60点 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
おっさん向けアニメ52番目は、
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」です。
ひさしぶりの更新です。
再放送でアニメを久しぶりに見返して、
やっぱり前半は面白いと思い紹介します。
とりあえず、wikiから引用します。
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あらすじ
宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道の6人は、小学校時代に互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成して秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、超平和バスターズは決別、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、中学校卒業後の現在では疎遠な関係となっていた。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた仁太達は再び集まり始め、それぞれ抱えていた思いをぶつけあいながら絆を少しずつ修復していく。
引用おわり。
作画も声優の演技もストーリーも、前半は完璧なんじゃないかと
思わせるすごいできだと思います。
亡くなった仲の良い子が、化けて出てきて
そのトラウマや助けたかった本気さみたいなのがすごい良く
できていたと思います。
また、他の仲間との関係や仲間もトラウマをもっていて
久しぶりにあった感じだとかもすごい良かったと思います。
しかし、これらは、亡くなった仲の良い子が化けて出てくる
事によって作られた舞台装置で、仲間で協力して弔うまでで舞台装置の
効果がなくなってしまい、後の部分は、亡くなった子に
本気で向き合う事ができてなかった、無意識で作った
舞台装置かもしれませんが、商業主義に落ちたまま
這い上がれず終わったアニメだと思い、自分にとっては
減点となりこの点数です。
個人主義なら、自分が感動して泣ければそのアニメは
面白いからいいじゃないかとなるかもしれませんが、
自分の場合はそれではダメだと思っています。
たまたま今日、京都アニメーションが放火により
何人も死ぬ事となってしまいましたが、
商業主義に落ちてしまっていたと感じていたアニメ会社
だったのですが、アニメは本来こんな事が起こらないよう
社会を啓蒙して良くするチカラがあるように思います。
それをしてこなかったアニメ会社は、これから
否が応にも意識するようになるんでしょうか。
こんな事を期待する事さえ甘っちょろいと言われる
荒んだ世の中が今の世界なのでしょうか。
最後は、ちょっと愚痴っぽくなりました。




