指導室にて
バトル、ホラー、アイドル、恋愛と同時に開始したゆったり日常今日も今日とて三バカトリオは笑う。
「さすがに授業中にあれはないなと思いました…自分でもなんでしたのか〜みたいな…」
と透が反省をしていた。今は指導室にいる。
「先生も授業中にそんなことする人がいるとは全然思ってませんでした。一応聞くけど透くん何が悪かったと思う…」
指導している先生は担任の愛ちゃんだ。
「授業中によくある帽子の中からハト出すやつです。」
「ちょっと待って、それ先生知らないよ。そんなこともしてたの?」
見事に墓穴を掘った透。しかもそれ聞いて先生も唖然。
「じゃあ、クラス全員で人狼ゲームしてたことですか!」
「えっ、クラス全員でそんなことしてたの先生それも知らなかった。」
もはや、ボケてきてるのかすらわからない。
「もっと、なんかあるでしょ!」
「えっ、もうわかんないんですけど…」
「嘘でしょ!?もう1つあるでしょ!大きな音するやつ」
愛ちゃんはそう言ったものの
「クラッカー…?」
愛ちゃんはもうこいつの口からは答えは出ないと思ったので。
「もういいです。先生が言いたいことはただ1つ…」
透は頭をかしげた。
「授業中に花火をするってどういうこと!?ビックリしたよ。そんな子がいるとは…なんで火災報知器がならなかったのかはわからないけども…」
そう言って説教している時に扉が開いた。入ってきたのは志賀 智也。現国の先生だ。
「先生の教室の火災報知器が故障してたらしいですよ」
透は笑みを浮かべた。
「先生良かったですね。僕が花火したおかげで火災報知器の故障が分かりましたよ…」
「お前教室で花火したの?」
志賀先生が呆れていた。
「うちのクラスにもバカは1人いますが先生も苦労してんすね…」
「そうなんですよね…」
先生2人が意思疎通した。
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