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「宝剣争奪勝負後編」

一刀がいるため少し内容が変わっています。

麗羽の持つ桃香の宝剣をめぐり百番勝負の宝剣争奪戦が開催された。


2戦が終わり、今のところは1VS1で進むなかさらに袁紹軍VS公孫賛軍(一刀、愛紗、鈴々、朱里、星、桃香、海、白蓮)の戦いは続いていた。


・瓦割り対決


猪々子「せりゃっ! 」


バキバキンッ!


猪々子 30枚中25


海「中々やるじゃない、だったら私も… 」


じーっ


この時、海は瓦を憎き一刀に見立てていた。


海「この北郷ーっ!♯ 」


ドガバキンッ! ピシッ!


海 全部割り+台座割り


・豆拾い対決


ひゅんひゅんっ!


斗詩「ささっとね♪ 」


ぽろっ


鈴々「にゃ〜、つかめないのだ! 」


一刀「というより鈴々、グーでつかむからつかめないんだよ! 」


ちなみに鈴々の箸の握り方は小さな子供が使うグーで持つやり方である。


・物真似対決


猪々子「おーほっほっほっ!斗詩、あなた少し太ったんじゃなくて? 」


斗詩「文ちゃん!♯ 」


というより猪々子は麗羽のパネルを使用しているので物真似ではない


愛紗「鈴々は胸はぺたんこだけどお腹はぽんぽこりんなのだ〜♪ 」


こちらは鈴々の服を着る愛紗だが


ずるりっ! ぷるんっ♪


一刀「うほっ/// 」


愛紗と鈴々では胸のサイズが違うため愛紗はポロリをしてしまった。


鈴々「鈴々はそんなこと言わないのだ!♯ 」


もちろんこの後、ポロリに気づいた愛紗に見てしまった一刀は殴られた。


一刀「ふ…不可抗力では… 」


愛紗「うるさいっ!!♯ 」


・歌唱対決


海「歌なら任せてよね♪ 」


チャララッ〜


一刀「この歌はまさか!? 」


現代人である一刀はこの歌を知っていた。


何故ならこの歌は真恋姫無双のOPテーマ『闘艶結義〜トウエンノチカイ〜』だったのだ。


だがこの世界の人が現代の歌を知っているはずがなく(なぜ海が知っている!?)


審査員「オリジナルの歌はダメなので失格! 」


海「何でなのよ!♯ 」


失格扱いされてしまう海だった。


・にらめっこ対決


星「にらめっこしましょ 」


猪々子「笑うと敗けだぜ 」


星・猪々子『あっぷっぷっ! 』


パッ!


二人がおもしろい顔をした瞬間


猪々子「ぎゃーっ!? 」


猪々子が急に怯えだした。


星「はて、何をそんなに怯えてるのだろうか? 」


後で猪々子に聞いた話ではものすごい顔だったという


・腕相撲対決


一刀「それじゃあいきますか! 」


猪々子「へんっ!あたいが優男に負けるかよ! 」


腕相撲対決は一刀が出ることになったのだが


海「何であいつなのよ!張飛が出た方がよくない? 」


愛紗「言葉を返すが劉雷殿、一刀殿はスケベな性格だが力ならば… 」


愛紗が最後まで言おうとしたとき


ドスンッ!!


一刀「ちょっと力を出しすぎちゃったな 」


猪々子「いってー!! 」


腕相撲対決は一刀の圧勝に終わった。


愛紗「力ならば我らの中で一番の持ち主だぞ 」


朱里「愛紗さんは一刀さんをよく見てますね 」


星「それはそうであろう、夫のことをよく知るのも妻の役目だからな 」


愛紗「そうそう…って誰が妻だ!♯ 」


遅れて星に突っ込みをする愛紗だった。


・貝合わせ対決


朱里「はわわ!?貝合わせですって!?/// 」


ぼんっ!


いけないことを想像して顔を赤くする朱里に


一刀「あのね朱里、何を想像しているかはわからないけど貝合わせってのは裏返した貝の中から同じ絵柄の貝を当てるものだよ 」


簡単にいうと神経衰弱である。


朱里「はわわ〜!? 」


顔を赤くして損をした朱里であった。


・早口言葉対決


斗詩「隣の客の袁術はよく蜂蜜なめる袁術だ!… 」


一刀「赤巻き紙青がき… 」


ブチンッ!


