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シグナスが鳴いた

作者: パルコ

『年下男子企画』参加作品です。

チャーコさん、楽しい企画をありがとうございます!

 普段は外に出る気も起きないくせに、この時期ばかりは日本の気候に腹が立つ。夜になっても全く気温が下がらず、エアコンと扇風機は可哀想な馬車馬になっている。



 遠くで祭囃子が聞こえて、それも暑苦しくて憎たらしい。きっと駅近くの通りは夜店が並んでいて、イベント好きな人間たちが広い道路をぎゅうぎゅうにしながらはしゃいでいるんだろう。


 常連さんの奥さんに「瑞哉(みずや)くんは浴衣似合うわよ~」と食い気味に言われた。ごめんなさい。俺は祭りに行くくらいならビールキメてネサフしてます。そもそも40のオッサンに似合うも似合わないも無いだろ。



 今日も一通りネットの波に乗ったものの特に面白いモノはなかった。


 それにしてもうるさい。面白いものも何もない田舎の子どもたちは楽しんでいるかも知れないけど、いつしか祭りごとが嫌いになった俺には煩わしいものでしかない。


 吸い慣れたアメスピに手を伸ばしたら思いのほか軽くて舌打ちした。コンビニに行くにもリミッターが外れたバカどもに近づくのは嫌だ。それに祭りのせいで車も使えないから暑い中歩かなければならない。

「はぁー……マジかー……」

タバコ我慢するか? いやでも今更本数を減らすことも出来ないよな? 代わりになるものも無いし。

「……行くか」


 しょうがない。あと一日半の休日をストレスフルに過ごすより一瞬のストレスのがマシだよな。俺は第三者にしてみたら小さすぎる決断をしてのろのろと財布をポケットに入れた。




 アパートからコンビニまで歩いて10分。大丈夫だ。25分間、暑さと騒音に耐えればいいだけだ。二度目の決意をして俺は玄関のドアを開け―――

「ししょーーーー!!!」

「どあああっ!!! びっくりしたーーー!!!」


 大声を上げて俺の前に立ちはだかったのは、今はもう中学生になっている昔の弟子。

「びっくりし過ぎですよ! 俺です! 頼真(らいま)です!」

「なんだよ……」

「あがっていいですか!?」

何で目ぇ輝いてんだ。そもそも何でこんな辺鄙な所に来た?


 帰れと言いたいけど仕方ない。このまま追い出しても東京に帰れるか分からないし、中学生が1人で泊まれるホテルなんて無い。

「散らかすなよ」

「やったー! お邪魔しまーす!!!」

頼真は「せーーんぷーーうーーきーーーーっ!!!」とはしゃいだ声を上げて居間まで駆け抜けた。



 鷹津頼真(たかつらいま)、いや今は苗字変わったのか。まあそれは置いておこう。頼真は14歳の若さでギタリストとして活躍している。どれだけ稼いでるか知らないけど、去年の春ごろ両親に家を建てたっていうからかなりの額だと思う。


 まあそんなヤツにギターを教えたのが俺だったりする。でも、かなり前に俺の携番変わったからもう関わらないと思ってたのに。


 頼真は「クーラー効いてるぅ~、冷たぁい!」とリュックを投げてゴロゴロ転がり始める。ギターケースは見当たらなくて、ライブは無かったんだなと勝手に見当をつけた。

「あ、そうだ瑞哉さん、コレ瑞哉さんにって買ってくれたよ」


 ごろ寝した頼真が突き出したコンビニ袋には黄緑色の小さい箱が3つと缶ビールが4本に缶コーラ、それからフライドチキンが2つ。

「誰が買ってくれた? っつーかどんな人だった?」

「山瀬さんって細身のおじさんだったけど。アパートの前まで送ってくれた」

「分かった」

2つとも食っていいよ、と頼真にフライドチキンを与えてスマホを手に玄関に向かう。


 頼真の恩人である山瀬さんの家に電話を掛ける。たぶん山瀬さんは祭りの手伝いで帰ってないと思うから誰かいればいいけど。


  プルルルルル……プルルルル……


 6コール目で応答があった。若い女の子の高い声。

「……あ、遅くにすいません朝月(あさつき)ですー。……あ、ジュンちゃん? さっき帰ってきたの? ……え、また行くの? そっかそっか。あー、あのね? お父さんにさ、知り合いの子ども連れて来てもらってさ、あと色々買って貰っちゃって、『ありがとうございました』って伝えといてくれるかな? うん、また電話するけ……え? ………うん………うん……え!? あー! そうなんだ! うん、わかったわかった。……いやー、たぶん大丈夫だと思う。……いやいやジュンちゃんが謝ることじゃないから! ……いやホントごめんね? …うん、お父さん帰ってきたらよろしくね。ジュンちゃんも気を付けてね、遅くなるから。……はーい、失礼しまーす」

