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「フランチェスカ学園学園祭後編」

出来上がったので一挙二話投稿です。

聖フランチェスカ学園学園祭が始まりそれぞれのクラスで店が始まった。


だが愛紗のクラスで料理役を務めるはずの朱里が友達の雛里を案内するために店から離れてしまい大打撃を受けてしまう!今は何とか助っ人で来た伽留が持ちこたえているが


伽留「朱里〜、早く帰ってきてよ〜 」


客の多さに音をあげていた。


その朱里はというと


朱里「はわわ〜!?/// 」


雛里「あわわ〜!?/// 」


穏「それは新作の艶本なんですよ〜♪ 」


穏の本屋にて艶本を見ていた。


そして一刀はというと


体育館


この場所ではあることが行われていた。


それは…


陳琳「レディース&ジェントルマン!これより女だけの〇〇拳大会を開始します!赤コーナー、BJ!魏延! 」


わぁーっ!!


焔耶「オスッ!(格闘大会だと聞いて参加したがBJって何だ?) 」


陳琳「青コーナー、華蝶"自演乙"仮面! 」


華蝶仮面「ハーハッハッ! 」


久しぶりに登場だけにはりきる華蝶仮面(星)であった。


陳琳「それでは試合開… 」


陳琳が最後まで言おうとすると


?「ハーハッハッハッ! 」


何処からか高笑いが聞こえ


パッ!


ある一点にライトが当てられた。


そこにいたのは…


華蝶仮面Z「華蝶仮面1号の助っ人に華蝶仮面Z参上! 」


バンッ!


華蝶仮面Z(一刀)であった。


焔耶「いきなり現れて何だ貴様は! 」


華蝶仮面Z「何しに来ただなんて答えは簡単。野球拳をやると聞いて助っ人に参ったのだよ! 」


焔耶「は? 」


呆気にとられる焔耶だが


華蝶仮面「フフッ! 」


コスコスッ!


華蝶仮面が看板に書かれた〇〇の部分をみがくと


バァンッ!!


確かに『野球拳』と書かれていた。


焔耶「何だと!?桔梗先生!格闘大会じゃないんですか!? 」


桔梗「どうやらその通りじゃったようじゃのう 」


ホントは知っていたが面白いので黙っていた桔梗先生


焔耶「くっ!だがタッグマッチならばこちらも二人いなきゃ不利だろう。生憎だが野球拳と聞いてやる者がどこにいる! 」


この会場に集まっている人はほとんどが女子であり誰も参加するはずがないと焔耶は思っていた。


華蝶仮面Z「心配するな君にも助っ人を用意しよう!スゥーッ… 」


華蝶仮面Zは大きく息を吸い込むと


華蝶仮面Z「野球拳やりたい奴はどこだーっ! 」


と大声で叫んだ。


すると…


バッ!


タンポポ「ここにいるぞーっ! 」


タンポポが名乗りをあげた。


タンポポ「あっ!?しまったいつもの癖で!? 」


焔耶「バカ者!♯ 」


華蝶仮面「何はともあれこれで2VS2ができるものだな♪ 」


華蝶仮面Z「悪いが本気を出させてもらうぜ♪ 」


ゴゴゴッ…!!


焔耶「ひっ!? 」


野球拳で本気を出そうとする二人の迫力に押される焔耶


タンポポ「じゃ…じゃあタンポポは華蝶仮面の相手をするからZの方はお願いね♪ 」


焔耶「おい待てっ!? 」


タンポポはまだマシだと思われる華蝶仮面の相手をしようとする


桔梗「焔耶よ、武人なら覚悟を決めんかい! 」


焔耶「そんな〜!? 」


華蝶仮面Z「ではいくぞ!最初はグー!ジャンケンポイッ! 」


焔耶「わっ!? 」


この後、エロいことで本気を出した華蝶仮面Zに勝てるはずがなく焔耶はパンツまで脱ぐ羽目になった。


しばらくして


その後、一刀は頼まれていたあらゆることをしまくった。


ある時は…


真桜「まず醤油スープを鍋にいれて! 」


凪「隠し味に唐辛子を! 」


ボチャチャッ!


真桜「次に麺をいれる! 」


凪「隠し味にタバスコを! 」


ドバーッ!!


真桜「仕上げにチャーシューなどをのせたら真桜特製ラーメンの完成や! 」


凪「最後の仕上げにハバネロパウダーを!! 」


ババッ!!


