ラッキースケベ
『ん…むぁ…ぅんん…』
誰の声だろう。
あ…そうだった
昨日綾辻さんと細川さんとご飯してTV観て寝落ちしたんだ。
ということはさっきの声?寝言?は綾辻さんか。
スマホで時間を確認すると8時過ぎを指している。
大学は明後日からなので特に問題無いが
とりあえず2人を起こして朝ごはんを…
あーそうだ。今日家具が届くから今日は忙しいんだ。
小『綾辻さん、綾辻さん起きて…朝ですよ』ユサユサ
綾「眠いよぉーまだ学校始まってないからいいのー寝るー」
小『はぁ。細川さん起きてくださ…あっ』
何も家具のない部屋の隅で細川さんはうつ伏せで
寝ている。いや、しいと言えば上の服がめくれて
大きく背中がめくれ見えているのだ。
小『(ブラは緑か。…いやいやいや!!)起きて下さい!』
細「…んー」ゴロッ
小『(あ!見え…)』
綾「なーに鼻の下伸ばして楽しそーな事してるの~?えっちぃ」
小『ちがっ!えっとその』
細「ちょっと綾!折角ラッキースケベイベント
してるんだから邪魔すんなし!」
小『あ!起きてたんですか!
もう起きてたんなら早く起きて朝飯にしましょうよ』
綾「小浮気君って何となくウブっぽいよね!好きだよ!
(イジりがいがありそうで)」
細「綾お前遠まわしに小浮気君が童貞って言ってるだろ」
小「どどどど童貞ちゃうわ!」
綾「んー違うんだぁ?」
細「えっ違うの?」
小『…。』
綾「ま!まぁ元気出して!」
細「そうだぞ!元気出せよ!」
小『いつか彼女作って自慢してやりますよ!!くそ!』