そのまま電話を切って冷蔵庫を開けるとさっきのビールがあった。


 テーブルに置いたビールを右手で開けて頼真に目を向ける。暢気にスマホを触っている頼真に確認したいことがあった。

「お前、山瀬さんに怒鳴られたの?」

「え?」とスマホから顔を上げた頼真はきょとんとしている。

「山瀬さんの娘が言ってたから」

「あー……うん、ナンパしてると思ったらしくて。『朝月瑞哉さんの家どこですか?』って聞いただけなんだけど」

「あぁ、そういうことね」


 たぶん頼真が若い女に声かけたのを山瀬さんが咎めたんだな。山瀬さんは人相と口の悪さは計り知れないけど人一倍心配性だし、この時期になるとよそから来たガキが調子に乗りだす。


 「ちょっと怖かったけど、大丈夫だよ」と笑った頼真は強がっているのが丸わかりだった。



 2つ目のフライドチキンを開けた頼真は「今日、お祭りだったんだね」と言った。

「ああ、たぶんよそより1週間くらい早ぇな。何でかは知らねえ」

「ふーん、瑞哉さんは行かないで何してたの?」

カシュッ! と景気のいい音を立てて缶コーラを開けた頼真は随分気楽そうだった。片手で器用に開けるのは誰に似たんだ?

「いや、何って……ビールキメながらネットの波に乗ってたけど」


 「やっぱり!」と声をあげて頼真がケタケタ笑った。

「は?」

「瑞哉さんのことだからぁ、『暑くてやってらんねぇよ』って朝から外に出ないでエアコン馬鹿みたいに働かせて『祭りなんてくだらねえ』って捻じり切れた非リア根性で引きこもってるんだなって思ってましたー!」

「撃ち殺すぜマジで!」

「あっははははは!!! やっぱりだあ! ひーーひひひひひひっ!!!」


 コーラが倒れそうになったので笑い転げる頼真から離した。いいんだよ。誰もいない涼しいところに1人で気楽に過ごせるんだから。風情なんてとっくの昔に忘れたんだから。


 ムキになるには歳を取り過ぎた俺はとりあえず「腹よじれるからその辺にしとけよ」とだけ言った。




 笑い地獄から復活した頼真は「あ、そうだ」と起き上がった。

「瑞哉さんもうすぐ誕生日だから、オムライス作ってあげる!」

「なんでオムライス?」

「どうせ瑞哉さんアレでしょ? イベントがある日のご飯は『イベントから遠いモンがいい』とか思ってんでしょ?」

「ああ、よく分かったな」

「分かった、っていうよりお母さんから聞いたことだよ」


 お母さん、という言葉に対しての引っかかりに、どうしても気づかないフリは出来なかった。



 そもそも俺が頼真にギターを教えることになったのは、頼真の母親が頭を下げたからだ。あの時、ファミレスの窓から見た夜空は、照明が落とされたステージにサイリウムが光るように、星が散っていた。

『貴方に頼むのは、間違ってるって分かってる』

『でも、頼真が初めて夢中になったものが、YAZMIN(ヤズミン)の演奏だったんです。YAZMINみたいになりたいって言ったんです』

『瑞哉さん、どうか頼真に、ギターを教えてやってくれませんか?』

そう頼み込まれても、すぐには頷けなかった。もう、時間が経ち過ぎていたから。




 解散のきっかけは、一人のファンが俺に付きまとい始めたことだった。いや、その前からずっと価値観に違いがあって、彼女はそのきっかけだったかも知れない。彼女は俺たちを好きでいてくれた。ただ、伝え方に見過ごせないところがあっただけだ。ずっと待ち伏せていた女の子に、俺は粗暴な言葉を吐いた。


 それで彼女は俺たちの前に現れなくなったけど、その時期からメンバーから『え? なんなのお前?』と異物のように扱われるようになった。メンバーのことがわからなくなった。


 何のためにコイツらはバンドをやってるんだろう? 若い子たちに夢を見せたくて、自分たちの音楽で楽しい時間を過ごして欲しくて曲を書いていた俺は一体何だった?


