2年後
本回で一章が終わりです。
次回から二章に入ります。
ここまでお読み頂いたかた、拙作にお付き合い頂きありがとうございます。
二章目のプロットは出来ていますので、引き続きお読みいただけたら大変嬉しいです。
立っている事が出来なかった。脇腹に熱い痛みがある。剣に手応えがあった。敵はどうなってるのか? 様々に思う事はあった。しかし次の瞬間には頭の中にモヤがかかり考える事が出来なくなり、頬に当たる冷たい感触のみを感じていた。
ーーーーーー
次に目が覚めた時はコアの前にいた。
『目が覚めたかい。やっと君を再配置出来た』
「クイナだよね。再配置?」
『倒されたモンスターを再配置できるんだ。強さに応じて時間とダンジョンポイントがいるんだけどね。君はスキルが強力だから、時間がかかった。君がいなくなってから、ヨウコとファフとライトアームが頑張ったんだよ』
「ライトアーム? あの右腕の事?。時間ってあれからどのくらい経った?」
『あの右腕だよ。ヨウコ達とパーティを組んで戦ってるんだ。ライトアームはよくわからないモンスターなんだけどね。ヨウコが言うにはかなり強いんだ。それとあれからは2年経っている』
「2年も、、」
『そうだよ、あの姫路城のダンジョンはヨウコがコアを壊したんだけど、君と違ってヨウコが手を突っ込んでもダンジョンポイントが増えないんだ。惜しい事をしたよ、聞けば金色に光っていたと言うから、あのダンジョンポイントが貰えたらもっともっと早く再配置出来た。ファフやライトアームがやればダンジョンポイントが入るからね』
「ヨウコやファフは大丈夫?」
『ヨウコもファフも強くなった。自分達で制覇しないといけないからね。必死に強くなった』
「会いに行ってもいい?」
『君は君のままだ。2年間歳をとらなかっただけで何も変わっていないから、好きにしなよ。でも、彼女達がもうすぐ来るはずだから、ここで待つ事をお勧めするよ』
入口からガヤガヤと声がする。クイナのダンジョンは相変わらずの一本道だ。耳を澄ませば声が聞こえる。
「ヨウコは足が遅い」
「ファフが速いだけ!人間ならこれでも速い方なの!」
シロウにとっては一瞬だった。それでも不思議と懐かしさや帰ってきたという思いがある。
お読みいただきありがとうございます。
面白いと思う思って頂けたら大変嬉しいです。
なかなかポイントがつかず苦労しています。
励みにしていますので、是非、下部の☆を押して頂き、評価をお願いします。5なら最高ですが、1でも反応がある事が喜びです!! 宜しくお願いします。