真桜「ってアホゥ!!こんなめちゃ辛いもん誰が食べるかい!♯ 」


そこには担々麺みたいな醤油ラーメンができた。


凪「私は好物なのだが… 」


真桜「凪と味覚を一緒にするな!♯一生懸命作ったのに最悪やんけ 」


落ち込む真桜だが


一刀「ほらよ真桜! 」


スッ!


真桜「えっ? 」


一刀が真桜に一杯のラーメンを差し出した。


一刀「こんなこともあろうかと材料を二倍に用意して正解だったぜ 」


真桜「一刀はん… 」


一刀は真桜の作り方を真似しながら用意したのだった。


またある時は


地和「一刀、蜂蜜水とって! 」


一刀「はいはいっ! 」


シュッ!


人和「一刀さん、タオルお願いします 」


一刀「はいはいっ! 」


シュッ!


天和「一刀、肩揉んで! 」


一刀「はいはいっ! 」


シュッ! もみもみ!


天和「ついでにおっぱい揉んで♪ 」


一刀「はいは… 」


ドカンッ!!☆ミ


地和「調子に乗るなこのエロ男!♯ 」


一刀「すみません!? 」


またまたある時は…


沙和「これから張三姉妹の応援を開始するの!返事を返すなの!! 」


男達『わかりまし… 』


沙和「違うなのこのふにゃちん共!返事は『サー!イエッサー!』なの!もう一回! 」


男達『サー!イエッ…! 』


沙和「声が小さい!もっと腹を破壊するくらいの勢いで叫ぶなの!そんなんでホントにチ〇コ生えてるのか!次本気で叫ばなかったらもぎってやるから覚悟するなの!返事を返すなの!♯ 」


男達『サー!イエッサー!? 』


一刀「サー!イエッサー! 」


そんなこんなで学園祭は終盤を迎えた。


一刀「はひ〜!?今日は朝から働いたから疲れたなぁ 」


ぺろぺろ


一刀は途中月がやっているアイス店で買ったアイス(おまけ付き)を食べながら次なる目的地に向かっていった。


一刀「最後は麗羽のところの手伝いか、何やらされるんだろう? 」


一刀が不安を感じながら歩いていく。


そして保健室の前を通りすぎたその時


朱里「いたっ! 」


紫苑「これでもう大丈夫よ、でも手を怪我しているんだから今日は手に負担をかけないようにしなさい 」


朱里「で…でも 」


璃々「朱里お姉ちゃん絶対安静だよ♪ 」


かわいいナース帽を被った璃々ちゃんに言われる朱里


雛里「あわわ!? 」


どうやら雛里の案内が終わった後、クラスの手伝いに戻ろうとしたのだがその帰り途中で手を怪我したらしい


一刀「(あの手じゃ料理は無理だな。それより今、愛紗のクラスはどうなってるんだろう?) 」


愛紗達が気になる一刀だがこれから麗羽のところにいかなくてはならない!


一刀の中で愛紗達と麗羽が天秤にかけられたが


ガッターンッ!!


一刀「麗羽はほってえいて愛紗達の方を見に行こう! 」


速答であった。


その頃、麗羽はというと


麗羽「北郷はまだですの!♯ 」


斗詩「も…もう少し待ちましょうよ!?(っていうか、麗羽様が主役の演劇に村人役で北郷さんを入れるのが間違いなんじゃ) 」


猪々子「(麗羽様の演劇なんてつまらないからいっそのこと北郷を主役にすればものすごく客が来るのに) 」


目立ちたがりやの麗羽がそんなことをするはずがなかった。


一刀が来なくてよかったと思う二人であった。


その頃、愛紗のクラスでは


客達『どうしたんだよ!料理が全然出ていないぞ! 』


ブーブーッ!!


桃香「申し訳ありません!! 」


愛紗「鈴々、伽留はどうした!? 」


鈴々「それが、こんな書き置き残してどこかにいってしまったのだ 」


パサッ!


鈴々が広げた紙には


『疲れました探さないでください 伽留』


と書かれていた。


桃香「このままじゃお客さん怒りまくっちゃうよ!? 」


愛紗「こうなったら私が料理を作るしか… 」


鈴々「そんなことしたら保健所が来てしまうのだ!! 」


愛紗「どういう意味だ!♯ 」


店の方も騒いでいると


ジューッ!!