 そんな空気の中、俺も曲なんて作れなくて、半年後に音楽の道を歩くのをやめた。さらに一年後にバンドが解散したのは、ニュースで知った。どんな感情で見ていたかは忘れたけど。




 頼真が「よっしゃあ!」と声を上げた。すでに出来たオムライスは玉子が破れているけど、半熟のスクランブルエッグが乗ったケチャップライスを見て、すぐにコイツの母親の作り方だとわかった。

「ねぇ玉ねぎ無いの困るんだけど」

「悪かったよ」

クスクス笑いながらのクレームは形だけ謝ってあしらった。


 綺麗に出来たオムライスを出された。もう一方のオムライスにはケチャップで猫が下手くそに描かれている。

「いただきまーす」

「いただきます」

41歳になる3日前、元弟子が作ったオムライスを、涼し過ぎる部屋で食った。少しケチャップが多い、目分量の味。



 俺が食器を洗っている最中に頼真は部屋をうろつき始めた。

「何?」

「瑞哉さんギターどこ?」

「ねーよ」

「え!?」

「だって弾かねえもん」


 当たり前だ。もうギターは要らない。音楽を辞めてからずっと持て余していたギターを、頼真に教えるとなって、久しぶりにメンテナンスして、バンド時代の楽曲を必死に練習した。


 頼真がメディアで紹介されるようになって、全部ただの置物になった。でも、そこそこ高いものを使っていたから処分するのを勿体無ぶってもいた。だからここに引っ越してきた当日にギターとアンプは勿論、バンドて使っていた道具は全部バンドをやっている高校生たちに譲った。


 その子たちは言葉が出なかったみたいけど、親御さんたちは『BILLION TERA BYTEの元ギタリストが使っていたものなんて何たる光栄!』と大変喜んでくださった。その子たちは上京して大学生になっても俺のお古を使ってくれているとか。



 食器の水を切っていると、頼真がこっちに来た。まだギターを諦めていないらしい。

「ギター聞きたいんだって。俺、茶化してるワケじゃないよ?」

「だから無えから弾けねえっつってんだろ」

「嘘だ! どっか隠してるんでしょ!?」


 頼真が地団駄を踏んでムキになるから、本当のことを言っているのにこっちが悪者になったように聞こえる。とにかく収納を片っ端から開けだして漁り始めたクソガキを止めなくてはならない。

「頼真! いい加減にしろ!」

「? なにこのデッカい箱」

「出すから勝手に開けようとすんじゃねえよ!」


 俺は頼真の手を払った。大物ミュージシャンの手に何してんだって話だけど勝手に開けられても良い気はしない。ボロボロの宅配伝票を引っぺがしてゴミ箱に捨てて、梱包を取ると入っていたのは、

「え……?」

「ギターだ!」

誰も触れていないような新しいギターだった。


 俺は伝票をゴミ箱から取った。掠れた字から前に住んでいたところの住所だと読み取ったけど、いつ受け取ったかもどうして持ってきたかも覚えていない。頼真も伝票をのぞき込んできた。

「掠れて読めないね」

「うーん……何であるんだ?」

「でももう弾けないよね?」

頼真が弦を触ったから「まあ一回も弾いてねえしな」と伝票から目を離さずに言った。



 「なんだ、ギター聞きたかったのに」

「無理だって」と俺は言った。冷蔵庫の上にほぼ乗っているだけの可哀想な冷凍庫からアイスを出して頼真に渡す。ちなみに2週間前に買ってから食べるのを忘れていたハーゲンダッツだ。


 頼真がアイスを食べる横で俺はまたビールを開けた。今まで頼真が来たことで混乱していたけど聞きたかったことがある。

「お前、よく母ちゃんが許可したね」

「んー? 自分が若いころ勝手にやってたから強く言えないんじゃない?」

「お前、それ……!」

笑えてきた。マイペースに見えて図星を突くところが可笑しくて。俺は、もう知ってるから。

「それもそうだよな。で、母ちゃんいくつになるよ?」

「もう33だよ」


 頼真を抱っこして、俺に泣きつくアイツは、もういない。もう大人なんだな、と柄にもなく感慨深くなったりした。

「だよなー、俺も41になるわそりゃ」

「おっさん……」

「あ、お前今夜野宿だぞ」

「え? なんか言いました俺?」


 惚けた頼真に「おっさんって言ったろ」と詰問するように言った。

「違うよ!『おっ! 3コ』って! 星を数えてたんだよ!」

「ふーん、星……」

空を指さして誤魔化した頼真は俺の反応を見て「信用ゼーーローーかーー!」と崩れ落ちた。アイスを持ったままで。

「おい、それ大事に食えよ。300円したんだから」

「はい、ごめんなさいです」

頼真はちまちまとアイスを食べていた。



 頼真が座り直してアイスのカップを潰している。慎ましい姿がらしくなくて可笑しい。原型を留めていない紙カップを弄りながらポツリと俺を呼んだ。

「YAZMINはいつ戻ってくるの?」


 一瞬、呼吸が止まった。

「……なんで?」

「だって、YAZMINだけいない……」

音楽の世界に、と頼真が紙カップを半分に折った。


 確かに他のメンバーは解散のあと、俺の知っている限りでは業種は違えど音楽関係の仕事をしている。俺だけが音楽から離れた。ギターもアンプもチューナーもエフェクターも、俺の人生には必要なくなった。


