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001 深淵
不定期連載になるかもだけど許してください。
皆さんにはるぅがとても幸せになってほしいと思って頂けると幸いです。
気が付くと‥‥[深淵]にいた。
私は…誰だろう…ここは…何処?
「気が付いた?」
今の声って…まさか…
「クロエちゃん……」
「良かった、気が付いて」
私を抱きしめてくれる……。
そっか…[深淵]なんだ…また来れた…
「ねぇ、あなたの名前を教えて」
えっと……
「名前が無いのね、じゃあ私が付けてあげるわ、あなたの名前は、ルーちゃんよ」
「ルーちゃん……いい響きだなぁ……」
「そうでしょう、さぁ起きなさいルーちゃん、時間だよ。」
「…分かった。」
…ほんとはもっとここにいたかったのにな…少しずつゆっくりと自分が浮かんでいる感覚に包まれた。
目を覚ますと…朝だった。見慣れた景色 ハトの鳴き声 古ぼけた黒色のPC そして目の前に広がる現実
あぁ…またつまらない毎日が始まる…
次回は すぐ投稿予定