うろ覚えでやってしまえ 柴田昌弘さん
柴田昌弘さん
別マの「紅い牙」シリーズ。が好きでした。花ゆめに移っての「ブルーソネット」はランが知り合った女子高生が鞭で打ち殺された辺りで読めなくなりました。あれはないわーと個人的に思ったのよ。まぁそういった作風の人かなぁ柴田さん。ごめん。
後好きだったのが、別マの季節の特別号かなにかで読んだ青木ケ原樹海が絡む榊少年の話。私この話で青木ケ原樹海知りましたからねぇ。それだけちみっこだったのよ。
内容はあまり覚えていないんですけど、榊少年がとある高校に転校してきてそこでなにか事件が起きるんだけど、それを彼が解決する話だったよね。彼の出自が凄かった。うん。樹海で自殺した(殺された?)女性から生まれて、樹海深くの風穴の向こうにある死者の村で育ったたったひとりの生きた人間って設定だったっけ? 続編ないかなぁって思ってたもんですが一話きりだったのかな。まぁ、長くなると話が大きくなるので(多分壮大な話にしちゃうよね)あれはあれでよかったのかも。
紅い牙シリーズ。遺伝子操作で作られた超能力を持った少女小松崎ランの孤独な戦いだったよね。途中でワタル少年が一緒にいるようになったけど。このおかげで狼に育てられたーーーってキーワード外せなくなったんですよね。まぁ、副題の狼少女ランーーーラン狼に育てられたっけ? ずいぶん読んでないからなぁ。
初恋のひと、バード。彼とハッピーエンドはないのね。と、誰かが書いたネタバレ読んでショックだったけど。
後ねー短編だったけど、女性が人工的に作られて男性のおもちゃっぽい扱いを受けている世界の話。これ花ゆめだったのかな? Wingsだったのかな? そんな世界で純愛を貫いた高校生男子と女の子の悲劇。いえ、これで柴田さんの作品読めないって思ったのよ。うん。合わない。なのにこの間魔が差しまして短編集読んでたらこの話に出くわしまして。「あががががー」でした。いえ。マジです。ファンの方には申し訳ない。