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理不尽異世界ファンタジーライフ!  作者: 星月なつ
第1章 異世界という希望
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第5話 ミニアス王国

クエストが終わり、元いた街に戻るまでの過程に、幸太はルリから聞いた。この世界の名前はアスリア。ということ。


そしてこの世界アスリアにも国というものが存在し、先程クエストに行くまでに、幸太とルリが歩いていた街が、ミニアス王国。


ルリが言うには、この世界は幸太がいた世界でいう、ヨーロッパの中世時代ほどの発展なんだそうな。


と、ここまで幸太は話を聞いて馬車を降り今に至る。


降りた場所は集会所のすぐ前である。

集会所の手前で少しの間2人は雑談をした。


「いやぁ〜。俺何もしてねぇけどなんか疲れたぜ〜」

「幸太はこれからお店に行くのでしょう?」

ルリが疲れきった幸太に聞く。


「ん? 店って何のことだ?」

幸太は完全に忘れいている。


ルリが言っているのクエスト出発前に渡されたキャバクラ店の割引券の店である。


「あ、忘れてるなら大丈夫です……。はい 気にせずクエストの報酬を受け取りに行きましょう」

ルナ自身、ホットしたような表情で集会所に向かわせる。


中へ入ると朝以上の盛り上がりをみせていた。


「今日の俺のかつやくみたぁ?」

「いやぁ〜あのモンスター思ったより硬かったなぁ」

「なぁにいってんのー!」

沢山の声が聞こえるが、多くがモンスターの考察。自慢であった。


そしてもちろんカウンターには金髪の美人メイド。ルキナちゃん。


「お、お帰りなさいませー!」

大忙しである。


「えーと……。クエスト報酬は2500ルギアと」

カウンターの奥にあるタンスをあさりながら言う。


「あった! ルリ様ー! こちら報酬になります!」

「ありがとうなのです 今後もよろしくなのですー」

ルキナが持ってきた黄色っぽい膨らんだ袋をルリは適当に受け取り、返事を返して踵を返す。


「え? どこいくの?」

「幸太もついてくるのですよー その間またこの世界について紹介するね」

ルリは詳しく説明することなく足を進める。


集会所を出るとあたり1面真っ暗で壁などにかけられている松明だけが明かりとなっている。


暗くて視界が悪い中でもここ、ミニアス王国の商店街は賑わっている。


「まず何から聞きたい?」

周りにいる人の邪魔にならぬように気を使いながらルリと幸太は歩く。


「あー……。そうだな お金の単位とか?」

幸太はルリに問われたので知りたいと思ったことを聞く。


「円がルギアになるだけ。1000ルギアで1000円分なんだよ」

手に握らせている報酬金とドロップで得たルギアをちらつかせて言う。


「なるほどなぁ……。まぁこの世界についてはだいたいわかったよ! あと知りたいのがギルド名かな ギルド名も書けって言われてたじゃん?」

そう。ルリはギルドを開いたのである。ならばギルド名もあってもおかしくない。


「あー。それだったら適当につけたよ。夜桜だったかなぁ。」

ルリはあまりにも適当につけたギルド名なのであやふやである。


「へー、良いじゃん」


「ありがとうなのです。次ここの角を曲がれば宿泊所なのですよー」

ルリが指を指して言う。


「了解ー」

幸太は適当な返事である。


その後幸太とルリは宿泊所の受付にて泊めてもらうため手続きをすませ部屋に入っていった。



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