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魔法使ひは時計回りに旅をする  作者: 箱いりこ
第一章 東の空に陽が昇る
22/104

21話

 深夜。サクはそっと屋根裏部屋のドアを開けた。

 左腕に時計をはめ、右手に持った懐中電灯で足元を照らす。音を立てないようにゆっくりと階段を下りると、裏口から外へ出た。


 暗い夜道に、ぼんやりと街灯の明かりが落ちている。空には白く輝く月が浮かんでいる。

 サクは手に持った懐中電灯の明かりを消した。


 ――誰にも見つかりませんように。


 心の中で祈りながら、目的の場所に向かって歩き出した。


 今からおよそ八時間前――。

 閉店後の清掃を終えると、サクはすぐにズボンのポケットから腕時計を取り出した。

 何が不具合だ。心の中でそうぼやき、店主に「ちょっと出掛けてきます」と言ってから、アサヒとともに店の外へ出た。

 それから早足で針の指す方へ向かった。以前泊まった宿の前に出る。その裏手には、童話に出てきそうな外観の建物――学校があった。


 針は、その学校を指していた。




 昼間立った場所と同じ場所に、サクは立っていた。宿のある方角とは反対側。人気のない狭い通りに面した、校門の前。

 そこから見える三階建ての黄色い校舎には、明かりは一切灯っていなかった。


 ――行くか。


 門の隙間に手を入れ、懐中電灯を音を立てないようにそっと地面に転がす。

 門の高さは目よりも下、鼻よりも上。越えるには、ほんの少し勇気と勢いが必要だった。


 軽く助走をつけようと後ろに下がる。と、その時。

 トントン。突然、誰かに肩を叩かれた。サクはビクッと心臓を跳ね上げながら、右を向いた。


「……なんだよ。脅かすなよ」


 大きく息を吐いたサクに、アサヒが怒ったような口調で言った。


「どうして一人で出て行ったの? 一緒に行くつもりだったのに!」


「どうせ寝てると思ったんだよ。モモちゃんもいるからノックできないし」


「ちゃんと起きてた! 時間ぴったりに部屋を出たのに、先に行っちゃうなんてひどい!」


「悪かったよ。謝るから、大きな声を出すな。誰かに見つかったらまずいだろ」


 その瞬間、アサヒはキュッと口を閉じた。

 サクは左右に首を回した。人の気配はない。ふぅ、とひと息ついて言う。


「ここで待ってて。俺は中に入って、絵を取ってくるから」


「嫌。わたしも行く」


「……いいけど。この門を越えないと中には入れないぞ」


「わかってる」


 アサヒはそう言うと、門の上に両手をかけた。その場でポンッポンッと二回跳ね、三回目でえいっと高く跳び上がった。

 見事、腰まで上がることに成功。あとは跨いで降りるだけ。

 サクはハラハラしながら、アサヒを見ていた。人に見つからないか。バランスを崩して落ちたりしないか。……下着が見えないか。

 しかし、それらの心配はすべて杞憂に終わった。あたりは暗く、一瞬ワンピースの裾がめくれたくらいで何かが見えることはなかった。


 サクもすぐに門を越えた。懐中電灯を拾い上げ、アサヒに「行こう」と言って歩き出す。

 花壇に囲まれた階段を上ると、校舎の中へ入った。


 そこは学校というより、古い邸宅のようだった。サクの通っていた学校とは全く雰囲気が違っていた。

 まるでこの街の通りのように、狭い廊下が入り組んでいる。

 ただでさえ狭いのに、あちこちに人やら動物やら、はたまた何なのかよく分からない彫刻が置いてあって、はっきり言って邪魔だった。

 

