第一章までの登場人物
人物を早めにたくさん出しすぎたなあと反省。
勇者軍
クロウ(黒森朝太)
本作の主人公。
仕事中に鉄骨の下敷きになり死んでしまったが、異世界の勇者として選ばれて第2の人生を送ることとなる。
だが勇者は得意属性が光のはずが、クロウは闇属性を得意としている。
勇者としての固有能力は倒した魔獣のマナの吸収。扱う闇魔法も吸収能力があるため、何らかの関係があると思われる。
反帝国軍に参加し、実戦の下地があるとはいえ驚異のスピードで剣術を物にした。
魔剣に取り憑かれた熊人の戦士ヘイドラグを倒し反帝国軍改め勇者軍の首領となる。
本人のあずかり知らぬ情報だが、本来の勇者は人間として生まれてくるようなので、それを含めて色々と異常な人物であることが分かる。
メリー
勇者クロウの従者として、彼の影から具現化した闇の精霊シェイド。
クロウをパパと慕い、彼の影の中にいることで体の動かし方などをサポートする。
少女と猫の姿がとれるが、それは前世が関係してるという。
闇魔法を使う他、クロウから聞いた話を元に新しい形態も生み出した。
生命神と親しい間柄のようで、クロウの目を盗んで会っているなど何やら秘密がある様子。
アンナ
第一ヒロイン。
盗賊を生業とする種族、賊妖精の女性。
クロスボウの名手であり、毒物が大好き。
監獄冥府タルタロスでクロウに助けられ、反帝国軍への参加を条件に共にケルベロスを討伐する。
家族同然であるボギーたちへの親愛とリーダーとしての非情さの板挟みに苦しんでいた。
彼女の冷静な部分がクロウを危険視して味方に取り込んだが、ボギーの中でも慎重な彼女としても危険な彼に惹かれていた。
マックスがそんな彼女の代わりにリーダーとなり、重荷と共に支えすら失ったところをクロウに諭され完全に惚れる。
エリザ
反帝国軍を率いる吸血鬼の女性。
本拠地であるブラドの館に来たクロウと脱衣所で鉢合わせになるよう仕向け、魔眼で魅了して試すなどかなりの策謀家。
氷の魔術と冷徹な拷問術から〈冷血〉の異名を持つ。
前回の魔王ドラキュラと同じ種族であり、何か関係があるご様子。
強さを理由に反帝国軍の首領の座をクロウに譲ったが、長い間四苦八苦していた流れを変えた彼に何やら特別な感情を抱いたご様子。
アルヴィナ
髪も肌も白い自動人形。
柄の先に巨大な鉄球をつけたポールウェポンを武器とする戦闘メイド。
衰えないヒューマンのような肉体など、謎技術で造られている。
目と口は糸で縫い付けられているが、整った顔立ちをしており日本人を彷彿とさせる。
とある時にエリザを助けたが、何やら勇者と関係があるようだ。
クロウが来てから、エリザより彼を優先するようになった。
レリーチェ
下半身が蜘蛛である蜘蛛人のメイド。
糸による敵の捕縛にも長けるが、人形を操りブラドの館の管理を本業とする由緒正しきメイド。
元より数が増えにくいアラクネは帝国に殺され、エリザに助けられた彼女が唯一の生き残りとなっている。
命の恩人であるエリザに忠誠を誓っている。
マックス
ボギーの男性。
アンナには負けるがスリングショットでの射撃を得意とし、罠の扱いはボギーの中で追従を許さない。
普段は気怠そうな目をしているが、警戒時には鷹のように鋭い目をする。
アンナやジャックとは幼馴染。
アンナがリーダーとしての立場により心のうちでせめぎ合っているのを心配していたが、クロウという支えが現れたのをきっかけにリーダーに替わる。
ジャック
ボギーの男でアンナの兄。
血走った眼、無精髭を生やしたクロウ曰くヤバそうな人。
ガルニア帝国軍に目の前で家族を殺される前は心配りが細やかな優しい男だった。
鉈と手斧で敵をバラバラに解体することから〈千切り〉の異名で呼ばれている。
魔剣持ちを倒したことで戦士としてクロウを認めているが、アンナが想いを寄せていることに関しては何やら物申したいご様子。
ジャスティン&ハイド
不死の儀式により高位不死者となった生霊と不死魔術師。
元は二重人格の一人の男だったが、儀式後に人格が二体に分かれた。
光の軌跡を使う人格者がジャスティン、闇の魔術に長けた傲慢な態度をとるのがハイド。
クロウの教育と魔法の監修をし、彼にはそれぞれ先生・師匠と呼ばれる。
アルフォンス
首はあるけど胴体から離れている特殊な首無し騎士。
武闘に優れ、クロウに剣術を教え……模擬戦で鍛えた。
直感と本能で戦う、天才と馬鹿は紙一重という言葉は彼のためにあるようなもの(クロウ談)。
剣より馬上槍を手にした騎馬戦を得意とする。
元は帝国の騎士で、エリザの説得により寝返ったことで帝国軍に優先的に狙われ首を刎ねられ、不死の儀式によってこの世に留まった。
エリック
元オペラ歌手の高貴な木乃伊。
クリスティーナという伴侶に会いたいらしく、礼拝堂で祈っていた。
祝賀会ではカサカサの見た目からは想像できないほどの美声を披露した。
アルジー
デュルガーの老人でブラドの館での鍛冶仕事を担う。
