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「生徒会長争奪戦中編」

三部作の二部目です。

生徒会長争奪戦にて参加を決める愛紗達。


だが愛紗と鈴々が喧嘩をしてしまい鈴々は袁紹軍に入ってしまう。


おまけに愛紗達の軍であった星が華蝶仮面として出るための準備に時間をかけてしまい危うく愛紗達は失格になりかけてしまう。


だが愛紗達の危機に現れた人物は


華蝶仮面Z「華蝶仮面Z推参! 」


その人物は誰がどこから見ても華蝶の仮面を着けた解説のため参加できないはずの一刀であった。


全員『・・・!? 』


全員が驚くなか


スタッ


華蝶仮面Zが愛紗達の方に立ち寄ると


華蝶仮面Z「私が来たからには安心したまえ 」


と言った瞬間


ガシッ!


華蝶仮面Zは愛紗に胸ぐらを掴まれてしまい


愛紗「何をしてるんだお前は!♯ 」


翠「そんなバレバレの変装で出場できるわけないだろ! 」


朱里「はわわ!?一刀さん!? 」


華蝶仮面Z「何をいうのだね?私は北郷一刀という美男子ではないぞ 」


責められた華蝶仮面Zがとぼけようとすると


愛紗・翠・朱里『とぼけ(るな・ないでください)! 』


更に責められる華蝶仮面Z


だが


鈴々「あいつはいったい誰なのだ!? 」


麗羽「まさか関羽軍に助っ人が現れるなんて!? 」


学園長(貂蝉)「あらん、北郷君以外にもいい男がいたなんてねん 」


意外とバレていなかったりする。


華蝶仮面Z「学園長、北郷君からの伝言で北郷君は腹痛のため解説を休むそうです 」


華蝶仮面Z(一刀)が言うと


学園長「腹痛じゃ仕方ないわねん。時間もないし、さっさと始めるわよん♪ 」


いろいろ騒動があったもののようやく生徒会長争奪戦が開始された。


陳琳「それでは組み合わせの発表です 」


一回戦 第一試合


関羽軍 VS 董卓軍 …A


一回戦 第二試合


公孫賛軍 VS 孫権軍 …B


二回戦 第一試合


Aの勝者 VS Bの勝者


二回戦 第二試合


曹操軍 VS 袁紹軍


決勝戦


といった具合である。

(二回戦へのシードを華琳と麗羽が運で掴みとった)


陳琳「それでは最初は陸上競技です。皆さん体操着に着替えてください 」


〜着替え中〜


パァンッ!


華琳「何で私達まで体操着に着替えるのかしら? 」


秋蘭「おそらく妄想するための読者サービスでしょう 」


絵がないのが残念である。


だが


華蝶仮面Z「おぉーっ!今はほとんどお目にかかれない女子のブルマ姿だ〜! 」



一人だけハッスルする華蝶仮面Z(一刀)だった。


そんな一刀には当然のごとく


ゴチンッ!!☆ミ


愛紗「競技に集中しろ!♯ 」


愛紗のゲンコツが落ちるのだった。


陳琳「それでは一回戦第一試合、関羽軍VS董卓軍。種目は二人三脚です 」


出場選手


愛紗・華蝶仮面Z


華雄・恋


陳琳「それではスタート! 」


ピーッ!


そして競技が開始された。


愛紗「1・2・3・1・2・3 」


華蝶仮面Z「1・2・3・1・2・3 」


うまくテンポよく進んでいく愛紗と華蝶仮面Z(一刀)


翠「さすがは幼馴染みだぜ 」


朱里「二人に任して正解でしたね 」


もし華蝶仮面Zでなく二人のどちらかが走っていたら転んでいたに違いない。


対して董卓軍はというと


恋「…お腹空いた 」


華雄「恋!さっさと走らんか! 」


ずるずるっ


お腹が空いて動けない恋を華雄が引きずりながら進んでいた。


詠「ちっ!やっぱりあの二人に任せるべきではなかったか!こうなったら月、恥ずかしいと思うけど頼むわよ! 」


詠は月に指示を出す


月「恋さん、こっちを見てください! 」


恋「…んっ? 」


恋が呼ばれた先を見てみると


セキト「くぅ〜んっ 」


ビシッ!


月「早く来ないとセキトをひどい目に遭わせますよ!/// 」


バァーンッ!


そこにはゴール前にてボンテージスタイル(女王様)をした月が恥ずかしがりながらも(ムチ)を縛られた恋の愛犬であるセキトに目掛けてお仕置きしようとしていた。


それを見た恋は


恋「…セキト、助ける 」


ビュンッ!!


華雄「えっ!?うわーっ!? 」


セキトを助けるため恋は先程までが嘘のように猛スピードで華雄を引きずりながら走っていった。


詠「よしっ!作戦成功よ! 」


この時、詠は勝利を確信したが


ドビュンッ!!


恋「…!? 」


恋の横から物凄いスピードで華蝶仮面Zが愛紗を引きずりながら走り抜けていった。


何故かというと


華蝶仮面Z「月のボンテージ姿を間近で見たい! 」


煩悩丸出しであった。


そして


陳琳「ゴール!! 」


華蝶仮面Zが恋より早くゴールした。


月「ふえっ!? 」


華蝶仮面Z「君のその姿をぜひ間近で! 」


ダッ!


