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「訪れた二人連れ」

本物の劉備(桃香)とオリキャラの劉雷が登場します。

?「ハァハァ… 」


?「劉備様、急いでくださいよ! 」


一刀達がいる桃花村に桃色の髪をしたほんわかそうな女の子(西森のイメージ)とバカとテストと召喚獣の木下秀吉の顔をして胸にサラシを巻き、三國無双5のリョ統の服装(知らない人は調べてください)をした男装した女の子が向かっていた。


?「海ちゃん、ちょっと待ってよ〜 」


海「早くしてください!噂によればこの先の桃花村に劉備様の名を語る男がいるんですよ!みつけしだいボコボコにぶちのめしてやらなきゃ私の気がすみません!♯ 」


その頃、桃花村では


朱里「それでは愛紗さん、一刀さん行ってきます 」


朱里達は村の警備にいくのであった。


星「愛紗よ、一刀殿と二人っきりだからといっていちゃいちゃするでないぞ 」


愛紗「なっ!?///何をいうのだ星! 」


鈴々「愛紗の顔が赤いのだ♪ 」


二人をからかう星と鈴々


紫苑「大丈夫ですよ璃々もいますし 」


翠「だよな、さすがに一刀がエロエロ魔人でも子供が見てる前でエッチなことはしないよな 」


伽留「一刀ならわからないけどね〜♪ 」


一刀「そんなに俺って信用ないの!? 」


璃々「? 」


そして愛紗と一刀と璃々を残してみんなは村の警備にいくのであった。


璃々「愛紗お姉ちゃん、おしっこ〜! 」


愛紗「えっ!?仕方がない一刀殿、私は璃々を(トイレ)に連れていきます 」


一刀「わかった。俺は薪を割っておくよ 」


しばらくして


一刀「よっ! 」


パカッ!


一刀が薪を割っていると


?「ムキーッ!!♯ 」


何処からか声が聞こえてきた。


一刀「誰の声だ? 」


そして一刀が声のする方にいってみると


海「何なのよこの村は!おじさんばっかで若い男なんか一人もいないじゃない!♯こうなったら若い男をみつけしだいぶん殴ってやる!♯ 」


?「海ちゃん、女の子なんだから言葉も女の子っぽくしなきゃダメだよ。そんな性格じゃ好きな男の子ができないよ 」


桃色の髪をした女の子が海に言うと


海「ご心配なく!私は劉備様命なので男には興味ありませんから! 」


聞き方によってはおかしい言葉である。


そんなとき


一刀「誰かいるの? 」


バッ!


一刀が二人の前に現れた。その瞬間


海「若い男ーっ! 」


バッ!


若い男である一刀を見かけた海が一刀めがけて飛びかかってきた。


?「海ちゃん!? 」


一刀「えっ!? 」


海「くたばれーっ! 」


そして


ドンッ!!


海は一刀に拳を繰り出した。


?「海ちゃん!? 」


海「私の拳を食らって立っていた奴は一人もいな… 」


ところが


バンッ!


一刀「いきなり殴ってくるなんて危ないな!? 」


海「なっ!? 」


一刀は海の拳を受け止めていた。


海「このっ!このっ!このっ! 」


シュシュシュッ!


海は一刀に拳の連撃を繰り出すが


一刀「いきなり何するの!? 」


パパパパシッ!


一刀はそれをすべて受け止めていた。


?「あの人、海ちゃんの拳を受け止めるなんてすごいなぁ〜!? 」


桃色の髪をした女の子が二人の戦いを見ていたその時


ドンッ! ぐらりっ!


?「えっ!? 」


ドバッ!


女の子はうっかり置いてあった材木に手が当たってしまい、材木が女の子に向かってきた。


?「きゃーっ!? 」


そして叫び声を聞いて


海「はっ!?劉… 」


気づいた海が叫んだその時


ビュンッ!!


海「へっ!? 」


海の目の前を一刀がものすごい早さで走り抜け


ガララーッ!!


材木が崩れた時には


?「えっ!? 」


バンッ!


女の子は一刀にお姫様抱っこされていた。


一刀「大丈夫怪我はない? 」


にこっ!


そして一刀のスマイルを間近で見た女の子は


?「は…はい/// 」


ポ〜ッ!!


顔を赤くするのだった。


一刀「(顔を赤くして熱でもあるのかな?) 」


だが鈍感な一刀が気づくはずがなかった。


海「(私が見切れないなんてあいつ何て早さなんだ!?) 」


海が一刀の早さに驚いていると


ガシャンッ!


一刀「(ドキッ!?) 」


一刀の後ろから何かが割れる音がしたので


ギギギッ…


一刀がブリキ人形のごとく首を後ろに回してみるとそこには


愛紗「(プルプルッ♯) 」


お茶を落とした愛紗が震えていた。


一刀「あ…愛紗さん!? 」


愛紗「一刀殿が薪割りを頑張っているので差し入れにお茶を持っていったら薪を割らずに女の子を抱いているとはね…♯ 」


愛紗から見た一刀の姿は女の子をお姫様抱っこしているにしか見えないのだ。


一刀「こ…これには事情が!? 」


一刀が愛紗に言おうとすると


愛紗「問答無用!♯ 」


ギンッ!!


