれである。


 どうやらこれは事実らしい


 そう仮定付けた俺は周りを眺めようとする。

 しかし首の座ってない赤子の体では自由に動くこてはできず母親の胸の中にさらに顔をうずめるだけになる。

 そして耳に届く笑い声を聞きながら抗いがたい眠気に体を任せた。


 目が覚めると薄く緑がかった天井が目に入る。

 どうやらベッドに寝かされているようだがあることに気づく。

 思ったように体が動くのだ。

 首もスムーズまでとは行かないが動くしハイハイぐらいならできそうである。

 眠ってから長くても10時間だとしても凄まじい成長の早さである、流石鬼といったところである。

 そしてすごいと思ったのは文明の利器が元の世界と同じくらいあふれていることだ。

 時計に電話?のようなものに始まり俺の腕には脈数を測る機械によく似たものが巻かれている、ベッドにいたっては半固体の水としか形容できないほどやわらかく心地のよいものだった。


 「あっ!アッシュちゃんおきたの?」


 母親らしき例の人物が近づいてくる、どうやら母親確定のようだ。

 どうやらアッシュというのが俺の名前なのだろう。

 ちなみにちゃん付けで呼ばれたが俺は男である、股にある例のぶつは確認済みだ。

 正直前世の記憶がある以上困ることは早々ないはずだ・・・


 「じゃあご飯にしましょうねー」


 前言撤回大ピンチである!

 いくら母親であるとはいえ前世の記憶を持った状態で授乳されるのは精神に来る。

 ・・・・いやただ美人にされるのが恥ずかしいだけですハイ

 どうする!!?このままでは尊厳というものが・・・・・!?


 

 結論から言うと無理だった・・・

 必死の抵抗も無駄で結局・・・・うん・・・

 次からはきっと人口ミルクであることを期待していると次なる脅威がやってきた。

 そう尿意だ。



 そして俺は、もはや悟りを開いた層のように穏やかに、心を無にしたのだった。

やっぱ楽をしてはいけないということか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