 サクは懐中電灯を照らして腕時計を見た。


「中がこんなに複雑な構造になってるとは思わなかった。おまけにこの時計、方角しか示さないから、何階なのか分からないんだよな」


 アサヒが困ったような声で「う~ん」と唸ってから言った。


「やっぱり、ヒロ君に直接訊いたほうがよかったんじゃない?」


「それだと魔法のことが――」

「まほうって何?」


 声に驚いて、サクは振り返った。懐中電灯の明かりが少年の姿を照らし出す。


「夜の学校でランデブー?」


 ヒロはいつもの調子でそう言いながら、サクたちに近寄った。


「なんでここに……」


 あ然とするサクに、ヒロはニヤッと笑って言った。


「昼間も来てたでしょ。窓から二人のこと見てたんだ。それで、夜中に物音がして、裏口からアサヒさんが出ていくのが見えたから、気になってこっそりつけてきたってわけ」


 サクは横目でアサヒを見た。アサヒは驚いたように、


「全然気づかなかった……」


 と言った。

 ヒロはニッと歯を見せた。


「二人、絵を探しに来たんでしょ? どうして学校に隠したってわかったの?」


 サクは一瞬ドキッとしたが、すぐに冷静な口調で言った。


「ヒロが隠したなら、学校だと思って」


「ふ〜ん。……なんでそんなにあの絵が欲しいのかわかんないけど、まいっか。教えてあげる」


 サクとアサヒは、ヒロのあとについて螺旋階段を上った。二階の隅、四畳半ほどの広さの部屋に入る。

 そこは美術準備室だった。

 ヒロは明かりをつけると、棚に重ねられた何枚もの紙や板を手早くめくって、そのうちの一枚を抜き出した。


「木を隠すなら森の中ってね。……この絵、見える場所に置かないと効果がないんだ。

 うちの店、ガラス張りだから外から丸見えでしょ? 最初は店の前を通りがかった人が、外からこの絵を見て、引き寄せられるように中に入ってきてたんだ。

 絵のことが街中で噂になると、流行りものに飛びつく人たちが押しかけてくるようになったけどね」


 差し出された絵を、サクは両手で受け取った。

 一見、寒々しさを感じさせる青の雪景色。だが、どこか安心感を抱くような、温もりを感じる。

 夜空に向かってそびえ立つ、オーロラのように光る壁。それを背後に、一人の若い女性が胸の前で両手を握って佇んでいる。ウェーブがかった金髪。青い花の髪飾り。

 顔立ちははっきりとは分からず、曖昧な印象だったが、確かに彼女に似ているような気がした。

 サクはしばらくのあいだ、自分でも気づかないうちにその絵に見入っていた。


「それで、まほうって何?」


 ヒロの不意打ちに、サクは心臓が飛び出たんじゃないかと思うくらいドキッとした。

 ヒロはサクの顔を見て、ニヤッと笑った。


「本当はずっと変だと思ってたんだ。誰が描いたかわからない絵に、たくさんの人が引き寄せられるなんて。

 もしかしたら、その絵は魔法の絵なんじゃないかってね」


 ヒロは冗談なのか本気なのか、どっちなのか分からない表情をしていた。その表情のまま、言葉を続けた。


「その絵にはきっと、見る者を引き寄せる魔法がかかってるんだ。当然、目の見えない人や、極端に目の悪い人には通用しない。……あと、ちゃんと見ようとしない人にも。

 お父さん、最初は絵に見入ってたんだけど、そこに描かれてる女の人のことをモモにお母さんだって言ってから、目を背けるようになったんだ」


 サクは顔をひきつらせたまま、「へぇ……」と呟いた。

 アサヒが言った。


「モモちゃんに本当のお母さんを思い出してほしくて、絵を隠したんだと思ったけど、お父さんのためでもあったんだね」


 ヒロはやれやれという顔をした。


「ま、自業自得だけどね。……それに絵が無くなったら、お客さんが来なくなって、お父さんは無理して喫茶店を続けなくてよくなるって思ったんだけど。

 全く想定外のことが起きて、何の意味もなくなっちゃった」


 わざとらしく口を尖らせるヒロに、アサヒが「ごめんなさい」と言った。本気で謝っている口調ではなかった。

 ヒロはアサヒに微笑を返してから、サクの方へ近づいた。


「僕、邪魔みたいだから一階で待ってるね」


 耳元でささやくと、すぐに背中を向けて部屋を出て行った。


 サクは開けっぱなしになっているドアを向いて、しばし呆然としたあと、絵をアサヒに渡した。

 腕時計を確認して言う。


「針がこの絵を指しているのは確かだ。……だけど、だから何だっていうんだ? 絵に魔法がかかっているとして、どうしろと?」


 アサヒは絵を見つめたまま、しばらく黙っていた。やがて、顔を上げて言った。


「わたしにはわからない。でも、サクならきっとわかると思う」


「……なんで?」


「だって、サクは先生と同じ魔法が使えるでしょ?」


 アサヒはそう言うと、澄んだ瞳でサクを見つめながら絵を差し出した。

 サクはその絵を無意識に受け取った。……気づかれていた。たぶん、とっくの昔に。


「ごめん。どのタイミングで言い出せばいいか分からなくて」


 アサヒは「いいよ」と言いながらも、わずかに口を尖らせていた。

 サクはもう一度、手に持った絵を見た。


 ――どうすればいいっていうんだよ、父さん。


 絵の中に父がいるわけでもないのに、そう問いかけた。

 沈黙が漂う。

 じっと見つめていると、雪景色の中に吸い込まれそうになった。絵にかけられた魔法。その魔法をかけたのはもしかすると……。


 ――何とか言えよ。


 だんだん苛立ちが募ってきた。絵を持つ手が熱い。手だけでなく、全身が蒸気が出そうなほど熱くなっていた。

 すると突然、


「素敵な絵ですね」


 ――え?


