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「宝剣争奪勝負前編」

作品のローテーションは次のようになっています。


フランチェスカ→乙女大乱→オーズ→フランチェスカの順です。

劉備の宝剣探しの旅に付き合うことになった一刀、愛紗、鈴々、朱里、星


そして劉備は破かれた服の代わりとして愛紗のお古に着替え一行は宝剣を持つという公孫賛が住む町へと向かっていた。


朱里「桃花村の守りは翠さんと紫苑さんと伽留ちゃんに任せたから安心ですね 」


念のため三人にも旅に出るかを聞いたのだが


翠「全員行くこともないだろ 」


伽留「村に残った方がいいことあるかもしれないしね〜♪ 」


紫苑「愛紗ちゃんの邪魔したら悪いですもの♪ 」


という理由で旅には同行してこなかった。


海「いい!今度劉備様にエロいことしたらその顔おもいっきりぶん殴るからね!♯ 」


一刀「はい 」


海は一刀が劉備の胸を見たと聞いて一刀を殴ろうとしたがすでに一刀は愛紗に殴られていたので殴るのをやめた。


星「劉雷(海の名前)殿、そんな約束をしたら一刀殿が何回殴られるかわからんぞ 」


一刀「俺ってそんなにエロいの!? 」


鈴々「キャハハッ!お兄ちゃんはエロエロなのだ♪ 」


鈴々にまでからかわれる一刀だった。


愛紗「劉備殿、もう少しで公孫賛殿の町です。宝剣が手に入りますね 」


劉備「はいありがとうございます♪ 」


そして一行は公孫賛の城に向かっていった。


公孫賛の城


公孫賛「おぉっ!桃香(劉備の真名)、久しぶりだな 」


昔の級友との再会を喜ぶ公孫賛


桃香「私だって久しぶりだよパイパイちゃん♪ 」


公孫賛「私の真名は白蓮(ぱいれん)だ! 」


真名を教えあった友人に真名を忘れられる残念な人物であった。


白蓮「残念って言うな! 」


白蓮が騒いでいると


愛紗「お久し振りです公孫賛殿 」


鈴々「普通のお姉ちゃんお久し振りなのだ! 」


一刀「しばらくだったね 」


白蓮「お前達も久しぶりだな 」


白蓮が一刀達に挨拶すると


星「これはこれはお初にお目にかかりますな 」


白蓮「趙雲、相変わらずだな 」


星「伯佳殿も相変わらず普通ですな 」


白蓮「普通って言うな! 」


知っている人の紹介が終わったところで


朱里「私は諸葛亮孔明です 」


海「私は劉雷神王よ 」


そして話は本題に戻り


桃香「あのね私達パイパイちゃんが宝剣を持っていると聞いて駆けつけたんだ。見せてくれる? 」


真名を間違えながらも桃香が聞くと


白蓮「その事ならすまない! 」


ガバッ!


いきなり土下座体勢をとって謝り出す白蓮


愛紗「どうしたのですか公孫賛殿!? 」


白蓮「実は最近町で飢饉(ききん・農作物が不作のこと)が起きて民を救うために袁紹から食料を借りたんだが見返りとして宝剣を要求されてな渡してしまったんだ 」


白蓮から話を聞いたみんなは


劉備と海以外『えーっ!? 』


あの袁紹に渡したことに驚く一刀達だった。


そして一刀達は宝剣を返してもらうべく麗羽(袁紹の真名)の城に向かう


麗羽の城


麗羽「あぁんっ♪そこですわ、もう少し優しくしてくださいな。あぁんっ♪ 」


一歩間違えば18禁になりかねない台詞を言いまくる麗羽


そんな麗羽の元に


バタンッ!


斗詩「麗羽様に客人です! 」


猪々子「香油(こうゆ・ボディーオイルのようなもの)なんか塗っている場合じゃないっすよ! 」


麗羽の側近文醜(猪々子)と顔良(斗詩)が現れた。


麗羽「なに騒いでいますの!わたくしはいま休暇の時ですのよ 」


バンッ!