一刀「舌を噛んだーっ!? 」


一刀は早口言葉が苦手だった。


・縄跳び対決


猪々子「よっ!ほっ! 」


ぴょんぴょんっ!


軽やかに跳ぶ猪々子に対して


桃香「ふんふんっ! 」


ぶるんぶるんっ!


跳ぶ度に胸を揺らす桃香。そんな桃香を見た審査員は


審査員「勝者・劉備! 」


猪々子「何でだよ!♯ 」


勝手に桃香の勝ちにするのだった。


そんな対決が長々と続きあっという間に百番勝負は終わってしまい


陳琳「さぁ、勝負が終わったところで得点を見てみましょう! 」


そして得点を見てみると


袁紹軍 50


公孫賛軍 50


陳琳「何と引き分けです!?ということにより延長戦になります! 」


進行役である陳琳によって延長戦が決定された直後


麗羽「おーほっほっほっ!延長戦となればやはり… 」


スッ


麗羽は後ろからあるものを取り出した。それは…


ジャーンッ!


麗羽「この袁家に伝わる白鳥の回し(まわし)をつけた女相撲ですわ! 」


麗羽が宣言すると


愛紗達『なっ!?/// 』


驚く愛紗達だった。


麗羽「我が軍からはわたくしがいきますのでそちらも早く代表を決めなさいな! 」


麗羽が言うと


ポンッ!


星「愛紗よ、お主の出番だ 」


愛紗の肩を叩く星


愛紗「何で私がでなくちゃならないのだ!♯そうだ鈴々は相撲好きだろ 」


愛紗が鈴々を指名すると


鈴々「回しだけならいいけど白鳥は嫌なのだ 」


愛紗「お前は前に白鳥の回しをつけただろう! 」


※29話『生徒会長争奪戦後編』参照


鈴々「何の話なのだ? 」


だがあの話は番外編なので鈴々がわかるはずがない


愛紗「だったら劉備殿 」


今度は桃香を指名すると


桃香「母の遺言(ゆいごん)で回しだけはつけるなと言われてまして 」


愛紗「劉備殿の母上は生きているだろう!だったら朱里! 」


次に朱里を指名する愛紗だが


朱里「はわわ!?私は力がないから無理ですよ!劉雷さんはどうですか? 」


海「冗談じゃない!劉備様だけに肌を見られるならともかくこいつにだけは絶対見せたくない! 」


ビシッ!


海は一刀を指差すと


海「あんたは見られたって平気なんだから出なさいよ! 」


確かに一刀が回しをつけても別に構わなそうなのだが


一刀「女相撲って言ってただろ!俺は男だぞ! 」


一刀は男なので出られなかった。


海「今すぐチ〇コ切りなさいよ!そしたら出れるでしょ! 」


一刀「無茶いうな! 」


愛紗「だったら星、残るはお前だけだ 」


星「おや、愛紗は私に多くの男達の前で肌を見せろというのか、お主には私に対する友情がないのか! 」


と星は言うが


愛紗「お前はさっき私を推薦しただろうが!♯ 」


星「そうだっけ? 」


愛紗の言葉にとぼける星


ようするにみんな出たくないのだった。


麗羽「どうしましたの早く決めなさい! 」


麗羽が急かすと


白蓮「こうなったら… 」


白蓮「私が出るしかない! 」


グッ!


白蓮が急に立ち上がった。


愛紗「正気か公孫賛殿!? 」


白蓮「もちろん本気だとも、もとはといえば私が袁紹に宝剣を渡してしまったのが原因だ。自分の不始末は自分でとる! 」


バンッ!


珍しくいいことを言う白蓮だった。


白蓮「それに私には白馬の回しがあるからな! 」


そして代表が決まり


バァンッ!


舞台には回しのみを締めた麗羽と白蓮だけとなった。


鈴々「普通のお姉ちゃん頑張るのだ! 」


桃香「パイパイちゃんがんばれー! 」


桃香達が応援するなか


愛紗「いいですか一刀殿、私がいいと言うまで目隠しをつけていてください。もし外したら… 」


一刀「わかってます!? 」


一刀は目隠しをされていた。


陳琳「それでは最終戦開始! 」


カーンッ!


そして開始のゴングが鳴ると


ドンッ!


まずは両者がぶつかり合う。


白蓮「私の力をなめるなよ! 」


ぐぐっ!