ドカバキドスバコッ!!☆ミ


愛紗は女の子を傷つけないように一刀だけを狙い殴る。


一刀「ごはっ!? 」


バタッ!


一刀の顔がキューブマン(キン肉マンのキャラ)のようになったところでようやく攻撃は止められた。


愛紗「まったく!お主は大丈夫だったか? 」


一刀を殴り終えた愛紗が一刀に抱かれていた女の子を見ると


?「な…何でもないです!? 」


怒りの愛紗を間近で見た女の子は愛紗に怯えていた。


海「ねぇ、ところでさ 」


愛紗「何だ? 」


そんななか海が愛紗に話しかけてきた。


海「この村で一番偉い人のところに連れていってくれない? 」


しばらくして


桃花村・庄屋の屋敷


この場には紫苑と翠を除くみんながいた。


星「一刀殿、確かに私は愛紗といちゃいちゃするなとは言ったが、他の女をつれてくるとは驚きですな〜♪ 」


一刀「誤解ですから 」


顔をはらした一刀をからかう星


朱里「それであなた達は誰なんですか? 」


朱里が二人に聞くと


海「私は劉雷、字は神王。記憶喪失のところをこのお方に助けられてから旅をしてるのよ 」


ちなみに海は劉雷の真名である。


鈴々「それでお姉ちゃんは誰なのだ? 」


鈴々が桃色の髪をした女の子に聞くと


?「私の名前は… 」


劉備「劉備玄徳です 」


女の子が名前を言った直後


バタンッ!


翠「劉備だと! 」


紫苑「劉備ですって! 」


朱里「はわわ!? 」


いきなり紫苑と翠が入ってきた。


もちろん劉備という言葉に反応したのは二人だけではなく


一刀・愛紗・星・伽留『・・・!? 』


鈴々「はにゃっ? 」


鈴々以外のみんなが武器を構えようとしていた。


しばらくして


翠「すまないな、劉備って言葉に反応しちまってよ 」


紫苑「お見苦しいところを見せてしまいましたね 」


二人が劉備に謝ると


劉備「気にしないでください 」


海「やっぱりあいつ劉備様の名を語って悪さしていたのね!で、あんたらは何されたの? 」


海が聞くと


ピクンッ!


紫苑「何をされたかですか… 」


プルプルッ!


紫苑の体が震え出して


紫苑「あの男は我が娘である璃々を人質にとって長の暗殺を企んだばかりか名声だけのためにこの村を利用した上に愛紗ちゃんの乙女心をもてあそび… 」


一刀「朱里、璃々ちゃんに目隠ししておいてくれ 」


朱里「わかりました!? 」


紫苑の体にいち早く恐怖を感じた一刀が朱里に指示した直後


紫苑「もし見つけ出したら…耳を削ぎ、鼻を落として目を潰し…時間をかけて生爪を一枚一枚剥がしてから三枚におろし…っ!片身を薄く切ってさっと湯通しして骨は油でカラッと揚げて…っ!! 」


ゴゴゴゴゴッ…!!


伽留「ひっ!? 」


鈴々「紫苑の顔が怖いのだ!? 」


普段は優しい感じの紫苑だが今の顔は地獄の鬼も裸足で逃げ出すくらいの形相だったという


一刀「落ち着いて紫苑!?璃々ちゃんもいるんだし!? 」


ガシッ!


一刀が紫苑を後ろから押さえ込むと


紫苑「はっ!?ごめんなさいつい…あんっ!///一刀さんどこさわっているんですか 」


一刀「えっ?どこって… 」


一刀が自分の手を見てみると


ガッシリ! むにゅっ♪


一刀の手は紫苑の爆乳をしっかり掴んでいた。


一刀「ぶほっ!? 」


その事に気づいた一刀が驚いた直後


ゴッチーンッ!!☆ミ


愛紗「お前という奴は♯ 」


一刀は愛紗に殴られた。


劉備「あの人さっきから殴られてばかりですけど大丈夫なんですか!? 」


星「心配無用、あれはいつもの夫婦(めおと)漫才ですからな 」


愛紗「め…夫婦ではない! 」


海「そんなことより偽者の劉備はどこにいるの?会ったら私がぶん殴ってやるんだから! 」


海が聞くと


伽留「たしかあいつは… 」


伽留「お漏らししながら逃げていったっけ 」


海「なにそれっ? 」


※26話『桃花村攻防戦』参照


劉備「その時その人、剣を持っていませんでしたか? 」


劉備が聞くと


一刀「剣?俺は偽劉備には一度しか会っていないからな、みんなは知っているか? 」


愛紗「さぁ、私も知りませんが 」


星「当然であろう、愛紗は偽劉備の腰ではなく顔を見ていたのだからな 」


愛紗「なっ!? 」


朱里「はわわ!?やめてください!話が先に進みませんよ〜!そういえば確かに見事な剣を腰にさしていたような気がします 」


朱里が言うと


劉備「やっぱりそうでしたか!?あの剣は私にとって大事なものなんです! 」


ドンッ!


劉備はいきなり机を叩いて立ち上がった。


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