華蝶仮面Zが月に襲いかかろうとするが


ゴチンッ!!☆ミ


愛紗「いい加減にしないかこのエロ男!♯ 」


間一髪、愛紗に助けられる月だった。


陳琳「さぁーっ!続いて一回戦第二試合 公孫賛軍VS孫権軍の試合開始です 」


この戦いは借り物競争となり、代表者は大将である公孫賛と蓮華に決まった。


蓮華「(冥琳、そんなに私が嫌いなのか) 」


蓮華は選手控え場に立つ公孫賛軍軍師ゼブラ軍師(冥琳)を見つめる。


陳琳「それではスタート! 」


そして競技が開始された。


しかし始まる直前までゼブラ軍師を見ていた蓮華は公孫賛に少し出遅れてしまった。


公孫賛「お先にいくぞ! 」


パシッ!


公孫賛は蓮華よりいち早く借り物が書かれた紙を手に持った。


公孫賛「さて私の借り物は? 」


パサッ!


そして紙を広げてみると


公孫賛「!?(カッチーン) 」


公孫賛は驚きのあまり石になってしまった。何故ならば紙に書かれていた借り物は


『学園長(貂蝉)の下着』


これでは誰であろうと借りることができない。


蓮華「よしっ! 」


パシッ! パサッ!


出遅れた蓮華は公孫賛が石になっている間に紙を手に取り広げてみると


蓮華「(あやつしかいないな) 」


ダッ! スッ!


ゼブラ軍師「えっ!? 」


何を考えたのか蓮華は紙を見た後、ゼブラ軍師の手を取ってゴールに走っていった。


そして


陳琳「ゴール!! 」


蓮華はそのままゴールした。


ゼブラ軍師「どう言うことですか? 」


ゼブラ軍師(冥琳)が聞いてくると


蓮華「紙にこう書いてあったからな 」


パサッ


蓮華が手に取った紙には


『あなたの成長に必要な人』


と書かれていた。


蓮華「私には冥琳、お前が必要なのだ。これからもよろしく頼む 」


ゼブラ軍師「蓮華さま… 」


仲直りをする二人であった。


一方公孫賛は


公孫賛「あんなもの借りたら私は終わりだ〜!? 」


すでに負けていることも忘れて叫んでいた。


陳琳「さぁーっ!二回戦からの舞台は屋内プールで行われますので出場選手は水着に着替えてください! 」


そして選手達は更衣室に移動する。


華琳「何のために体操着着たのかしら? 」


愛紗「今の時期にプールとはな 」


ぶつぶつ言いながらも女子更衣室にいく選手達


そしてその中には


華蝶仮面Z「さぁ水着に着替えなくては! 」


どさくさ紛れに華蝶仮面Zも女子更衣室に入ろうとするが


ドガバキッ!☆ミ


愛紗「お前は男子更衣室だろうが!♯ 」


華蝶仮面Z「すみませんでした 」


愛紗にボコボコにされる華蝶仮面Z(一刀)であった。


しばらくして、屋内プール


陳琳「さぁーっ!全員水着に着替えたところで競技再開です!なお、解説の北郷君が欠席のため保険医の紫苑先生に来てもらっています 」


紫苑「よろしくね 」


そして競技が説明される。


陳琳「二回戦第一試合 関羽軍VS孫権軍。種目は水中騎馬戦です 」


ルール


・三人一組で馬をつくり、最後の一人が一番上に乗る。

・馬役の人は手を使って妨害、鉢巻き取りをしてはいけない。

・先に一番上の人の鉢巻きを取った軍の勝ち

・決着がつかずに上の人がプールに落ちた場合落ちた軍の負けとなる。


関羽軍


馬役 先陣 華蝶仮面Z

両脇 愛紗

上の人 朱里


孫権軍


馬役 先陣 穏

両脇 蓮華

思春

上の人 小蓮(シャオ)


陳琳「それでは始め! 」


そして試合が開始された。


蓮華「悪いがこの勝負、勝たせてもらう 」


シュバッ!


開始早々、蓮華達は後ろに回り込むと


シャオ「食らいなさい!必殺『長江の滝』! 」


バシャシャーッ!!


シャオが起こした水しぶきが関羽軍に襲いかかる。


翠「どうなってるんだよこれ!? 」


愛紗「人間業ではないぞ!? 」


実はこれには秘密があった。


舞台裏


伽留「それそれ〜♪ 」


舞台裏に隠れていた伽留が水を操っていたのだ。


ドババーッ!!


そうとは知らない関羽軍はまともに水を食らってしまう。


翠「ゲホッ!少し飲んじまったぜ 」


朱里「はわわ!?このままでは体力が削られて私達が不利です 」


愛紗「何かいい手はないか!? 」


考え出す関羽軍。そんなとき穏をじっと見ていた華蝶仮面Z(一刀)が


ピカーンッ!


何かをひらめいたようだ。


華蝶仮面Z「俺に一つ考えがある 」


果たして華蝶仮面Zの考えとは!?


そしてその頃、女子更衣室では


星「どこだ〜仮面〜!?急にみんなが入ってきたので思わず隠れてしまった。はて、では私の代わりに関羽軍に誰が入ったのだろう? 」


星は少し考えるが


星「そんなことより早く仮面を見つけなければ! 」



その仮面は一刀が持ち去っているのを知らない星であった。


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