白蓮が麗羽を土俵の外に出すべく踏み込むが


麗羽「おーほっほっほっ!普通の人がわたくしに敵うはずありませんわよ! 」


スッ


麗羽は構えると


麗羽「それそれーっ! 」


シュシュシュッ!


麗羽は白鳥の回しで突きまくる!


白蓮「ぐわぁーっ!? 」


ブォンッ!!


衝撃に耐えかねて場外に落ちてしまいそうになる白蓮


白蓮「(やはり私では無理だったんだ。桃香すまない) 」


白蓮が諦めたその時


一刀「諦めるな公孫賛! 」


目隠しされて見えないはずの一刀が叫び出した。


一刀「あんたなら絶対勝てるって俺は信じているぜ! 」


一刀が言うと


スタッ!


白蓮は土俵の外に落ちずに立ち上がった。


白蓮「北郷!お前の期待に応えてやる! 」


今まで期待されていなかった白蓮にとって一刀の言葉は白蓮に力を与えた。


白蓮「うぉーっ! 」


ゴゴゴッ…!!


麗羽「何ですのこの力は!? 」


白蓮から溢れ出る力に麗羽が怯えていると


白蓮「くらえ袁紹!秘技『白馬彗星拳』! 」


ドガッ!!☆ミ


麗羽「あれーっ!? 」


ドシンッ!!


白蓮は麗羽に一撃を食らわし麗羽を土俵の外に出した。


陳琳「袁紹選手、場外により勝者・公孫賛選手! 」


白蓮「へっ? 」


白蓮が陳琳の宣言を聞くと


愛紗「一刀殿、目隠し外しても構いませんよ! 」


シュルッ!


愛紗に言われて目隠しを外した一刀は


一刀「よくやったな公孫賛! 」


白蓮を呼ぶと


白蓮「北郷…私は勝ったぞ〜! 」


ガバッ!


白蓮は一刀に向かって手を振るが


ぷるんっ♪


手をあげたせいでおっぱいが丸見えなことに気づいていなかった。


愛紗「一刀殿ーっ!!♯ 」


一刀「何で!? 」


ガツンッ!!☆ミ


結局一刀は愛紗に殴られてしまった。


そして桃香達が勝利したので宝剣をもらうことになったのだが


愛紗「宝剣が無いだと!? 」


斗詩「スミマセン!実は先日麗羽様の従妹の袁術様の使いの者が来まして馬鹿には見えない服と宝剣を交換してしまったんです 」


朱里「だったらあの対決は!? 」


麗羽「仕方ないでしょう!あなた達が負けてくれればよかったのですよ。まぁいい暇潰しにはなりましたわ 」


白蓮「袁紹!お前って奴は!♯ 」


麗羽「いいではありませんの、たかが剣くらいならうちにいくらでもありますので好きなのを持っていきなさい 」


麗羽のこの言葉に


ドッゴーンッ!!


一刀以外全員『・・・!? 』


一刀「テメェふざけるんじゃねぇぞ♯ 」


ゴゴゴッ…!!


一刀は怒りで柱をぶっ壊し、前に偽劉備に向けて出した覇気を出した。


麗羽「ひぃっ!? 」


一刀「お前は一発ぶん殴る!♯ 」


そして一刀が麗羽を殴ろうと近付いたとき


桃香「やめてください! 」


桃香が一刀を止めた。


桃香「仕方がないよ。早く袁術さんのところに行って宝剣を返してもらいにいこうよ 」


スッ


そして桃香は城を出ようとするのだった。


海「劉備様!? 」


愛紗「劉備殿!? 」


出ていった桃香を追いかけるみんな


そしてみんなが城を出た時


斗詩「待ってください! 」


斗詩が追いかけてきた。


斗詩「これ、役に立つかわかりませんけど麗羽様の手紙です袁術様に渡してください。皆さんスミマセンでした! 」


そして斗詩は謝って去っていった。


次の日


袁術のところにいくため白蓮と別れる一刀達


白蓮「すまないな桃香、もとはといえば私のせいで宝剣が… 」


桃香「もういいよ、さよならパイパイちゃん 」


スッ


そして一行は袁術のところに向かうのだった。


桃香「(怒った時の北郷さん、怖かったけど私のために怒ってくれてありがとう) 」


海「(あいつがあんな覇気を出すだなんて人は見かけによらないね) 」


次回はアイドルのあの娘達が登場します。

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