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プロローグ 第1話

プロローグで大量の登場人物が居ます。その内各キャラクターのプロフィールを紹介します。

プロローグ 第1話

――倉井天月視点――


 とある町の一角。

 駅から遠く、近くには目立った建物は無い。

 そんな場所に一軒の飲食店が建っていた。

 

 『EATER(イーター)』

 

 なんともド直球なネーミングと外観が真っ青に塗られていることから、地元以外の人間には入りにくいだろう。

 しかし意外にも地元民での利用者は多く、平日は、それも夜は繁盛していた。

 ――平日は。

 

 現在、店の扉には小さな看板が下げられており、そこには『本日休業日』の文字が。

 そして店の外に立てかけられた看板には『営業時間 平日 PM3:00~PM10:00』と書かれていた。更には『土日祝日休業』とも。

 世の中の真っ当な飲食店に喧嘩を売っているとしか思えないような営業時間。稼ぎ時であろう昼時に営業せず、更には土日祝日も休み。

 仕事する気あんのか。

 

 しかし現在、店には明かりが点いていた。

 今日は土曜日、時間はPM11:00。

 本来なら営業時間外であるはずの店内には、数人の男女が集まっていた。


―――倉井天月 視点―――

 

 ジュウジュウと音をたてるフライパンから中のモノが焼ける、なんとも食欲のそそる音が聞こえる。

 炒めたモノをさっと皿に盛りつけた。

 出来上がったそれからは湯気が立ち、周囲にいい匂いを充満させる。

 見た目から、出来上がったそれは豚肉と舞茸のソテーだ。

 

 俺――、倉井(くらい) 天月(あまつき)は自らの店の厨房で機嫌良く料理を作っていた。

 今日は営業日ではなかったが、その代わりに普段の客よりも大事な人達が来ていたからである。

 

 出来上がった料理をトレーに乗せ、厨房から客席へと出ていく。

 今日この時間だけで何往復しただろうか?

 

 「追加の料理、できたぞ~」

 

 俺の言葉に反応した大切な客人は一斉にこちらを向く。

 

 「むぐ、もごぐ、ごごぐむぐもごもご?」

 「何言ってんのか分からん、飲み込んでから喋れフウタ」

 

 口いっぱいに、まるでリスのごとく料理を詰め込んでいる行儀の悪い男に注意をする。

 彼の名は鎧塚(よろいづか) 風太郎(ふうたろう)。

 黒いマントを羽織り、穴の開いたグローブを装着して、眼帯を付けている彼――フウタは、重度の厨二病患者であった。

 

 「『よう、アマツ、お前はどう思う?』と言っているね」

 

 そう通訳してくれたのは、霧崎原(きりさきばら) 桐香(きりか)。

 白衣に眼鏡といったインテリジェンスな雰囲気を醸し出す服装がよく似合う、クールビューティーな美人さんだ。

 先程までは机の上に並べられた三台のパソコンに向かっていたが、料理を置くと真っ先に箸を付け「美味しいよ」と言ってくれる。料理人にとってこれ以上の褒め言葉は無い。美人さんからなら尚更だ。

 俺は自然と自分の口角が上がるのを感じた。同時に彼女の言葉から疑問を感じ取り、首を傾げる。

 

 「どう、とは? 何の話だ?」

 

 その場に居なかった俺に急に話題を振ったところでまともな答えが返って来る筈がない。

 流石に友人といえど、彼らが今まで話していた会話を何の情報もなく推理できる筈がないだろうに。

 

 「アマツ殿! フウタ殿が拙者の買ったコレより、自分が買ったコレの方が素晴らしいなどと言うので御座るよ!」

 

 冗談の様な古風な口調で声を荒げているのは、服部(はっとり) 刃(やいば)。

 彼は口調に合ったこれまた冗談の様な、所謂忍び装束を着て、更には覆面を被った男だった。

 風太郎と刃、こいつら二人が平気で街中をこの格好で出歩いている以上、この街の警察は職務怠慢なのだろう。

 都内でやったら三十分以内に彼らの両手が塞がると思う。

 