 聞き覚えのある声がした。


「あ? なんだお前。買うのか?」


 また別の聞き覚えのある声。やせ細った画家の男、ルゥの声だ。


「僕、あまりお金持ってないんですよ。だから、見てるだけでいいですか?」


「いいわけねーだろ。買えよ」


「嫌ですよ。お金は大切に使わないと」


「は? 何だ? 俺の絵を買ったら無駄遣いってか?」


 ルゥがあからさまに苛立った顔をしている。あぐらをかくルゥの前には、あの絵があった。青の雪景色に光の壁、金髪の女性。


「いやいや、そんなことは言ってませんよ。本当に素敵な絵ですよね。雪景色に、これはひょっとしてオーロラ・ウォール……北部の絵ですか? すると、この少女のような女性はアリエスとか?」


「あ? 詳しいな。なんだ、お前も北部の出身か?」


「いえ、僕は北東ですから一応ここと同じ東部です。ロクって町なんですけど、知ってます?」


「あー。行ったことはねーけど、聞いたことはある。たしか、観測塔のあるとこだよな」


「えぇ、そうですよ」


「旅行か?」


 そう問うルゥの表情は、さっきよりも少し和らいだように見えた。この男はきっと人見知りなのだ。


「旅行――というより、旅をしているんです。本当は宿を出て、すぐに列車に乗るつもりだったのですが、なにやらおもしろそうな祭りをやっているじゃないですか! それで、あちこち見て回っていたら、特別美しいこの絵に出会ってしまったというわけです」


