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「光と闇の激突」

始皇帝を蘇らせて大陸を破壊しようと企む于吉


その計画を阻止するため武将達は連合を組んだ。


そして一刀は自分に向けられた刺客を新たな力、超進化で退け桃香・愛紗・鈴々を連れて于吉の元に向かうのだった。


キィンッ!!


鈴々「鈴々が空を飛んでいるのだ!? 」


正確に言うと空を飛ぶ一刀に鈴々がつかまっているだけである。


愛紗「しかし一刀殿、どうやって于吉を探す気なのですか? 」


一刀「それについては大丈夫。俺は気の流れを読んで逆探知できるんだ。そいつを使うと… 」


スッ!


早速一刀は気の流れをたどってみる。


すると


ピクンッ!!


一刀「あっちの方だ! 」


見事逆探知に成功したようだ。


一刀「飛ばすからしっかりつかまってなよ! 」


一刀が言うと


桃香「はいっ! 」


鈴々「なのだ! 」


ギュギュッ!


愛紗「わかりまし… 」


愛紗も一刀につかまろうとするがここで愛紗は気がついた。


むにゅっ♪


一刀の右側にくっついている桃香の胸が一刀に当たり(背中にくっついている鈴々の胸も当たっているが気づいていない)


一刀「(デヘへ〜♪) 」


一刀がにやけた顔をしていることを


ピキンッ!♯


そして愛紗は


ゴチンッ!!☆ミ


愛紗「さっさといきますよ!♯ 」


一刀「はい… 」


プクーッ


一刀の頭に大きなタンコブを作るのだった。


一刀「気をとり直して…いくぜ! 」


バビュンッ!!


桃香「きゃっ!? 」


愛紗「は…早い!? 」


鈴々「まるで台風の中にいるみたいなのだ!? 」


その頃、三国連合は


翠「でいやっ!! 」


ドカッ!!


傀儡兵「グェッ!? 」


于吉の差し向けた傀儡兵達と兵馬俑相手に善戦していた。


伽留「きりがないわね!? 」


焔耶「劉備様が戻るまで持ちこたえるんだ! 」


タンポポ「待つのは一刀さんでしょ! 」


そんなことを言っていると


星「そういえば翠よ、お主何人敵を倒した?ちなみに私は40人だ 」


翠「数えたわけじゃないけどだいたい30人くらいだがそれがどうかしたか? 」


星「なるほどな、いやなにちょっとした遊びとして一番多く敵を倒したものに一刀殿の夜の相手をしてもらおうと思ってな♪ 」


ピクンッ!


この星の言葉に翠達だけでなく華琳、雪蓮、蓮華、恋も反応した。


翠「おらおらーっ!もっとこっちに来やがれ! 」


タンポポ「とっとかかってきなさいよ! 」


紫苑「こちらに来てくださいな! 」


焔耶「ピュ〜♪(景品が一刀なのでやる気がでない) 」


星「ならば桃香もつけよう! 」


と星が言った瞬間


焔耶「かかってこいやーっ!! 」


やる気を出しまくる焔耶


一方、


華琳「全員、首を狩ってあげるわ! 」


雪蓮「一刀のご褒美は私がいただきよ♪ 」


蓮華「一刀だけはたとえ姉様でも譲れません! 」


恋「…一刀のご褒美は恋のもの 」


他国もやる気を出しまくる!


さらに元連合軍本部では


月「詠ちゃん、私もいくーっ!! 」


詠「ダメだってば月!?戦えないんだから行っても無駄だよ!? 」


戦場に行こうとする月を詠が必死に止めていた。


その頃、于吉のいる場所


于吉「ちっ!?何で連合軍が相手を呼び込んでるんですか!?こうなったら一刻も早く封印を解かないと 」


カチャッ…


于吉は大きな鍵穴に鍵を差し込んで開けようとする


そこへ


一刀「そうはさせるかよ! 」


バッ!


桃香達を乗せた一刀が現れた!


于吉「おのれ北郷一刀、どこまで私の邪魔をすれば気がすむのですか!もう容赦はしませんよ! 」


スッ!


于吉は札を自分に貼ると


于吉「大いなる邪悪の魂よ、我が肉体に宿りその力を見せたまえ! 」


と于吉が言った瞬間


ゴォーッ!!


黒いモヤが于吉の体に集まっていく!


