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「各軍の思い」

袁紹からの呼び出しにより董卓を倒すために集まった各諸侯達


そして董卓が優しい人物だと知りながらも桃花村のみんなを守るため嫌々連合に加わることになった一刀達


一刀達は必死で董卓は悪人じゃないと主張するも、麗羽には通じず逆に罵倒されてしまう。


だがそんな麗羽の態度に一刀がブチ切れ、連合から出てしまい、愛紗達の知らないところで董卓軍の傘下に入るのだった。


連合軍・桃花村義勇軍天幕


星「なるほど、それで一刀殿はどこかに向かったわけか 」


天幕にいた星達は愛紗達から大天幕での出来事を聞いた。


タンポポ「キレる気持ちもわかるもん!タンポポだってんなこと言われたらキレちゃうもん! 」

翠「まったくだぜ!あたしは袁紹を一発ぶん殴らなくちゃ気がすまない!♯ 」


朱里「でも一刀さんはどこにいったんでしょう? 」


それが一番心配なのだが


鈴々「にゃはっ♪お兄ちゃんのことなら大丈夫なのだ♪いつだってお兄ちゃんは鈴々達の知らないところで活躍してるのだ♪ 」


一刀は今までにも愛紗達が留守の間、桃花村を守り、黄巾党との戦いではみんなの知らないところで敵の増援を食い止めていた。


紫苑「そうですよ。今は一刀さんを信じましょう 」


それが今の愛紗達にできることだった。


愛紗「そうだな。悩んだところで仕様がないからな! 」


愛紗達も今は自分がするべきことをするべきだと思っていた。


一方、他の諸侯は


曹操軍(華琳の軍)


華琳「まったく、連合で一番強い奴を追い出すなんて麗羽もバカな奴よね 」


一刀の武力は呂布に匹敵することは各諸侯に伝わっていた。


春蘭「しかし劉備軍も案外間抜けですね何進将軍の偽者を用意するなんて 」


春蘭が言うと


秋蘭「姉者、あのお方は本物の何進将軍だぞ。一度会っただろう 」


春蘭「ほ…ホントなのか!? 」


桂花「やっぱり脳筋ね 」


華琳「まぁ面白そうだから知っていて袁紹に教えなかったけど、今から怯えまくる袁紹の無様な姿が目に浮かぶわ♪ 」


孫策軍(雪蓮の軍)


雪蓮「あ〜あ、一刀がいたらやる気が100倍になるのに〜 」


冥琳「まぁそういうでない 」


祭「しかし、わしも我が孫呉の姫達を惚れさせたその北郷とやらを見てみたくなったわい♪ 」


蓮華「わ…私は別に惚れてなど/// 」


シャオ「だったら一刀はシャオのもの〜♪ 」


雪蓮「ずるいわよシャオ!一刀は私のものよ! 」


蓮華「あーもうっ!一刀は私のものです!/// 」


袁術軍(美羽の軍)


美羽「七乃〜、一刀はどこにいったのじゃ〜? 」


七乃「大丈夫ですよお嬢様、きっと一刀さんはお嬢様のために蜂蜜を持ってやってきてくれますよ♪だから良い子にしてましょうね〜♪ 」


美羽「うむっ!妾が良い子になれば一刀は来るのじゃ! 」


袁紹軍(麗羽の軍)


斗詩「いいんですか麗羽様!? 」


麗羽「何がですの? 」


猪々子「北郷のことっすよ!? 」


麗羽の側近である二人が麗羽と話をしていた。


斗詩「噂では北郷さんは呂布に匹敵する武力の持ち主なんですよ!? 」


猪々子「麗羽様も前にあの人が崖を飛び越えたり、大岩を破壊するのを見たじゃないですか!? 」


しかし麗羽は


麗羽「あんなの全て奇術に決まってますわ! 」


まったく信じようとしない


斗詩「おまけに何進将軍にあんな口を利いて!? 」


猪々子「もしあの人が本人なら打ち首ですよ!? 」


麗羽「そんなことあるわけないでしょう。もしそうならわたくしの頭をボーズ頭にしてお寺にぶちこんでも結構ですわ! 」


とんでもない約束をする麗羽であった。


そして一方、董卓軍はというと


董卓軍・演習場


張譲「ほほぅ 」


ジャキンッ!


兵「ま…まいった!? 」


この場所にて董卓軍5000人VS一刀の戦いが始まっていた。


張譲「(いきなり軍に入りたいというから連合軍の仲間かと思いきやなかなかの武力の持ち主のようだな) 」


ちなみに結果は言うまでもなく一刀の圧勝である。


張譲「北郷とやら、なかなかの武力ではないか、期待しているよ 」


一刀「ありがとうございます 」


スッ!


そして一刀は城の中に入っていった。


すると


ぐいっ!


何者かに引っ張られ見てみると


霞「お前、どういうことやねん!♯ 」


恋「…一刀、何でここにいる? 」


その人物は董卓軍のメンツであった。


一刀「よっ!恋に張遼さん(霞)久しぶりだな 」


ねね「こっちの質問に答えろなのです!♯ 」


詠「あんたの目的は何?言わないとチ〇コ蹴るわよ!♯ 」


それは恐ろしい!?


一刀「目的ねぇ、強いていうなら董卓さんを助けにきたことかな 」


霞「何やて!? 」


一刀「董卓が悪人でないことは知ってるし、何進将軍から張譲のことについても聞いてるしね 」


詠「何進将軍って生きてるの!? 」


※何進将軍は世間では死んだことになっています


一刀「わけあって連合軍にいるよ。それよりみんなは董卓を救いたくとも張譲がいるためそれができない。違う? 」


詠「うっ!? 」


図星である。


恋「…それだけじゃない。この城広いから月を探すの大変 」


霞「隠し部屋にいるかもしれないからな、でもウチらがうろついてたら怪しまれるしな!? 」


それが重大な事であった。


董卓軍は月を人質にとられているため迂闊に動けない。月を探そうとすると怪しまれてしまうのだ。


一刀「大方そうだと思っていたよ、そのために俺がこっちに来たんだしさ 」


ねね「どういうことなのです!? 」


一刀「俺にちょっとした案があるのさ、それは… 」


その頃、連合軍サイド


麗羽「おそらく董卓軍は神速の張遼が先方をつとめようとしますから劉備軍が相手をしなさいな 」


朱里「あのぅ、呂布が来たらどうしますか? 」


麗羽「絶対に来ませんわよ! 」


鈴々「ホントに〜? 」


麗羽「うるさいですわね!もし来たらわたくしが直接相手を… 」


麗羽が言おうとすると


兵「申し上げます!董卓軍が攻めてきました。旗は張と呂です。おそらく張遼と呂布でしょう!? 」


シーンっ…


麗羽「兎に角、劉備軍いきなさい!! 」


無理矢理話を進ませようとする麗羽であった。


次回、ついに戦いが始まる!

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