 コレ、と刃――ジンが差し出してきたモノに目を向ける。

 そこには口に出すのも憚れれる……いや、そもそも人前で出すようなモノではないものがあった。

 おそらくはPCゲームのソフトだろうか? ただのゲームのソフトであれば俺も何も思わなかった。

 

 俺はゲームには一般人程度しか造詣がなく、フウタやジンの様にハードゲーマーと言われるほどゲームにのめり込んだ事は無いが、今彼が掲げているゲームのジャンルは一目で分かった。

 パッケージに描かれているのは少女、それも二次元の作品らしく大きな瞳にキラキラ星が輝いている様なキャラクター、それも現実ではあり得ない猫の耳や尻尾が生えている。

 それだけならまだいい、近年小説でも漫画でもゲームでも美少女が表紙に描かれている作品は多いし、そこに書かれているようなキャラクターも別に珍しくもない、俗に言う『ケモミミ少女』。

 俺自身も少なからずそう言ったキャラクターの登場する小説や漫画は持っている。……全て貰い物だが。

 問題はそこでは無かった。

 

 パッケージに描かれたケモミミ少女は、何というか……こう……言葉では表しにくい、いや表したくないような、あられもない姿が描かれていた。

 要はジンが現在差し出してきているのはPCのエロゲーソフトだった。

 パッケージの端にはでかでかと『18禁』の文字が……。

 

 「……」

 「どうで御座る! このハイクオリティなパッケージ! 内容もさることながら、豪華な購入特典! フウタ殿のソレなぞ、拙者一押しのこれの足元にも及ばんで御座る!」

 

 そういってジンが取り出したのは、パッケージに描かれていた少女をそのまま取り出したかのようなフィギュアだった。

 俺の目には、フィギュアの少女はどう見てもランドセルを背負うような年齢にしか見えないのだが、そこは気にしたら負けだと思って、全力でスルーする。

 

 「もぐもぐ、ゴクッ、ざっけんな! 今時ケモミミなんざ古いんだよ! アマツ、ぜってー俺のコレの方がそそるだろ!」

 

 その発言で今度はフウタの差し出してきたモノを見る。

 それは同じくPCゲームらしきソフト、しかしそこに描かれていたモノは全く異なった物だ。

 

 綺麗な金髪に白い肌、そして特徴的な尖った耳。

 それはファンタジーを代表する様な亜人、所謂エルフが書かれていた。

 俺の知識では、エルフと言う生物は女性の胸がほとんどない種族だったと記憶しているが、彼の手にするゲームのパッケージに描かれているのははち切れんばかりの豊満な胸を持ったエルフだった。

 ジンが差し出してきたモノと同様、モザイクが必須なあられもない姿が描かれていたが……。

 

 「何を! エルフの方が古いで御座ろう! エルフの様な何歳かも分からぬようなBBAなぞ、今時流行らんで御座る! ケモミミこそ正義、かわいいは正義(マイジャスティス)で御座る!」

 「ああ? テメーこそ、んな貧乳のどこがいいんだよ! 金髪巨乳はいつだって正義だろ! 男の夢が詰まってんだよ!」

 「貧乳は希少価値で御座る!」

 「黙れロリコン!」

 「はっはっは! ロリコン結構! イエスロリータ・ノータッチで御座る!」

 

 俺は、喚き立てる変態(バカ)どもを視界から追い出し、差し出された二枚のゲームソフトを持って、桐香さんの方へ向き直る。

 

 「キリカさん、シュレッダー持ってない?」

 「うん、持っているよ」

 

 ドン、と鈍い音と共に机の上に置かれた巨大な電動シュレッダーに迷うことなく二枚の汚物をぶち込む

 桐香さんが何処から取り出したのか、なぜそんなものを持ち歩いているのかは、考えてはいけない。

 

 「「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

 

 十秒と掛からず汚物はこの世から消えた。よかったよかった。

 

 「ったく、人の店でなんつーモノを出してんだ」

 「ひどいで御座る! 拙者の正義が!」

 「俺の夢が!」

 「黙れ変態ども」

 「く、ふふふふふ」

 

 俺の容赦ないツッコミにキリカさんが口元を押さえて可愛らしく笑う。

 この人、笑うと滅茶苦茶かわいいんだが、残念なことにこんな風に笑うのは珍しい。

 余程今のやり取りが面白かったのだろうか?