鈴々「お兄ちゃん、あいつは何をしているのだ? 」


一刀「あいつは闇の力を自分に入れてるんだ!?そんなことすれば自分の肉体だって滅びてしまうというのに!? 」


そして最終的に于吉は


バァーンッ!!


大きな闇の龍へと変化した!


龍于吉「北郷、あなたさえ殺せるのならば私はどうなっても構わない! 」


バサッ!!


龍于吉は翼を広げて一刀に向かっていく!


一刀「ヤバイ!?みんな降りてくれ! 」


愛紗「わかりました!姉上は私につかまってください!鈴々、降りるぞ! 」


鈴々「合点承知なのだ! 」


バッ!


三人は一刀から飛び降りた!


龍于吉「あんな雑魚は北郷を殺してから始末してやりますよ!それに鍵はほっておいても勝手に開きますからね! 」


ギギギ…


于吉の言う通り、鍵は少しずつ開いていった。


愛紗「あの鍵が開いたらこの大陸が大変なことになってしまう!?一刀殿が戦っている間に鍵を閉めましょう! 」


桃香「そうですよね! 」


鈴々「行くのだ! 」


ガシッ!


三人は鍵を開かせまいと閉めようとするが


愛紗「ふぎぎーっ!! 」


桃香「三人がかりでも閉まらない〜!? 」


鈴々「こんな重い鍵あいつはどうやって動かしたのだ!? 」


鍵は三人がかりでも動かなかった。


一刀「待ってろ!俺も手伝うぜ! 」


一刀も向かおうとするが


バッ!


龍于吉「あなたの相手は私ですよ! 」


龍于吉に前を塞がれた。


一刀「お前を倒さなきゃ先にいけないようだな 」


龍于吉「その通りですがそれは無理です。何故ならあなたはここで死ぬのですからね! 」


スゥ〜ッ!!


龍于吉は大きく息を吸い込むと


モワーッ!!


闇のモヤを一刀に吹き出してきた!


一刀「うわっ!? 」


バッ!


とっさに光の気を出して闇のモヤを防ぐ一刀


龍于吉「そのモヤに当てられたら誰だって心が闇に染まりますよ。普通ならばあなたの気ならば私のモヤを打ち消せそうですが今のあなたはそれができませんからねぇ 」


何故かと言うと一刀は士皇と戦った時に気を多く消耗してしまい打ち消すことができないのだ!


しかも


ジリジリッ…


一刀の光の気が于吉のモヤにどんどん削られていく!


このままでは一刀の方が先に気が尽きてしまう!


一刀「(どうすりゃいいんだ!?) 」


さすがの一刀も苦難であった。


そしてそれを見ていた愛紗は


愛紗「(一刀殿が苦戦している!?いつもいつも一刀殿に助けられては申し訳ない!今度は私が助けなければ!) 」


一刀を助けようと考える愛紗だが妙案が浮かばない!


その時!


桃香「んんーっ!! 」


キラッ☆


愛紗の目に桃香の剣がうつった!


愛紗「(そうだ!) 」


スッ! チャキンッ!


愛紗は何かを思い付いたようで桃香に近付いて剣を抜くと


愛紗「ハッ! 」


ブォンッ!!


剣を一刀に投げつけた!


桃香「何するの愛紗ちゃん!? 」


愛紗「黙って見ていてください! 」


キィンッ!!


一刀に投げつけられた桃香の剣は


ズバッ!!


龍于吉「なにっ!? 」


于吉のモヤを切り裂いて中に入っていった。


そして…


ズバンッ!!


モヤを切り裂いて中から桃香の剣を構えた一刀が現れた!


鈴々「どういうことなのだ!? 」


愛紗「前に一刀殿が言ってただろう。姉上の剣は光の剣で闇を浄化する力があるとな 」


桃香の剣にあった光の気を取り込んで気を回復させた一刀はモヤから脱出することができたのだ!


龍于吉「そんなまさか!? 」


一刀「于吉!お前の野望もここまでだ!残った気をすべてお前にぶつけてやるぜ! 」


ゴォーッ!!


一刀は気をためまくる!


龍于吉「ヤバイ!?逃げなくては!? 」


サーッ…


さっきまでの態度とは逆に逃げ腰になる于吉


だが于吉が逃げるより早く一刀の気がたまってしまい


一刀「食らいやがれ!『光龍と項羽の気光波(ライトニングドラゴンオーラ)』! 」


ドゴォーーッ!!


