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「管輅を探せ!」

(祝)投稿連載1年突破!


これからも完結まで頑張ります!

和尚から教えてもらった近道のおかげでついに一刀達は…


バァンッ!!


目的地である瑠陳にたどり着いた!


一刀「ようやくたどり着いたぜ! 」


鈴々「普通に書けばもっと早く着いたのに作者がうまくまとめてくれないせいでさらに長くかかってしまったのだ 」


朱里「はわわ!?鈴々ちゃんそれは禁句ですよ!? 」


といつものような会話をする一刀達


愛紗「ところで一刀殿、探している管輅というものの人相はどんな感じですか? 」


一刀達の目的はこの瑠陳の街にいるという管輅に出会い、一刀を元の世界に帰す方法を教えてもらうためである。


翠「そういえばあたしもそれが気になってたんだよ 」


星「人相がわからなければ探しようがないですからな、教えてくだされ 」


みんなが一刀に聞くと


一刀「実は管輅の人相についてなんだが… 」


ごくりっ!


全員が(つば)をのんで一刀を見つめるなか…


一刀「俺も知らないんだ! 」


ズコッ!!


一刀の言葉にみんながずっこけた


焔耶「バカか貴様は!それでどうやって探せというんだ!♯ 」


一刀「俺が知っているのは占い師をしているってことだけだよ!? 」


それだけで人探しは苦難である。


愛紗「仕方がない!こうなったら人海戦術だ。手分けして探すしかないな! 」


数が多い一刀達は人数を小数の組に分けて管輅を捜索することになった。


そして公平にくじで決めた結果…


桃香「ぶーっ!愛紗ちゃんが一刀さんと一緒だなんて何だか不公平な気がするよ 」


焔耶「いいえ桃香様!あのくじは公平ですとも! 」


桔梗「焔耶のやつ、桃香と一緒になれたからうかれておるのぅ 」


鈴々「単純なのだ♪ 」


桃香・鈴々・焔耶・桔梗の組


星「翠よ、手洗いはいかなくてよいのかな? 」


タンポポ「この辺ないから先にいった方が得だよ♪ 」


伽留「我慢は体に毒だからねぇ♪ 」


翠「う…うるさいんだよバカ野郎!/// 」


星・翠・タンポポ・伽留の組


美以「にゃーっ!遊ぶのにゃーっ♪ 」


ミケ「遊ぶにゃーっ♪ 」


トラ「遊びにゃーっ♪ 」


シャム「にゃ〜♪ 」


朱里「はわわ!?美以ちゃん達、遊んじゃダメですよ!? 」


雛里「あわわ!?あのくじ不公平だよ!? 」


朱里・雛里・美以達の組


璃々「お兄ちゃんいこっ♪ 」


一刀「璃々ちゃん、そんなに引っ張っちゃ危ないよ!? 」


紫苑「あらあら、璃々ったら楽しんじゃって♪ 」


愛紗「我々は遊びに来たわけではないのだが 」


一刀・愛紗・紫苑・璃々の組になった。


そして手分けして管輅を探すわけなのだが


人「知らないな 」


人「そんな人聞いたことない 」


人「それよりおじちゃんといいことしない♪ 」


とまぁこのようになかなか見つからなかった。


璃々「スースー… 」


そして璃々ちゃんは歩き疲れて眠ってしまい一刀に背負われていた。


愛紗「やはり占い師というだけでは簡単に見つかりませんね 」


一刀「来るのが遅すぎたからとっくにこの街を去ったのかもしれないな 」


一刀がそう言ったその時!


店主「一昨日来やがれっ!♯ 」


ドサッ!!


いきなり一刀達の目の前に黒いローブを身に纏った女性が投げ出された。


女性「お願いです!お腹が空いてしまって!野菜くずでもいいですから分けてください! 」


ガシッ!


投げ出された女性は懸命に店主にしがみつくが


店主「きたねぇな!触るんじゃねぇよ!♯ 」


ブォンッ!!


投げ出された女性の体は汚れていて服を汚された店主が怒って投げ出された人に包丁を降り下ろしたその時!


パシッ!!


一刀「おっちゃん、いきなり包丁は危ないんじゃないの? 」


そこには璃々を愛紗に任せた一刀が指2本で包丁を受け止めていた。


店主「うるせぇ!そいつは金もないのにタダ飯食おうとしやがったんだ!普通なら警邏隊(警察)呼び出して逮捕してもらうとこだぜ!♯ 」


まだタダ飯食べたわけではないのにそれはひどい!


一刀「わかったよ 」


スッ!


一刀は懐からお金を取り出すと


一刀「金をやるから売ってくれ 」


サッ!


一刀はお金を渡すが


店主「へんっ!こんなはした金で買えるかよ! 」


パシンッ!!


店主は一刀の手を叩いた!


ジャラリンッ!


そして一刀の手からお金が落とされた。


愛紗「ひどい! 」


紫苑「何てことするんですか! 」


店主「へんっ!うちの店は高いんだよ!なめるんじゃねぇぞガキが! 」


そしてその直後


スッスッ!


一刀が落ちたお金を広い集めると


一刀「そっかー足りないならすまないなおっちゃん♪ 」


にこやかな顔で店主に近づく一刀


愛紗「あの表情は…やりますね 」


紫苑「まぁ今回はいいんじゃないの 」


しかしそんな一刀の表情を不信に思った二人が言うと


一刀「だったらおっちゃんにいいものくれてやるよ♪ 」


店主「いいもの?何だ宝石か? 」


一刀「それはな… 」


そして次の瞬間!


ドグボォーーーッ!!


ズザザーーッ!! ドカッ


店主「ごほっ!? 」


一刀「俺の拳だよ!♯ 」


一刀は店主の腹をおもいっきり殴り、殴り飛ばされた店主は壁に激突した!


愛紗「やっぱりやりましたね一刀殿 」


紫苑「まぁ一刀さんらしいじゃない♪ 」


女性「一刀!? 」


そしてその直後


カランッ!カランッ!(鐘の音)


騒ぎを聞き付けた警邏隊がやって来た。


一刀「やべっ!?尋問されたら大変だ!?愛紗、紫苑、逃げるぞ! 」


愛紗「やはりこうなりましたね! 」


紫苑「まぁ久しぶりの運動もいいかもしれませんね♪ 」


ダダッ!!


早速逃げる二人


一刀「ほらっ!君も逃げないと! 」


ギュッ!


女性「あっ!? 」


一刀も女性の手を握って走り出した。


しばらくして


紫苑「はぁはぁ… 」


愛紗「こ…ここまで来れば大丈夫でしょう 」


武人とはいえ息が切れる二人に対し


一刀「もう大丈夫だからね! 」


女性「は…はい 」


一刀は全然息が切れていなかった。


紫苑「相変わらず一刀さんは無尽蔵の体力ですね 」


すると


女性「あ…あのぅ、さっきから一刀って言ってますけどもしかしてあなたの名前は北郷一刀ですか!? 」


女性が一刀に聞くと


一刀「そうだけどそれがどうかしたの? 」


すると女性は


女性「やっぱりお告げの通り今日やって来ましたか、申し遅れましたが私の名は管輅といいます 」


一刀「へぇ管輅か、珍しい名前…。ってえぇっ!? 」


愛紗「あなたが我々の探している占い師の管輅でしたか!? 」


突然の管輅の登場に驚くのだった。


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