 

 因みに、今シュレッダーに掛けた汚物には五桁の数字が書かれたシールが貼られていたが、気にしないことにした。

 流石に自分の作る料理の十倍以上の価値がアレにあるとは思いたくなかったからな。勿論後でゲームは弁償する。

 

 「男ってこう……本当にバカですわよね」

 

 シンプルな毒舌の主は、白石 レイア(しらいし れいあ)。

 ロシア人の母と日本人の父を持つ彼女は、ハーフであった。

 更には彼女の実家(父方)は大財閥であり、本物のお嬢様という存在だ。

 今は、何処のパーティーに参加するのだろうといった感じの、黒に近い紺色のドレスを着ている。正直、胸元と背中がぱっくりと開いているドレスは目に毒だ。彼女はただでさえ、同世代の女性と比べ、要所要所の発達が凄まじいのだから。

 あと、お嬢様と聞いて何故か勘違いする奴が多いが、彼女のヘアースタイルは金髪ではあるがドリルヘアーでは無く、普通にロングのストレートヘアである。

 

 「「我々の業界ではご褒美です」」

 

 しかし彼女の毒舌は焼け石に水、いや火に油を注ぐといった方が正しいか。とにかくご覧の有り様だった。

 笑顔で親指立てんな。

 

 「レイア、その変態(バカ)共と俺を一括りにしないでくれ」

 「あら? わたくし、貴女のことは一度たりとも男とは認識しておりませんわよ?」

 「かっはっはっは、……殺すぞ?」

 

 確かに俺は、今でこそ身長199cmと高身長になったが、幼少期から中学生時代は普通に女の子と間違えられ、男子に口説かれたという経験(黒歴史)がある。

 しかし、それに触れようと言うのであれば友人だろうと容赦なく殴る程度の覚悟はあるぞ? ああ?

 

 「貴方方も二次元じゃなくて、三次元の女性に熱を上げなさいな……あ、ごめんなさい、貴方方には無理ですわね?」

 

 口元を上品に隠し、クスクスと笑うレイヤ。

 彼女の毒舌にまるで物理的な力でもあったかのようにダメージを受け、膝から頽れる変態(バカ)二名。どうやらご褒美の限界を超えたらしい。

 確かにこの二人は女性との交際経験は無いが、黙っていれば結構いい奴らなのだがな?――あとは、普通の恰好をしてさえ居れば。

 

 「アマツ様、追加のお料理お持ちしました」

 「ん、ああ、じゃあその辺に置いてくれココロ」

 

 今料理を運んできたのはうちの店の唯一の従業員、清井(きよい) 心(こころ)。

 メイド服を身に着けている彼女だが、これは別にうちの店の制服という訳ではなく、彼女の趣味だ。

 彼女は数年前までは現役でメイドの職に就いていたのだが、とある理由からうちの店で働いている。

 料理の腕は良く、一部のメニューでは俺より美味い物が出来るので大変重宝している。

 

 「……」

 

 料理をテーブルに並べた彼女はテーブルの上に置かれた、先程ジンの取り出した購入特典らしいフィギュアを見つめていた、そして――


 ―――パァン

 

 と、店内に銃声が響く。

 そして彼女の手には何時の間にかゴツイ銃が握られている。

 そしてジンのフィギュアは胴体部が消し飛び、頭部と四肢だけがテーブルの上に四散していた。

 

 コロコロと俺の目の前に、顔を赤らめたフィギュアの頭部が転がってきて、不愉快だったのでそれもシュレッダーに入れる。

 