 もともと、6歳の頼真は俺の息抜き要員でしかなかった。サラリーマンとして過ごすようになってしばらく経った俺の。だから物言いは酷いものだったと思う。「何で1年もやっててコードが分かんねえんだよ」と言ったこともあった。頼真はこんなだから反発もしたけど。


 でも、頼真にギターを教えていた3年間、俺は確かに音楽をしていたんだ。俺がギターを教えた頼真は、高いギャラが支払われる一流のギタリストになった。確かに、あの3年間は頼真の言う輝かしいものではないけど、俺にとっては、数少ない、胸を張れるものだ。だから、

「才能ある後輩が輝かしい舞台に立ってるのが分かったから、もう戻れねえんだよ」

頼真の「あっ」という声は無視して紙カップとスプーンを取り上げた。

「風呂入るだろ?」

「……はい」

置いてけぼりになった頼真の返事がこぼれた。



 「いいよ入って」

「はい……ありがとうございます」

準備が出来たことを伝えると頼真がリュックから着替えを探し出した。俺は頼真が引っ張り出したギターやら段ボールやらを片付けなくてはならない。しかし誰が送ってきたんだ。あとでまた伝票確認しよう。

「あの、師匠」

「んー?」

声をかけた頼真には、目を向けなかった。

「俺、今日ただ遊びに来たんじゃないんです」

「そーなの?」

押入れに段ボールを仕舞いつつ適当に相槌を打つ。まあこんなところ来て遊ぶところなんか無い。今日がたまたま夏祭りだっただけで。

「俺、お母さんが結婚するまでお父さんいないじゃないですか?」

「んー」

「お父さんの顔知らないけど、1つだけ、分かることあるんです」

「なにー?」

「俺が赤ちゃんだったとき、助けてくれた人がいたって」


 思わず動きが止まった。声のした方に目を向けると真剣な顔をした頼真が立っていた。

「瑞哉さん、」

「早く入れ」

一瞬だけ息を詰めて、「お風呂いただきます」と居間を出て行った。


 1人きりで吐いた溜息は、思ったよりも重い。



 初めて赤ん坊を抱っこしたのは26歳で、小さい命の感触は柔らかくて重かった。きゃらきゃら笑う赤ん坊に、幸せを感じた。


 ただ、ミルクやオムツの世話は出来ても、俺には赤ん坊のあやし方なんて分からなくて、持ち帰りの仕事をしている時も「ごめんな、ごめんな」と言いつつ書類から目を離すこともなかったし、睡眠不足とイライラが重なって夜泣きする赤ん坊に煩わしさを感じたこともある。アイツは「見てくれてありがとうございます」と言ったけど、俺には満足に世話が出来たと思えなかった。


 あの赤ん坊に、頼真に俺の情けない姿は覚えていて欲しくなかった。こうやってつい世話を焼くのは、無意識の見栄と償いだろう。


 結局、頼真が2歳になる前にアイツとは別れた。でもそれで良かった。アイツも頼真もこれからだったから。逃げてばかりの癖にカッコつけで、しょうもない男のことは忘れてくれればいいと思っていた。それなのに2人は俺のところに来た。俺が人生の中で、胸を張れるものを作ってくれた。



 祭囃子は鳴りやんだ。そろそろこの夏祭りも終わる。屋台が片付けられたら、また、静かで何もない田舎町に戻る。


 頼真は悪意も混ぜつつ俺を心配した。ギターを辞めたこと、それから、この年にもなって独り身でいることも。だから、風呂から出て、布団に入って眠りかけた頼真に言ってやろう。

「俺は幸せだぞ。確かに音楽も捨てて、ろくに恋愛もしないで、苦しいこともあったけど、それでも穏やかに過ごせるのは、幸せで大切な時間があったからだ」




 カーテンを閉め直そうとしてふと目に入った夜空は、またサイリウムが光るステージのようにキラキラと輝いている。

私の中ではかなり字数が多い作品だと思います。

企画に沿っているかは分かりませんが、

お付き合い頂き、ありがとうございました。


追記

いただいた感想の中で特に目についたところがあるので、

少し私の方でヒントを。


わざと明確な描写はしていませんが、瑞哉は頼真を「息子」とは言っていないし、

「頼真の父親」のことは言及していません。さらに、頼真の母親の年齢も見ていただくと、少し見方が変わってくるかも知れません。


私の中で正解は用意しているんですが、読者様自身で、瑞哉と頼真がどういう関係だったのか、正解を見つけてくれたら嬉しいです。

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