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「袁術の変化」

今回は普通二話かかるのを西森の勉強不足につき一話にまとめました。

何進将軍の猫耳を治す薬を採取するため旅をする一刀達


一刀、愛紗、桃香、鈴々、朱里、雛里、タンポポ、焔耶は南蛮へ


翠、星は泰山へ


そして伽留は呉に向かっている頃


袁術(美羽)の治める街


伽留「この街をぬければ呉の国はもうすぐね、でもその前にこの街でみんなへのお土産でも見てみよっと♪ 」


早く着いたので少し寄り道をする伽留


そして伽留は土産物屋に向かうと


伽留「これは鈴々が好きそうね、こっちは星かな? 」


土産物屋でみんなへのお土産を選ぶ伽留


伽留「おっ!あれは璃々が好きそうね♪ 」


スッ!


伽留が土産に手を伸ばした瞬間


スッ!


ピタッ!


同時に誰かの手が土産物に触れた。


伽留「誰なのよ? 」


くるっ


伽留が手を伸ばしてきた誰かを見てみると


バンッ!


そこにはシャオがいた。


シャオ「ちょっと!これはシャオが先に目をつけて…って伽留さん!? 」


伽留「シャオ!?どうしてこの街に!? 」


こんな街に孫家の末娘であるシャオが来るなんてあり得ない


伽留は少し考えると


伽留「さてはまた家出してきたわね!ちょうど私も呉に向かうから一緒にいきましょう! 」


ぐいっ!


伽留はシャオの腕を引っ張る。


シャオ「いたっ!?ちょっと離してよ〜!? 」


シャオが痛がると


タタタッ!


伽留「!? 」


何かがこっちにやって来る!


そしてその気配に気づいた伽留は


スッ!


弓を構えると


ガキンッ!!


弓で向かってきた者の攻撃を受け止めた!


伽留「(あぶなっ!?一刀に鍛練されてなかったらやられてたかも!?) 」


伽留が思うと


シュンッ!


伽留に向かってきた者は飛び上がってシャオの隣に移動する。


そしてそこにいたのは…


?「シャオ様を誘拐しようとするなんて不届きな者なのです! 」


バンッ!


そこには黒髪の忍者のような服を着た女の子がいた。


シャオ「明命、この人は知り合いだから大丈夫だよ!? 」


明命「どういうことなのですか? 」


明命がシャオに聞くと


シャオ「前に話してあげたでしょ、呉に副料理長がいたって 」


明命「そういえば言っていましたね。もしかしてこの人が!? 」


伽留「誰なのこの子? 」


伽留が?を浮かべると


明命「申し遅れました!私はシャオ様の護衛をしております周泰と申します! 」


伽留「シャオの護衛だなんて大変な役割ね!? 」


シャオ「どういう意味よ!♯ 」


伽留「それよりこんな街で何してるの? 」


シャオ「私は雪蓮お姉ちゃんに頼まれてこの街にやって来たのよ! 」


ことの始まりは数日前にさかのぼる。


数日前、呉の国


雪蓮「シャオ、あなたに任務を与えます。明命、穏を連れて呉に向かい、袁術の様子を見てきなさい! 」


呉の王でありシャオの姉である雪蓮が言うと


シャオ「わかった!シャオにまかせといてよ! 」


ない胸を張るシャオだが


雪蓮「ただし、これは極秘任務だから絶対他の人に話さないこと、わかったわね! 」


シャオ「お姉ちゃんわかってるってば、シャオを信用してよ! 」


現在


シャオ「てなわけなんだから! 」


シャオは話をすべて伽留に話すと


伽留「ふぅん、っていうかこの場で全部話しちゃっていいの? 」


シャオ「あっ!? 」


この場所が路地裏ならば問題ないがここは土産物屋の前である。つまり…


人「袁術様の様子を探りに来たんだってよ 」


人「孫呉も大変だな 」


いまの話が通行人に聞かれてしまったのだ


明命「大変なのです!? 」


シャオ「ど…どうしよう!? 」


伽留「ひとまずここは逃げるしかないでしょ! 」


ダッ!


伽留はシャオと明命の手を引っ張って走り出していった。


路地裏


伽留「まったくもう!シャオはいつだって約束忘れて騒ぐんだから! 」


シャオ「伽留があんなこと言わせるから悪いんじゃない! 」


明命「まぁまぁ二人共落ち着いてください!? 」


喧嘩する二人を静めようとする明命


伽留「ともかくさっさと袁術のところにいきましょう! 」


シャオ「袁術の城の場所を知ってるの? 」


初めてくる街なのに何で知っているのかとシャオが聞くと


伽留「前に一刀達が来たことがあるから一応場所を教えてもらっといたのよ 」


シャオ「一刀が来たの!? 」


伽留「今は用事で出掛けているけどね。とりあえずさっさと行くわよ! 」


伽留はシャオと明命を袁術の城まで道案内することになった。


袁術の城


明命「確か雪蓮様と冥琳様から聞いた話だと袁術は孫呉をバカにしてると聞きましたけどシャオ様、大丈夫ですか? 」


シャオ「シャオだって袁術なんかに会いたくないけどお姉ちゃんに言われたから仕方がないじゃん 」


袁術は孫呉を家来にしているので顔を見れば孫呉をバカにしていた。なので孫家の末娘であるシャオは袁術に会いたくなかったのだ。


伽留「静かに!そろそろ袁術が来るわよ! 」


そして伽留は何かあった時のためシャオ達と一緒にいた。


そして袁術(美羽)が現れたのだが


美羽「孫呉が一体妾に何の用なのじゃ?妾は民を救うために頑張らねばならんのじゃ 」


!?


これが今まで孫呉をバカにしてきた袁術なのか!?街の人を見ればゴミ扱いしていたのにと驚く伽留達


七乃「お嬢様〜、良い子にしてたらまたきっと一刀さんが現れてほっとけーきを作ってくれますよ♪ 」


美羽「うむ!妾は一刀に褒められたいから頑張るのじゃ! 」


美羽の変化に驚く伽留達だった。


しばらくして


シャオ「まさか袁術があんな性格になっていたなんて!? 」


さすがにあれには驚くしかないシャオ


明命「でも張勲(七乃)さんの話によると袁術が変化したのは一刀という人が関係していますからその一刀って人はすごいんですね!? 」


シャオ「当たり前よ♪一刀はいずれシャオの婿(むこ)になるんだから!むしろ私が一刀の嫁になりたいわ! 」


伽留「(それはちょっと好敵手が多いから無理かもね)それより早く袁術のことを雪蓮に報告しないとね!私も久しぶりに呉に行くわけだし♪ 」


シャオ「うんっ!早速いこう! 」


呉に向かっていく伽留達


明命「あれっ?そういえば何かを忘れているような? 」


その頃、書店


穏「はぅ〜、見たことない本がたくさんあって興奮しちゃいます〜♪ 」


店主「ちょっとお客さん!? 」


穏の様子を心配した店主が近寄ると


穏「体が熱くてたまりませーん! 」


ガバッ!


店主「うわっ!? 」


穏は店主に襲いかかった!


穏「はぁはぁ…誰かこの興奮を静めてくださーい! 」


一人取り残された穏が出会う人に次々と襲いまくっていた。


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