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借金取りかと思いました(入居初日)

ベランダを網戸にして入る春の風に

自分の髪を揺らしながらウトウト…


ピンポーン


ピーンポーン

「あれぇ?小浮気くーん?」

ピーンポーン


細「おい綾何してるんだよ。うるせえって。」


綾「あ!あきらちゃーん!」


細「その呼び方やめろって…

お前美味そうなの持ってんなアイツにあげんの?」


綾「うん!!」


うわぁ…丸聞こえだー…こんなに聞こえるんだな。

どうしよ。眠いな。うーん。


ドンドンドンドン!!!!!

細『おい!居るのは分かってんだ!!開けろ!!!』


こわ!!こわいこわいこわい

ガチャッ

小「何処の借金取りですか!入居初日に借金取りとかやめてください!」


玄関前には豚の角煮とケーキを両手いっぱいに持った

綾辻さんと

いかにもそれを食べに来た細川さんが居た。



細「まぁ入れろよ。とりあえず歓迎会しよう!

私もなんか持ってくるわ!」


小『は、はぁ…』


綾「なんか。ごめんね」


しゅんとしている。


小「いえいえ、気にしないで大丈夫です。中にどーぞ」


綾「ありがとぉ!」


元気になった。

綾辻さんは分かりやすいな。


この日は綾辻さんの、手料理をおかずに

細川さんと3人で「Gから夜ふかし」を観ながら騒いだ。



(ちなみに細川さんが持ってきたのは柿ピー)

話によると

綾辻さんは同い年(18歳)で調理師の専門生。

細川さんも同い年(18歳)で社会人。


偶然にも三部屋連続で18歳という事だ。

助け合いができそうで良かった。

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