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「喧嘩別れ」

一刀達三人の旅に新しく趙雲こと星が加わった。


鈴々「ランラララーン♪山があるから山なのだ〜、クマに出会ってくまったな〜♪ 」


一刀「鈴々、その歌は何だ? 」


一刀が聞くと


鈴々「じいちゃんから教わったクマ避けの歌なのだ!楽しいからお兄ちゃんも歌うのだ♪ 」


こういうと鈴々を止めることができないので


一刀「じゃあさっそく!山があるから山なのだ♪クマに出会ってくまったな〜♪ 」


鈴々「鈴々も歌うのだ♪山があるから山なのだ〜… 」


二人が仲良く歌っていると


愛紗「それにしても星はついてきてよかったのか?公孫賛の元にいればそれなりに活躍できただろうに? 」


愛紗が聞くと星は


星「確かに愛紗の言う通りなのだが所詮公孫賛殿の元ではそれほど有名にはなれないし、はじめからいつの日か離れる予定だったしな 」


単純な性格だなと思う愛紗だった。


星「それにしてもすまないな家族の旅に便乗してしまって 」


星の質問に愛紗は


愛紗「は!?家族とはどういう意味だ? 」


すると星は


星「どういう意味って、鈴々はお主と一刀殿の娘だろう? 」


これを聞いた瞬間愛紗は


愛紗「ななな!?なに馬鹿なことをいってるのだ!私と一刀殿はそういう仲ではないし、私は一度も子供を作るような行為は/// 」


愛紗が顔を赤くしながら反論すると


星「ほほぅ、ならば一刀殿の妻には私がなろうかのう♪ 」


星がからかいながら言うと


愛紗「それはいかん! 」


愛紗は必死で止めに入った。


愛紗「はっ!?(なぜ私はむきになっているのだ?別に一刀殿のことは何も思っていないはずなのに!?) 」


この時、愛紗は気付いてなかった。愛紗は知らないうちに一刀に対して恋愛感情が芽生えていたことを


星「(やはり公孫賛を捨ててこっちに来たのはいい選択だったようだな♪) 」


そして星は何かを知ったようにニヤリとするのだった。


そして昼時頃、ある飯屋では


愛紗「いらっしゃいませ〜! 」


星「ご注文はいかがかな? 」


ウェイトレス姿の愛紗と星がいた。


愛紗「まさか星が無一文だったとはな!?おかげで働かなくてはならなくなった!? 」


星「まぁ別にいいではないか私は結構楽しいし、一刀殿も喜んでいるみたいだぞ 」


スッ!


そして愛紗は星が指差した先を見てみると


一刀「ご注文はいかがですか? 」


ニコッ


女の子達『ポワ〜ン/// 』


一刀のスマイルに女の子達は釘付けだった。


それを見た愛紗は


愛紗「別に私が気にすることでもない! 」


と言いながらも


メキッ!バキッ!♯


お盆に八つ当たりをして破壊していた。


一方鈴々は


鈴々「はにゃー!? 」


ガッチャーン!!


走っては皿を割り


鈴々「美味しかったのだ♪ 」


注文を届ける途中で全部食べてしまったりと散々だった。


それが何回も続くと


愛紗「鈴々!足手まといだから宿でおとなしくしておれっ!♯ 」


愛紗の雷が落ちた。


鈴々「わかったのだ!出ていけと言うなら出ていくのだ! 」


ダッ!


鈴々は飯屋を飛び出していった。


一刀「鈴々!?ちょっと心配だから鈴々についていくよ!? 」


ダッ!


一刀も鈴々のあとを追って飯屋を出ていった。


星「おやおや、子供と旦那が家出してしまったがいいのかな? 」


愛紗「だから私と一刀殿は夫婦でもないし、子作りの経験もないっ! 」


愛紗はむきになって反論した。


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