プロローグ。
全ての物事には、始まりがある。
始まりの鐘が鳴り響く。
それと同時に雲の隙間からは光が差し込み、
世の中はまぶしい太陽の光に包み込まれる。
寒かった夜から、温かい昼に変わり、人々は行動を始める。
仕事、学校、 夢や希望に向かって、人々は歩みを進める。
強く、力強く、一歩一歩を懸命に、 今日もまた「歩こう」と進み出す。
人は弱い生き物だ。 他人を犠牲にしてしか生きられない生き物だ。
だけど、人には“考える力”がある。 次をどうするかを決める力がある。
だから、人はその“考える力”を使って、過去を“反省”をする事も出来る。
今日の何がいけなかったのか? 明日はどうするべきなのか? そう考える事が出来る。
だから、人は日々 進歩し続ける。 進化して、強くなって、「また今日も」って。
そう思って、目覚めの朝を迎えるんだ。 きっと明日はもっと強くなっていると信じて。
全ての物事には、終わりがある。