 彼女は本当に何時の間に銃を取り出したのだろう? と言うかどこにそんなものを隠し持っていたのだろう? と言うか。


 「ココロ、店内で発砲とかシャレにならないから本当にやめてくれないか? あと、テーブルが傷つく」

 「申訳ありません、どうにも視界に気に障るゴミがあったものですから。それに、メイドは元来綺麗好きなのです」

 「いや知らんが……」

 「そんなことよりアマツ様、ゴミは掃除致しましたが店内に害虫を二匹発見致しました。処分してもよろしいですか?」

 

 ジャキッ、と何時の間にか二丁になった銃口を変態(バカ)共に向けるココロ。

 心なしかココロの(シャレじゃないよ)の頬が赤くなっている。彼女は下ネタに免疫が薄いのだ。

 銃口が向けられた先の二人は抱き合ってガタガタと震えている。気持ち悪いからやめろ。

 風太郎がソッとテーブルの下にポスターらしきものを隠すのが見えた。お前、それ店に置いてくなよ?

 

 「やめろ、余計店の中が汚れる」

 「かしこまりました」

 

 そう言って一瞬で銃をどこかにしまう。

 一瞬にして手元から銃が無くなるその様子はさながらマジックの様であった。

 「拙者達の命って……」と何か雑音の様なものが聞こえた気がするが、俺は細かいことは気にしない。

 

 「それほどでも御座いません。メイドならば当然の技術で御座います」

 「いや心を読むな」

 「それもメイドならば当然の技術で御座います」

 「お前はメイドと暗殺者とかをはきちがえてない?」

 「メイドは日本では最強に分類される職業で御座います」

 

 スカートの裾をつまみ、恭しくお辞儀をする様に俺はこれ以上問答を続ける気が失せた。そもそも会話が噛み合っていない気さえする。

 取りあえず彼女には追加の料理の調理を再び任せる。

 

 「兄貴の友達ってなんつーか……、まともな奴居ないよな?」

 

 他の者達よりもかなり離れた場所に席を取り、一人で食事を取っている男は一つ年の離れた俺の弟、倉井太陽(くらい たいよう)。

 誰に似たのか、チャラチャラとアクセサリーや、なんの意味があるのか分からない細い鎖で自身を装飾している我が弟、顔立ちは俺に似ず二枚目な顔である。

 

 と言うか弟よ、人付き合いが苦手なのは分かるが、そこまで距離をとる必要があるのか?

 

 「んなこと言ったってよ、兄貴の知り合いばっかの所に居る俺の身にもなってくれよ」

 「おや? 人見知りかい? 怖がらないで私達と一緒に楽しく食事をしよう。太陽君」

 

 そう言って優しく太陽を手招きするキリカさん。しかし。

 

 「うっせ、どうせだったらもっと若いねーちゃんにお酌でもしてもらいたいね」

 

 そう言ってそっぽを向いてしまう弟。

 一見かなり失礼な発言だが、皆、今のは単なる照れ隠しだと分かっている。

 何故ならば太陽――ヨウの頬はほんのり染まっており、チラチラと空いている席を盗み見ている。素直じゃないなぁ。

 

 「こらこらヨウ、桐香さんは十分若いぞ?」

 「おやありがとう、お世辞でも嬉しいね」

 「むぅ? お世辞じゃ無いですよ、俺はご存知の通り嘘が苦手でね。キリカさんは若くて美人ですよ~」

 

 キリカさんは今年で確か二十九歳、二十一歳の俺からすれば間違っても若くないなんて言葉が出る筈がない。

 

 同意を求めるようにフウタ、ジン、ヨウ、レイヤを見るが。

 

 「「リヤ充爆発しろ(で御座る)」」

 「まぁ、兄貴だし……」

 「わたくし程ではありませんが、そこそこの美貌は認めますわ」

 

 何故かジンとフウタに呪いの言葉を浴びせられ、ヨウには諦めた様な呆れた様な(これもシャレじゃ無いから)目で見られ、唯一同意してくれたのはレイヤ一人だけだった。

 