桃香「えっ!? 」


台所から音が聞こえてきた。


鈴々「誰がいるのだ? 」


愛紗「私達はここにいるはずなのだが 」


そ〜…


三人が台所を覗いてみるとそこには


バンッ!


一刀「フフフ〜ン♪ 」


雛里「あわわ!? 」


朱里「雛里ちゃんその調子だよ! 」


一刀達が料理を作っていた。


鈴々「お兄ちゃん!朱里!? 」


愛紗「何をしているのだ!? 」


一刀「何って見りゃわかるだろ料理してるんだよ 」


雛里「私も簡単なものくらいなら作れますから 」


朱里「愛紗さん達はウェイターをお願いします 」


一刀達が料理をしているのを見た三人は


愛紗「頑張るとしますか! 」


桃香「そうだよね! 」


鈴々「張りきるのだ! 」


やる気を出すのであった。


そしてその後、ブーイングは鎮められ、何とか乗り切ったのであった。


そして


ゴォーッ!!


校庭に学園祭の最後を飾るキャンプファイアが燃え上がるなか


愛紗は一人屋上から眺めていた。


愛紗「(学園祭は何とか成功したというのに私の心はスッキリしないな…) 」


ホントは愛紗だって一刀と二人っきりで学園祭を回りたかったのだが双方都合が悪くてそれができなかったことにスッキリしない愛紗、しかも今日は愛紗にとって大事な日であった。


それは…


キィッ!


一刀「ここにいたのか愛紗! 」


愛紗「一刀!? 」


いきなり屋上に一刀がやって来た。


一刀「探したんだよ 」


一刀は愛紗に言うが


愛紗「フ…フンッ!どうせ私がいなくてもお前には好意にしている女の子がたくさんいるではないか 」


素直になれない愛紗だが


一刀「愛紗じゃなくちゃダメなんだよ!だって愛紗に昔約束しただろ 」


スッ!


一刀は懐から小箱を取り出した。


ここで話は昔に戻る。


それは昔の愛紗の誕生日の日、愛紗は一刀があげたビー玉をとても嬉しく感じ


幼い愛紗「毎年一刀からプレゼントもらいたいな♪ 」


と幼い愛紗がいうと


幼い一刀「じゃあ俺が大きくなったらあれを愛紗にプレゼントするぜ! 」


ビシッ!


そして一刀が指差したものは…テレビにうつっていたダイヤモンドであった。


現代


一刀「今日の学園祭の手伝いで給金もらえたからようやく買えたよ。愛紗、誕生日おめでとう/// 」


パカッ!


一刀が渡した小箱の中には


キランッ☆


ダイヤの指輪が入っていた。


愛紗「一刀、これを買うために手伝いを!? 」


ちなみに愛紗は約束をすっかり忘れていた。


一刀「気に入ってもらえたかな? 」


一刀が聞くと


愛紗「あぁ、気に入ったのだが… 」


スッ! ギュッ!


愛紗は一刀に抱きつく


愛紗「もう一つプレゼントが欲しい/// 」


ん〜っ!


そして愛紗は一刀に唇を寄せる。


一刀「愛紗/// 」


スッ!


鈍感な一刀も愛紗の気持ちに気づいたようで唇を近づける!


そして二人の唇が重なろうとしたその時!


バタンッ!!


屋上の扉が開かれた。


桃香「愛紗ちゃんだけずるい〜! 」


鈴々「鈴々にもちゅーするのだ! 」


華琳「一刀、私にしないなんてことないわよね? 」


蓮華「一刀、私にもキスしてくれ!/// 」


一刀「えっ!? 」


愛紗「なっ!? 」


ぞろぞろっ!


その他もろもろの人達が屋上へとやって来た。


全員『か〜ず〜と〜!♯ 』


一刀「ひっ!? 」


このままじゃヤバイと感じた一刀は思わず


一刀「ちょ…超進化! 」


バシュンッ!!


聖騎士光龍に超進化すると


一刀「さ…サイナラーっ!! 」


キィンッ!!


空高く飛んでいった!


全員『待てーっ!! 』


ドドドォーッ!!


逃げる一刀を追いかける女子達


そして一人取り残された愛紗は


愛紗「はぁ…いつになったら平和が来るのだろう 」


ため息を吐くのであった。


次回、第四章開始!一刀と愛紗達の最後の冒険が始まる!

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