「ほぅ」


 ルゥの口元が少しだけ緩んだ。

 沈黙が流れる。そのまま五分以上、経過した気がした。

 ルゥが痺れを切らした様子で言った。


「そんなに気に入ったんなら、買えよ」


「それはちょっと……。旅をしている最中なので、あとあと困らないように節約しないといけないんです。持ち歩くのも大変ですし」


「じゃあもう見るな。とっとと列車に乗っちまえよ。お前がいると、他の客が来ねーだろうが」


「僕が来る前から、お客さんなんて誰もいなかったじゃないですか。もう少しだけお願いしますよ」


 それから、さらに十分以上経過した気がした。

 ルゥが膝をトントンと打ち始めた。だんだんリズムが速くなる。

 やがてピタリと手を止めると、鋭い目つきで言った。


「見物料とるからな」


「えっ」


「一分、千エルン。お前はだいたい二十五分間この絵を見ていたから、二万五千エルン払え」


「高っ。見ただけでその値段はあんまりですよ! しかも、だいたいって」


「じゃあ買え。二万でくれてやる」


「不思議とお得感を感じるのですが……。でも、高いので無理です」


「一万ならどうだ」


「いきなり半額は下げすぎですよ。でも無理です。節約しないといけないので」


「九千」


「いやいや」


「八千」


「勘弁してくださいよ」


「七千」


「あの、ですから――」


「チッ。五千でいい。こっちだってな、食ってくために必死こいてんだよ!」


「……分かりました。申し訳ないので、五千二百エルン支払います」


 はぁ。やっと決着がついた。財布を取り出し、代金を払う。差し出された絵を受け取ろうとして――はっと気がついた。

 違う。自分じゃない。金を払い、絵を受け取ったのは……父だ。

 瞬間、ルゥとその周辺しか見えていなかった景色が、一気に広がった。ルゥと向かい合って、膝をかがめている赤毛の男の姿がはっきりと見えた。


「父さん!」


 声に出して呼びかけたつもりだった。だが、父は振り向かない。何度呼んでも同じだった。

 これはたぶん、幻だ。今自分が見ているのは、父の過去なのだろう。おそらくは三年前。父が突然失踪したあとの出来事だ。


 父は絵を受け取る直前、財布をメッセンジャーバッグに戻そうとして、地面に落としていた。さすが父だと思った。あんなところで痛恨のミス。


 絵を受け取った父は、大通りを外れて狭く入り組んだ道に入った。


『あー、やってしまった。持ち歩けないのに買ってしまった……。なんとか高く売る方法はないものか……』


 ひとりごとが聞こえた。すれ違う人が何の反応も示さないところを見ると、これは父の心の声なのだろうか。


『ってあれ? こっちは海の方じゃないか! しまった。間違えた。

 ……すぐに引き返すのもなぁ。ちょっと休憩するか。節約してるとはいえ、コーヒー一杯くらいならどうってことないだろう』


 父は何かに引き寄せられるように、ふらっと左に寄った。カランコロンとドアを開けて、『喫茶 クロード』に入る。


「いらっしゃいませ」


 店主が父に声をかけた。今と変わらない優しげな笑みに、穏やかな声。だが、過去であるはずなのに、店主は今よりも少し歳をとっているように見えた。

 父は軽く店内を見回してから、カウンターの椅子に腰掛けた。


「ホットコーヒーを一つ、お願いします」


 出されたコーヒーを飲んで、父はまずまずという顔をしていた。

 店の奥にヒロとモモがいた。学校から帰ってきたばかりなのか、ヒロの座るソファの上に、投げ捨てたかのようにカバンが置いてあった。

 ヒロは今よりも体が小さく、前歯がなかった。そのせいで面影はあるものの、今のような(ちょっとばかり面倒な)利発さはあまり感じられなかった。


 ヒロが幼いモモに「食べちゃうぞ~!」と言って、ぬいぐるみを見せた。

 モモはキャッキャと笑うかと思いきや、泣き出してしまった。

 ぬいぐるみのチョイスを完全に間違えている。そんなリアルな熊のぬいぐるみ、どこで手に入れたんだ?


 店主が父に「すみません」と言ってから、モモに駆け寄った。父以外に客はいない。店主は一生懸命にモモをあやしていた。

 やっとのことでモモが泣き止むと、店主はカウンターに戻って再び父に謝った。

 父は笑っていた。


「子どもなんだから、泣くのは当たり前ですよ。それに大人の僕だって、時々泣きますからね」


 ――嘘だ。父さんが泣いてるところなんて、見たことがない。


 父は遠くを見るような目をして言った。


「思い出すなぁ……。うちの息子も、昔はよくビービー泣いてましたよ」


「息子さんがいらっしゃるんですか?」


「はい。今年で十二歳になりました。子どもの成長って早いですよね。あっという間に時が経ったような気がします」


 店主がヒロとモモを見た。


「そうですね。早く大きくなってほしいような、ほしくないような……複雑な気持ちです」


 父はこくこくと頷いた。


「小さいうちは手がかかって大変ですからね。うちは片親ですけど、母と同居していたので何とかなりました。僕一人だったら、無理だったかもなぁ」


 でしょうね。と、他人事のように思った。


「うちも同じです。人に助けてもらって、なんとかって感じで。営業中は大体、下の子を見てもらっているんですが、今日は、いえ……いつもあまりお客さんがいらっしゃらないので、早めに上がってもらってまして」


 とつとつと言いながら、店主は気まずそうな表情を浮かべた。父が真顔で「なるほど」と呟いた。


 それからしばらくして――。

 父はコーヒーカップをソーサーに置くと、「ごちそうさまでした」と言った。

 このあとの展開は予想がついている。


 父は隣の椅子の上のメッセンジャーバッグを開き、ゴソゴソかき回して、


「ない」


 慌てた様子で立ち上がり、バッグの中身を一つずつ取り出してカウンターに並べる。

 着ている衣服についている、ありとあらゆるポケットをまさぐる。

 その顔は真っ青だった。

 あまりの情けなさに、思わず目を背けたくなる。

 店主が苦笑いしながら言った。


「明日にでも支払ってくださればいいですから」


「いえ、そういうわけには。こちら側にはもう来るつもりがないので」


 随分と勝手なことを言っている。

 その時、父が何かを閃いたような顔をした。椅子の上から両手で絵を持ち上げて、じっと見つめる。


『あぁ、五千二百エルン。さほど美味しくはないコーヒーにこんなに払わなくてはならないとは。

 だが、持って歩くには大変だし、何より美しいこの絵をもっと多くの人に見てもらいたい』


 父は決心したように、眼鏡の奥の瞳を光らせた。


『見る者を、引き寄せよ』


 魔法をかけた。今、確かに――!

 父は店主に絵を差し出した。


「これを、代金として受け取ってはいただけないでしょうか」


 店主が驚いた顔をした。父は饒舌に続けた。


「実はこの絵、かの有名な芸術家、カビトルが描いた作品なんです。彼は昔、変な鹿威しやら変な魚やら変なテトラポッドもどきやらを作っていましたが、本心では、もっとまともな作品を作りたいと思っていました。

 けれど、彼は長年築き上げてきた自身のイメージを打ち捨てることができなかった。ひとたびまともな絵を描けば、そんなまともな人間だったのかと幻滅されるに違いない。

 しかしどうしても絵を描きたかった彼は、隠れてコソコソと描き上げ、自身の名を記すことなくひっそりと世に送り出しました。それが、この絵なのです」


 よくもそんな嘘をスラスラと。ふざけているとしか思えない。

 店主はゆっくりと両手を伸ばして、絵を掴んだ。

 父が真顔で言う。


「どうですか? 彼の熱いパッションが、この絵から感じられませんか?」


 店主は絵を食い入るように見つめながら答えた。


「涼しげな絵ですが、なぜでしょう。不思議と心が温まるような気がします。かの有名な芸術家、カビトルのパッションによるものなのでしょうか……」


「どうかその絵を、この店に飾ってやってください」


 父は店主に頭を下げると、カランコロンとドアを開けて店を出た。


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