今の麗羽は裸で香油を塗られていた。


猪々子「いいじゃないっすか、麗羽様はいつもあたいと斗詩に仕事を押し付けて毎日が休暇のようなもんじゃないですか 」


麗羽「なんですって〜♯ 」


斗詩「そんなことより麗羽様、公孫賛さんがお待ちですよ 」


麗羽「公孫賛?あぁ、あの心の広いわたくしが食料を分けてあげた貧乏太守でしたわね 」


心の広い人は見返りに宝剣を奪ったりしない。


麗羽「あんな人に会いたくありませんわ、わたくしは不在だと言っておきなさい 」


居留守を使う麗羽だが


斗詩「あと公孫賛さんの他に関羽さんや北郷さん達も来てますよ 」


麗羽「北郷?誰でしたっけ? 」


猪々子「忘れたんですか、ほら前に麗羽様と宝探しに行った時に熊に追いかけられたあたい達を見捨てた男ですよ 」


(※20話『危険な温泉探し』参照)


猪々子の話を聞いた麗羽は


麗羽「あの男ですって!いいでしょうお会いになりますわ!♯ 」


ビシッ!


そして一刀達は案内されて玉座の間に通された。


麗羽の城・玉座の間


麗羽「これはこれは貧乏太守の公孫賛さんこのわたくしに何の用ですの? 」


麗羽が白蓮に聞くと


白蓮「(相変わらず口の悪い奴め!)実は前に渡した宝剣を返しにもらいに来たんだ 」


桃香「お願いです袁紹さん!宝剣を返してください! 」


ぺこっ!


桃香は麗羽に頭を下げるが


麗羽「嫌ですわ 」


ビシッ!


即答だった。


麗羽「あの宝剣は等価交換で成り立つものですもの、どうしてもと言うならばあの食料を返してくださいな! 」


悔しいがこの場合は麗羽の方が当たっている。


鈴々「お兄ちゃん等価交換って何なのだ? 」


一刀「互いに価値が同じものを交換しあうことだよ。つまり袁紹は食料をあげるから公孫賛は宝剣をあげたってわけさ 」


一刀が鈴々に等価交換を説明すると


白蓮「あの食料ならいつか必ず返すから… 」


麗羽「今すぐ返しなさい! まてよ、ならば勝負しましょう 」


全員『はっ? 』


麗羽の言葉に全員が驚くと


麗羽「あなた方7人とわたくし達3人で勝負しますのよ!そちらが勝てば宝剣は無償で返しますわ! 」


確かに無償で返してくれるなら嬉しい話なのだが


一刀「(あの袁紹がタダで返してくれるなんて何か裏がある) 」


一刀は麗羽の言葉に疑問を感じていた。


桃香「わかりました受けてたちます! 」


麗羽「おーほっほっほっ!わたくしに勝てるなんて思わないことですわね 」


高笑いをする麗羽に


斗詩「麗羽様、そんなこと言っていいんですか!?素直に宝剣は… 」


麗羽「お黙り!わたくし達が勝てばいい話ではないの!あんな連中に負けるわたくし達ではないでしょう 」


やはり麗羽達は何かを隠していた。


そして舞台は移り、大会場


陳琳「さぁ始まりました!袁紹軍対公孫賛軍の宝剣争奪百番勝負の開始です! 」


鈴々「にゃにゃっ!?百回も戦っていたら話が終わるのがいつになるのかわからないのだ!? 」


朱里「安心してください鈴々ちゃん、実際写されるのは数回だけなんですから 」


鈴々「にゃ? 」


※ルールは簡単


これから百番勝負をして最終的に多く勝利した方の勝ち。出場選手以外の参加は即失格。最終的に引き分けの場合はサドンデス


陳琳「それでは最初の対決、知識対決といきましょう!出場選手は袁紹軍顔良選手、公孫賛軍孔明選手です! 」


ワァーッ!


会場が大いに盛り上がる。


愛紗「頭の良い朱里なら楽勝でしょう 」


鈴々「朱里ー!そんなおかっぱお姉ちゃんなんて軽くやっつけるのだー! 」


公孫賛軍の愛紗達は朱里の楽勝だと感じていたが


陳琳「それでは第一問… 」


ゴクリッ!?


全員が陳琳を見つめるなか


陳琳「袁紹様の今日の下着の色は? 」


ずこっ!?


陳琳が問題を言った瞬間ずっこける愛紗達


朱里「こんなのわかるわけないですー!? 」


さすがの朱里も音をあげるが


斗詩「黒! 」


ピンポーン!