 そこから追加の料理を作ろうと、厨房へ向かおうとした時、視界の端に二人の少女が映る。

 

 一人は、天月の妹で倉井家の末っ子、倉井(くらい) 七星(ななほし)。

 もう一人は、その七星の同級生でクラスメイト、そして友達の十羽乃(とわの) 藍(あい)。

 

 二人はレジの横のソファーで仲良く手を繋ぎながら可愛らしい寝息を立てていた。

 その光景を俺は目を細めて見る。

 

 七星は昔から人見知りが激しく、俺やヨウ以外には殆ど懐かなかった。

 七星が幼稚園の頃など、バイトや学校に行く俺達と離れるのが嫌だと毎日のように泣いていたのも、今ではいい思い出だな。今では親友とも呼べる存在(藍)も居る。兄として安心できると言う物だ。

 昼間二人で遊んでいたから、疲れて眠ってしまったのだろう。後で起こしてご飯を食べさせ、お風呂に入らせねば。

 

 と思い出に耽っていると。

 

 「ムフ、あの発展途上具合がなんとも……」

 「……三次元の巨乳もいいかも」

 

 等と言うバカ共の呟きが聞こえた。

 

 「ココロ~、やっぱごみ掃除頼むわ~、あとごみ捨ても~」

 

 するとバンッ、と勢い良く厨房の扉が開き、マシンガンを両脇に抱え、防護用サングラスを装着したココロが現れた。本当にどこに持っていたのだろう?

 

 バカ共の悲鳴が聞こえるが、自業自得なので諦めてもらう。

 

 そして七星と藍にそっと毛布を掛ける。

 その際、七星の高校生になっても一向に成長しない小学生並の体型と、藍の高校生相応の背丈に、七星と対照的な、それこそ寝息だけでも揺れる双丘が視界に入る。

 ――七星はもっと飯を食べた方がいいな。

 

 そんなことを考えていると、ごみを両手に持った(引きずった?)ココロがソレを外に運んでいるのが見えた。

 店を出る際、ドアに設置した俺のお気に入りの鈴が心地好い音を発てる。

 

 先程二人が居た周辺に目を向けると、何やら床に散らばった黒い球と我関せずを貫いてパソコンに向かうキリカさんと、静かにワインを嗜むレイヤの姿があった。

 

 ふと、足下に一つだけ転がっていた黒い球の一つを拾い上げる。

 柔らかい……、どうやらゴム弾の様だな。まあ、これならあいつらも死んでないだろう。

 心の銃にはたまにBB弾や銀弾が入ってるからな。と言うか、ゴム弾でもフィギアを四散させる威力があるのだから、人に当たったら青痣は出来るだろうな。

 

 再びドアに設置した鈴が鳴る。

 

 ココロがごみ捨てを終えて帰ってきたのかと思ったが、少し早い気がする。

 ドアに目を向けると女がそこに立っていた。

 

 燃え盛る炎の様な深紅の髪、チューブトップにハーフパンツと言う真夏をイメージさせる二つの着衣に、それをぶち壊す、首もとに巻かれた彼女の髪と同じ色のマフラー。

 そしてグラビアアイドルですら羨む様な見事なプロポーション。

 

 この店に今日集まる予定だった最後の一人にして、俺の天敵――紅流(くるい) 狂歌(きょうか)の登場だった。


今回の登場人物。

倉井(くらい) 天月(あまつき)

鎧塚(よろいづか) 風太郎(ふうたろう)

霧崎原(きりさきばら) 桐香(きりか)

服部(はっとり) 刃(やいば)

白石 レイア(しらいし れいあ)

清井(きよい) 心(こころ)

倉井(くらい) 太陽(たいよう)

倉井(くらい) 七星(ななほし)

十羽乃(とわの) 藍(あい)

紅流(くるい) 狂歌(きょうか)


プロローグだけで十人も登場しました。果たして作者はこの癖の強いキャラクターを使いこなせるのか!? 自信はありません!



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