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itsumo kokoni
itsumo kokoni
ひとつ年下のあなたに、
恋をした私。
ひとつの年の差が、
気になった私。
ひとつなんて変わらないと、
気にすることじゃないと、
教えてくれたあなた。
少しずつ増えていく電話が、
少しずつ近くなる距離が、
なぜだか切なかった。
こんな幸せ、二度と無いなんて、
本気で思ってた私。
こんなに誰かを好きになることなんて、
もう無いと、本気で思ってた私。
少しずつあなたでいっぱいになって、
少しずつ触れる時間も多くなって、
なぜだか切なかった。
あなたがいない世界なんて、
到底考えられなくなった私。
あなたが離れていくなんて、
絶対無いと、信じてた私。