斗詩は簡単に正解していく


ちなみに問題を用意したのはもちろん麗羽である。


愛紗「あやつらめ、自分達に有利な問題を出すなんて卑怯な真似を! 」


鈴々「頑張るのだ朱里! 」


誰もが麗羽達にしか解けないと思っていたが


一刀「やっぱ黒だったか 」


ずこっ!


一刀だけはわかっていたようだ。


そしてその後も


陳琳「袁紹様の昨日の下着の色は? 」


斗詩「赤! 」


陳琳「袁紹様のお気に入りの下着は? 」


斗詩「紐パンの花柄ピンク! 」


麗羽に関する問題が出題され次々と斗詩が答えていき最終的には


陳琳「さぁ全問題が出題されたところで結果発表!…と言いたいところですが 」


結果は見るまでもなく


顔良 300点


孔明 0点


斗詩の圧勝だった。


だが


愛紗「まさか一刀殿まで満点とは!? 」


海「さすがは変態ね 」


星「問題がああだとわかっていれば選手交替をしたのだがな 」


一刀「? 」


一刀も満点をとっていた。


陳琳「では気を取り直して、次の対決といきましょう! 」


そして次の対決が発表される。


陳琳「次の対決は(うなぎ)のつかみ取り!ただし手を使わずにおっぱいで取ってもらいます! 」


うほーっ!!


対決が発表された途端声を出す男達


そして出場選手が決められる。


ポンッ!


星「愛紗よ、お主の出番だ 」


星が愛紗の肩を叩くと


愛紗「何で私が出なければならないんだ!/// 」


猛抗議をする愛紗


朱里「そうですよね、私や鈴々ちゃん、海ちゃんのおっぱいではつかめませんものね… 」


鈴々「おっぱい勝ち組の力を見せてやるのだ! 」


海「今こそ、そのデカイおっぱいが役に立つ時だよ! 」


貧乳トリオはひがみからか愛紗に出場するようにいいまくる。


愛紗「だったら私でなくても星がいるだろう! 」


愛紗が言うと


星「それでは面白く…負けるかもしれんだろう 」


愛紗「お前いま面白くないって言おうとしたな! 」


ギャーギャーもめて選手が決められない愛紗達に


スッ!


桃香「私がいきます! 」


桃香が手をあげた。


海「劉備様が出ることないですよ!この無駄にデカイ関羽にやらせてくださいな! 」


愛紗「無駄にデカイとはなんだ!♯ 」


星「うむ、間違ってはいないな 」


桃香「もとはといえばこの旅は私がなくした宝剣を取り戻すための戦いです。だったら… 」


ぐっ!


桃香は服をつかむと


桃香「私がいきます! 」


ガバッ!


桃香は大っぴらに服を脱いだがここにいるのは愛紗達女だけでなく


一刀「うほっ!? 」


男の一刀もいた。


そして次の瞬間


ゴチゴチンッ!!☆ミ


海「この変態野郎!♯ 」


愛紗「お前という奴は♯ 」


一刀「何で愛紗まで… 」


一刀は愛紗と海に殴られた。


そして互いに選手が決まり


陳琳「それでは袁紹軍顔良選手、公孫賛軍劉備選手のおっぱいで鰻のつかみ取り対決始め! 」


対決が始まった。


斗詩「このっ! 」


桃香「えいっ! 」


二人は鰻をつかもうと奮闘するが素手でもぬるぬるしてつかめない鰻をおっぱいでつかめるわけがなく両者は苦戦する。おまけに…


桃香「あんっ!///そんなとこ入っちゃダメ〜/// 」


斗詩「黒くて大きいのが迫ってくる〜/// 」


一歩間違えば18禁になりかねない台詞を言いまくる二人


そして


ゴォーンッ!!


終了の合図が鳴り集計の結果


顔良 25匹


劉備 28匹


陳琳「勝者、劉備選手! 」


桃香の勝ちが宣言された。


桃香「やったよみんな! 」


ぷるんっ♪


桃香は喜びで胸を隠すのを忘れていた。


一刀「おほっ!?/// 」


そして一刀が見ようとした瞬間


ドガバキンッ!!☆ミ


海「よくも二度も劉備様の胸を!!♯ 」


愛紗「いい加減にしろこのエロ男!♯ 」


一刀「ふ…不可抗力なのに… 」


再び愛紗と海に殴られる一刀だった。


麗羽「(これで一勝一敗ですわね!?何としても勝たなければヤバイですわ!?) 」


果たして宝剣はどちらの手に!?


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