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04引っ越し

それから鷹宮さんと家に帰ることになった。

どうやら鷹宮さんは引っ越しの業者に頼んでもう来ているらしい。



「やっぱり来てた」

「ねえ2人とも手伝ってよ!」



妹が先に手伝ってくれていたらしい。

これは急がないと不味いな。

僕達は鷹宮さんの荷物を運ぶのを手伝った。

わりと荷物は最小限らしく30分位で終わった。



「はいこれ」

「手伝ってくれたお詫び」

「ありがとうございます」

「あのそれで今日から住むんですよね」

「そうだが?」

「その学校とか大丈夫ですか?」

「いやほっとけばいいって」



と言われて肩を叩かれる。

痛いけど痛くない。



「それじゃあ中入りましょう」



僕は鷹宮さんに家の中をしっかり説明した。

説明している間鷹宮さんは不思議そうにあちらこちら見ていた。

最初はまず当たり前だけど玄関から入って、

すぐにリビングがあって、キッチンもある。

妹がまた腹を出して、またアイス食べてる。



「なあ花恋腹出すなって冷えるぞ」

「はーい」

「それじゃあ今日はどうしますか?」

「今日はどうしたい花恋ちゃんは?」

「えーわたーし?」

「そうだなー今日暑いしそうめん!」

「了解」

「台所貸してもらうね」

「いや茹でるくらいなら僕でもできますよ」



それなので今日は僕が料理をします。

まあ麺茹でるだけなんで料理かなと思うけど。

まあ麺茹でて、皿に載せて完成。



「はいどうぞ」

「そうめんだ!」

「そうめんか」



どうしたんだろうか何かマズかっただろうか?

もしかして足りないとか、どうしようか。



「鷹宮さんどうしましたか?」

「いや、そうめん食べたことなくてな」

「そうなんだ」

「珍しいですね」

「まあ家の都合でな」



その後そうめんを食べた後僕は自分の部屋に戻った。



さてと部屋のヤバい物は隠すか、処理しよう。

まず部屋の鍵を閉めて、これもあれもしまって

これはゴミに捨てて、いいややっぱり、

めんどい。

うん、だから今日はもう寝ようかな。



少し睡眠中~



一方その頃花恋達は~



花恋はまたアイスを食べ、鷹宮さんはテレビを見ていた。



「ねえ鷹宮さん」

「なんだ?」

「お兄と付き合ってるの?」

「ブフッ!」



鷹宮さんがおもいっきりふく。

顔を真っ赤にして照れているようだ。

これはお兄がちょっと気になってるのもわかるなー。

ちょっとだけ深堀りしてみようかな。



「鷹宮さん、お姉ちゃんって呼んでいい?」

「な?!」



私の頭に衝撃が走った。

お姉ちゃんだと。

私にはこれまでにないぐらい頭に衝撃が走っていた。



「も、もう一回言って」

「鷹宮お姉ちゃん?」

「グフッ!」



鷹宮さんが急に吹いて顔が大変なことになってる。

これはお兄に見せたら面白そうだなー。



「お兄!」

「ちょっと花恋ちゃん!」



私は止めに行くが花恋ちゃんが走って行ってしまった。

そのせいか見失って辺りを歩くことにした。




それにしてもまさか私が家出して男の家に住むことになるなんてな。

ほんとだったら他の男の家に行って、

いや、やめよう。



それにしても本当にここ広いな。

私の家もかなり大きいけどここもたいそう大きい。

そんなことはともかくとしてちょっとだけ探検してみるか。

二階に行って見るとトレーニング用の器具があった。

私はこういうのは家になかったから取り敢えず試しにやってみることにした。



「じゃあまずはランニング」



まずはランニングをやることにした。

これに乗って、電源着けて走って見ると。



「あれ?案外いけるな!」



なんて思ったことがよくなかった。

スピードをマックスにした途端に速くなって。



「これはヤバいー!」

「助けて日原!」



これホントにヤバいって!

5分経つ、まだ来ない。

10分経つまだ来ない。



「助けてー!」



助けてーと言いながら走っていたら、

ついに転けた。



「ちょっと鷹宮さん!」

「日原!?」



転けそうになったところを日原が助けてくれた。

そのまま転けると私は日原に覆い被さるように倒れた。



「痛てて」

「痛ったー!」



二人とも倒れる。

日原の上に私が覆い被さる。

日原が下にいる。



「ちょ日原!」

「ブヘッ!」

「ちょ日原!」



日原が気絶してしまった。

ど、どうしてなんだー?!

私は日原をかついで日原の部屋に向かった。

日原の部屋に入ると真っ先に見えたのは写真だった。

写真には家族かな多分家族写真が張ってあった。

それ意外にはあれ?これだけ裏になってるような。

嫌、これは見たらダメな気がする。

それよりも私は日原をベットにそっとおろした。

日原こいつ飯食ってんのか?

滅茶苦茶軽いんだが、女子か?

おっとまた転ける。

転けるとそのまま日原の唇に私の唇にあたる。

こ、これは?!

き、キス?!



「んあ」

「バカ!起きんな!」



私は急いで顔を上げて手で顔を押さえる。

あ、危ない、間違えてキスをしてしまった。



「あれ?今私キスした?」

「え?」

「え?」



どうやら日原が起きていたみたいだった。

日原は顔を真っ赤にしていた。



「あ、あの鷹宮さんさっきのは」

「わ、忘れろ!」

「は、はい!」



な、何故か助けようとしたら逆に助けられてまさか、キスまでされるなんて。

うーんマズイ、部屋見られたか?



「あの鷹宮さん写真見ましたか?」

「いや?」



よかった見ていないようだ。

あれはあんまり見られたくない物だから。



「あの鷹宮さん先お風呂どうぞ」

「わ、わかった」



鷹宮さんが小走りで部屋から出ていく。

するとクローゼットから妹が出てくる。



「いやーそこは押し倒しちゃいなよーヘタレ」

「いや何を言っているのかわかりませんねー」

「まあいいや、それじゃあ私も風呂入ってくる」

「わかった、え、えー!?」



い、妹が鷹宮さんとお風呂に入るらしい。

いや、別にナニモ思ってまでんよ。



「ふーとにかく今日はもう寝るかな」

「お休みー」



僕はもう今日は眠った。


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