転生?
暇つぶしなのでこちらのほうがゆっくりになります
もしかしたらこっち主軸になるかも
俺こと坂田 銀はガタイがいいこと意外はただの高校生だといえる。
平凡な家庭に生まれて、仲のよい友人と遊び 学び、金太郎にちなんだあだ名で呼ばれるただの高校生だった。
ただ普通でなかったのは夏休みに図書館での勉強帰りに火事の現場に遭遇したことだろう。
田舎といっても過言でないこの町では消防が来るまでそれなりの時間が要する。
それを理解していたのがいけなかったのだろうか。
窓にもたれかかって苦しそうにしている子供が見えた。
自分でも何をやってるんだかとバカにしたくなる。
近くの川に突っ込んで体を濡らして突入した。
まわりの野次馬が止めようとしている声が聞こえた。
それでも助けなければ
子供の苦しそうな顔に動かされるような偽善者ではあるがここまで来てやめるのはどうしてもできなかった。
それから覚えているのは二階の窓から子供を野次馬の中に放り、自分もと思ったときに家が倒壊して巻き込まれる瞬間だけであった。
目が覚めると俺は誰かに抱かれているようだった。
その腕はとても高校生を抱いているとは思わせぬほど力強く、そして安心感を与えてくれた。
そしてその頭には黒色の角が二本はえていた。
ん?んんんん?
おかしいな俺の親はこんなドッキリをするような人間じゃないのに。
おっかしーなー、何で俺が縮んでるんだ?
ふー、あせるな俺
つまり・・・俺は鬼の子として転生したのか。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?
「おぎゃぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!」
いま激動の時代を呼ぶ産声が上がった。
読んでくれたことに感謝感激雨あられです