第1話 1年で2億円儲けました。株の年間取引報告書(源泉徴収税額も記載されています)を公開します
私は株とFXで1年で2億円儲けました。順次資料等を投稿します。
今回の第1回は株の儲けに関する資料の投稿です。下にある年間取引報告書とその拡大版をご覧ください。
この年の1年間の利益は、図表の真ん中よりも少し上の囲みの右側にある「③差引金額(譲渡所得等の金額)」に書いてあります。(拡大版では上から2行目~4行目)
この欄は3段になっていて、いちばん上が上場株式分の利益で6454万2049円
2段目が信用取引分の利益で6334万9519円
3段目が合計利益金額で、1億2789万1568円と記載されているのがご覧になれると思います。
これらが記載されている所の上の段には「譲渡に係る源泉徴収税額」が書いてあります。(拡大版では一番上の行)
この年は税率が10%でしたので、所得税の源泉徴収税額は914万0401円
住民税の源泉徴収税額は383万6735円と記載されています。ですから株式分の利益に係る1年間に支払った(源泉徴収された)税額の合計は1297万7136円でした。
年間取引報告書
年間取引報告書拡大版
この年の株の売買総額は20億円でしたが利益は1.3億円弱しかありませんでした。取引金額の6パーセントしか利益を出せませんでした。私の株投資偏差値が高くないことをよく示しています。
詳細は忘れましたが取引の内容を大雑把に言いますと、売買総額20億円の内利益を出した取引が12億円分程度で、その利益が1.8億円程度、損失を出した取引が5億円程度でその損失が0.5億程度、収支トントンだった取引が残り3億円分ほどで、合計取引金額が20億、利益が1.3億円弱というところだったと思います。
さて、私は千葉工業大学という4流大卒なのですが、もし私が一流大卒ならもっと儲けられたかというとそんなことはありません。株で儲けられるか損をするかには受験偏差値は全く関係ありません。関係するのは物の見方考え方・事態への対処の仕方・特に感情のコントロール、つまり性格的なものです。
現に、私が知っている東大卒のキャリア官僚で、審議官(局長級の偉い人)などを歴任した人も株では儲けられませんでした。
とは言っても自動車運転免許の学科試験に2回も落ちたというレベルの方には投資はお勧めできません。そのレベルの人ですと、沢山ある株にかかわる常識や値動きの癖などを一通り理解しておくという事が非常に困難だと思うからです。
あと、大前提なのですが、大きく分けると人には「お金を使う才能がある人」と「お金を貯める才能がある人」がいると思っています。両方の才能がある人は少ないと思います。それで、「お金を使う才能がある人」は元手がたまる前に使ってしまうので、そもそも株やFXが始められません。
給料が入るとみんな使ってしまう人は、まずは最低でも収入の3割は貯蓄=元手作りに充てる生活に切り替えて「お金を使う才能」を退化させる必要があると思います。それは年収が150万円でも5千万円でも同じです。「アリとキリギリス」で語られているように、先に楽しんでいて後でも楽をするなどというおいしい話はまずホトンドありません。
最後に、申し訳ないですが、寄付してくれとか、もっと儲けられるいい話があるとか、儲け方を教えてくれとか、住所を教えてくれ出来れば不在になる時間も(笑)とか、という面倒な話はお断りします。なお、63歳で2億円を儲けた後は金を使うことだけに全力を注いできました。私には「お金を使う才能」がないもので8年もかかってようやく、今まで儲けて貯めてきたすべての金を使い果たすことが出来ました。(呑む打つ買うなどの不謹慎なことはやっていませんよ。個人的なぜいたく消費もやっていません。ですので、使い切るのが大変でした。)
今はスッカラカンですので寄付とかできませんのであしからず。そうだ、寄付なら前澤さんにお願いしてみては如何でしょうか。(前澤様ごめんなさい。)
次回の投稿では、平成25年分の、FX取引業者発行の「課税対象となる外国為替証拠金取引における損益合計額の証明書」つまり平成25年1年間のFX分の利益を表す書類や、それに関する税金の納税証明等を公開します。