手段は選ばない、デュルガーらしい性格をしている。
シャベルを武器とする。
本名はアルジャーノンで、帝国軍相手にゲリラ戦を繰り広げ唯一生き残った。
〈落とし穴〉の異名で恐れられている。
イルグランド連合王国
ジェーン
勇者と共に魔王を討ち果たすために女神に選ばれた聖女。
本来、幼少の頃から見出されるはずの勇者が現れず一人で周りの期待を背負って生きてきた。
使役神の神託により勇者の登場を知り、以前より気力に満ちている。
彼女とクロウが出会うのはまだ先の話。
ジノーヴィア・ペンテリー
アマゾネスの女傑にして女神騎士団団長にして女性だけで構成される戦乙女部隊隊長。
勇者がいないため武術の腕を求められ、戦乙女部隊に組み込まれたジェーンの姉のような存在。
カリスタ
女神教のトップである教皇の女性。
ジェーンとジノーヴィアの上司。
ガルニア帝国
ギルベルト・カイザー・ガルニア・デーニッツ
ガルニア帝国第五代皇帝。
今は亡き側室と出会ってから苛烈さが収まったという。
ディートリヒ・ネロ・ガルニア・レーダー
ガルニア帝国第一王子。
王妃の息子にして最も帝位に近い男。
それぞれの能力は後述の双子に比べ劣るが、政治と戦の両方に優れる。
帝位継承権を巡る争いでの勝利を確実とするため、帝国にはもはやなくてはならない魔石を産出できる帝国筆頭魔術師のカスパルを味方につけた。
王妃である母よりも側室を愛していた父ギルベルトに思うところがあるため、バルタザルとも手を組んでいるようだ。
ヴィクトーリア・ライラ・ガルニア・ラスカリナ
ガルニア帝国第一王女。
アレクサンダーとは双子で彼女が姉。
政治力に長け、混沌渦巻く貴族社会での裏に精通している。
帝国において排他されるべき他種族を奴隷として利用しようとしている。
謎に包まれているカスパルを危険視している。
アレクサンダー・カミル・ガルニア・ラスカリナ
ガルニア帝国第二王子。
ヴィクトーリアとは双子で彼は弟。
指揮官としても自身の剣の腕としても戦場にて才を発揮する。
彼は帝位に興味がなく、将軍の席を欲している為、姉と手を組んでいる。
王族らしかぬ態度と行儀作法でよく周りから諫められる、特にヴィクトーリアとブリッツ将軍。
直感で魔術兵団の温蔵にきな臭さを嗅ぎ取る。
敵とはいえアルフォンスとは意気投合しそうだ。
カサンドラ
ガルニア帝国第二王女。
帝国国教であるバルド教の敵である使役神ミカエラの神託を受けた王女。
ゆえに王族や母の実家の家名を剥奪され城内に軟禁されている。
セミラミーデ・ガルニア・レーダー。
帝国王妃にしてディートリヒの母親。
皇帝の恩寵を最も受けた側室が病死したとき、彼女の仕業かと疑われたが証拠は出なかった。
とはいえ双子とその派閥の貴族は皆未だに疑いの目を向けている。
マグダレーナ・ガルニア・ラスカリナ
最も皇帝の恩寵を受けた側室で双子の母親。
故人。
彼女の存在によって皇帝は変わったという。
メルヒオール・ビスマルク
帝国の宰相。
帝国の経済を担う三賢者の一人でデブ。
バルタザル・シャルンホルスト
ヒューマンの祖であり世界の創造主たる真の神を崇めるバルド教の大司祭。
帝国の国教を担う三賢者の一人。
敵神の神託を受け、言う通りにしようとしたカサンドラ王女が死罪にならないことが不服のご様子。
同じく皇帝に物思うところがあるディートリヒ王子と手を組んだようだ。
カスパル
帝国筆頭魔術師にして魔石を生み出す錬金術を得意とする。
仮面を被って素顔を見せない、帝国の魔術を担う三賢者の一人。
怪しいこと限りないが、これといった裏はヴィクトーリアですらとれていない。
ブリッツ・バール
帝国軍の将軍。
力を重視する帝国の軍人として、若いころは戦場を駆けた豪傑。
武に優れたアレクサンダー王子に肩入れし、迅速な攻勢をかける戦術を受け継がせた。
ユリウス・オスター
帝国の公爵。
政治に長け、ヴィクトーリア王女こそが次期皇帝と信じてやまない。
真の神や魔石に関して懐疑の目を向けている。
熊人
ヘイドラグ
ベルンの族長。
巨人に集落を攻め込まれ、戦力を魔剣に願った。
結果、勇者であるクロウの下に辿り着き、魔剣に乗っ取られる。
狂ったゆえに口にはしなかったが、当初の彼の本望通りクロウによって倒された。
ソーロル
ベルンの戦士。
ヘイドラグ族長の付き添いとしてついてきたが狂った族長に攻撃される。
神
使役神ミカエラ
女神ルナティミスの伝令にして審判を司る神。
聖都オリュンピネスの大聖堂にて神託を下す。
彼女曰く、女神は神々が住まう狭間の世界を留守にしているという。
死神グリムヘル
死を司る神。
事故死したクロウの魂を狭間の世界に導いた。
恐ろしい見た目に反して口調は軽い。
下手をすると無に還りかねない雲の下、灰色の大地にて魂を導く。
生命神プシューケ
命と自然を司る神。
化身から具現化してまで精霊から情報を集める。
メリーと親しいようだが……?
二日後に本編更新予定