于吉めがけてすさまじい威力の光の気を放った!


龍于吉「なっ!? 」


于吉は逃げることができずに


ドッカーンッ!!


龍于吉「ギャーッ!? 」


ジューッ!!


光の気に浄化されていった。


そしてその後…


一刀達『せいのっ!! 』


ガチャンッ!!


一刀を加えた四人で鍵を閉め


一刀「『俄龍光拳』! 」


バキンッ!!


鍵は二度と使えないよう破壊され、鍵穴も埋められた。


そして


翠達『おぉーいっ!! 』


しばらくして翠達がやって来た。


タンポポ「傀儡兵や兵馬俑が消えていったからもしかしたらと思ったけど 」


紫苑「さすが皆さんですわね 」


主である于吉が滅びたことにより于吉が呼び出した兵馬俑と傀儡兵は消えていったのだ。


焔耶「劉備様!よくぞご無事で! 」


華琳「関羽達も元気なようじゃない 」


雪蓮「あぁ〜ん一刀、会いたかったから抱き締めて〜♪ 」


蓮華「抜け駆けはダメですよ姉様! 」


ガシッ!


恋「…一刀は恋のもの 」


みんなが集まってきてくれた。


桃香「あれっ?星ちゃんはどこなの? 」


だがこの場に星がいないことに桃香が気づくと


伽留「星ならあっちだよ 」


スッ!


伽留が指差した先は


星「一刀殿〜、私が一番多く敵を倒しましたので夜の相手をしてくだされ♪ 」


一刀「えっ!? 」


星は一刀にくっついていた。


鈴々「夜の相手って何なのだ? 」


朱里「はわわ!?鈴々ちゃんにはまだ早いですよ!? 」


雛里「あわわ!?大胆でしゅ!? 」


紫苑「すみません一刀さん、実はみんなで一番多く敵を倒したものに一刀さんの夜の相手をする遊戯をしていたんです 」


翠「それで星が勝っちまったんだよな。あと二人だったのに!! 」


一刀「俺の意見無視して何勝手なことしてるの!? 」


突然のことに驚く一刀


星「まぁいいではないですか、ではまず誓いの接吻(キス)を… 」


ん〜♪


一刀「ちょ…ちょっと!?/// 」


星の軟らかい唇が一刀に迫る!


だがその一刀の後ろでは


愛紗「(ぷるぷるっ…) 」


愛紗が体を震わしていた。


一刀「(ヤバイ!?殴られる!?) 」


今までの経験上、愛紗が怒っていると感じる一刀


スッ!


そして愛紗は一刀に近づき


愛紗「一刀殿、顔をこちらに! 」


一刀「は…はいっ!! 」


くるっ!!


覚悟を決めた一刀が首を愛紗の方に向けると


ちゅ〜っ♪


いきなり愛紗が一刀の唇に接吻をしてきた。


パッ!


そして愛紗は一刀から離れると


愛紗「こ…これで一刀殿は私のものですよね!/// 」


一刀「愛紗…/// 」


いい雰囲気になる二人だが


ギロリッ!!


一刀「はっ!? 」


一刀が回りから殺気を感じると


桃香「愛紗ちゃんだけずる〜い!私も接吻する〜!! 」


鈴々「鈴々もするのだーっ!! 」


翠「あ…あたしだって/// 」


タンポポ「タンポポも〜! 」


紫苑「もちろんわたくしもですわね♪ 」


朱里「はわわ!?私もお願いします!/// 」


雛里「あわわ!?私もぜひ/// 」


星「ちょっと待て!私が先だぞ! 」


この後も華琳達が一刀に接吻するよう寄ってきた!


一刀「あわわ!? 」


みんなの迫力に怯える一刀


そこへ


ギュッ!


愛紗が一刀の手を握ると


愛紗「一刀殿の唇は私以外の誰にも渡しません!逃げましょう! 」


愛紗に言われた一刀は


一刀「了解! 」


シュパンッ!!


超進化すると


バシュンッ!!


愛紗をお姫様抱っこしながら空高く飛んでいった!


一刀「愛紗、これからずっと一緒だからな! 」


愛紗「私だって離れません! 」


誰の手も届かない空でいちゃつく二人


そしてこの後、地上に降りた一刀は当然のように三国連合から袋叩きにあったという


次回、OVA第三弾学園祭編開始



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