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「トントン?」

ついに十話を越えたー!

西森の中では十話を越えたらようやく長期掲載ということを意味します。これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いします。


何度も言いますがこの小説はアニメをもとに執筆していますのでアニメとは違う展開がちらほらあります。

とある城


?「ゆえ〜!どこにいるの〜? 」


ドタバタッ


とある城にて眼鏡をかけた緑髪の女の子がドタバタ廊下を走っていた。


?「おいおい(えい)そんなに慌ててどうしたと言うのだ? 」


スッ


そこへ偶然通りかかった巨大な斧を持った影が薄そう…


?「だまれっ!♯ 」


もといプライドが高そうな女の子が賈駆(真名は詠)に聞くと


詠「華雄将軍、(ゆえ)を見なかった? 」


華雄「董卓様か?今日は見ていないが 」


月とは董卓の真名である。


詠「あの子ったら『村の様子を見に行きます。なるべく早く帰りますので待っていてください 董仲穎』って書き残して出掛けちゃったのよ!あぁもう自分の目で見たいっていう志はいいけれど村近くの森には最近化け物が出るって聞いてるのに心配だわ!? 」


詠が一人で慌てていると


華雄「そう心配するな。董卓様だって子供では… 」


華雄が心配をなくすため話しかけると


詠「うるさい!♯あんたなんかに何がわかるっていうの!こうしちゃいられない早く捜索隊を編成しなくっちゃ! 」


ダダダッ!


詠は慌てて走っていった。


詠が去った後


華雄「私に向かってあんただと? 」


と?を浮かべて呆気にとられていた。


その頃、一刀達一行は


一刀「痛いです 」


ぼろ〜ん


愛紗「ふんっ!自業自得だろうが♯ 」


前回愛紗を助けずに覗きをした罰として一刀はボロボロな体にされていた。


鈴々「星、何で愛紗はお兄ちゃんをボコボコにしたのかなのだ? 」


星「さぁわからんな♪それにしても裸を見られたくらいであれはひどいと思うのだが 」


前にも愛紗は一刀に裸を見られた(三話目参照)が今回はその時以上のお仕置きだった。


そして一刀達が歩いていると


?「やめてください! 」


ビクンッ!?


遠くから女の子の声が聞こえてきた。


愛紗「あっちから声が聞こえる!鈴々、星いくぞ! 」


鈴々「合点承知なのだ! 」


星「うむっ! 」


ダダッ!


声が聞こえてきた場所に急ぐ一行だが


一刀「ま…待ってくれよ〜! 」


ボロボロな一刀は後から行くしかなかった。


声が聞こえてきた場所


?「やめてください! 」


そこには白い髪のウェーブ(西森は髪型については素人です)の大人しそうな少女が三人のチンピラに囲まれていた。


アニキ「まぁそう言うんじゃねぇよ 」


チビ「俺達と一緒に遊ぼうぜ♪ 」


デク「だな〜 」


グイッ!


三人が少女の腕を無理矢理引っ張ろうとすると


バッ!


愛紗「止めぬか馬鹿者共め! 」


鈴々「嫌がっている人に無理矢理はダメなのだ! 」



そこへ愛紗達がたどり着いた。


アニキ「なんだテメェらは? 」


アニキが聞くと


星「聞いて驚くな!この者こそ噂に聞くほど美人ではないが黒髪の山賊狩りだ 」


ビシッ!


星は愛紗を指差しながら言う。


愛紗「どういう意味だ!♯ 」


愛紗がその事に怒っていると


アニキ「フンッ!確かに美人じゃないがたかが女三人に何ができる! 」


チビ「逆にお前達が俺達の相手をしてもらうぜ 」


デク「だな〜 」


スッ


チンピラ達は構える。


愛紗「貴様らめ、誰が美人でないだと♯もう許さん! 」


ジャキンッ!


愛紗達も武器を構える。


とそこへ


ガサガサッ バッ!


一刀「遅くなってすまない 」


ぼろ〜ん


ボロボロになった一刀が現れた途端


チンピラ達『ギャーッ!!化け物だぁーっ!? 』


ピューッ!


あまりにも一刀の顔が怖かったのかチンピラ達は去っていった。


一刀「何がどうなってるの? 」


しばらくして


バシャバシャッ!


一刀「お水ありがとうございます 」


?「いいえ、私も助けてもらいましたから(顔がはっきりするといい顔してますね///) 」


一刀は助けた少女から水をもらい顔を洗ってようやくいつもの顔に戻った。


鈴々「そういえばまだ名前を聞いてないけど名前は何なのだ? 」


鈴々が聞くと


?「私はとぅ… 」


少女が名前を言い出そうとした時


?「(いけない。名前を言ったら襲われるかもしれないから偽名を使わなきゃ) 」


少女は友達から言われた通り偽名を使うことにした。


トントン?「私はトントンです 」


鈴々「トントン?何だか鈴々みたいな名前なのだ。鈴々は張飛なのだ 」


愛紗「私は関羽だ 」


星「趙子龍と申す 」


一刀「俺は北郷一刀。よろしくねトントンちゃん 」



トントン?「は…はい/// 」


一刀「(何で顔が赤いんだ?) 」


星「(北郷殿は天性の女誑しのようだな)(ニヤニヤ) 」


そして一行はトントンを送りに村にいくことにした。


鈴々「そういえばトントンは何で村にいくのだ? 」


鈴々が聞くと


トントン?「それはですね最近村に化け物が現れると聞いて城主として…ではなく一度化け物を見てみたいと思いまして 」


愛紗・鈴々『化け物!? 』


ゾクッ!?


トントンの化け物という言葉に怯える愛紗と鈴々


一刀「危ない目にあうかもしれないのに随分勇敢なんだね 」


勇敢というより好奇心が強すぎるだけだと思うのだが


そして一行が村にたどり着くと


愛紗「これは!? 」


ズォーーンッ!


なんと村の民家の前のあちこちに巨大な岩が置かれていた。


星「何故このような岩が? 」


鈴々「何かの儀式なのか? 」


鈴々が言うと


村長「これも全ては化け物の仕業なのですよ 」


村の民家から村長らしき男が現れた。


村長は一行を家に招き入れると


村長「ことの始まりは数ヵ月前、森の方から不気味な音が聞こえましてな、それから数日後突然民家の前に巨大な岩が置かれるようになったのです。そして村の若いものが不気味な音がした方に様子を見に行ったところ… 」


トントン?「化け物が出たということですね 」


村長「その通りですじゃ 」


ゾクッ!?


化け物という言葉にまたも怯える愛紗と鈴々


そしてその頃、一刀はというと


一刀「(この岩じゃまだな) 」


岩をじっと見つめて


一刀「せいのっ! 」


ぐぐっ!


岩を持ち上げようとしていた。


一方、村長の家


星「ところで村長殿、その化け物とはどのような姿なのですかな? 」


村長「それが見たという村のものに聞くと… 」


・血のように真っ赤な角を持つ


・不気味な音をながしながら迫り来る


・獣の鳴き声を発声する



村長「等々で逃げたため誰も化け物の姿を見たものがいないのですよ 」


村長が言うと


星「村長殿よ、いい時に我々が来たものだな。実は我々は皆武に自信があってな、その化け物を退治してやろうではないか 」


星が言うと


愛紗「な…何を言うのだ星! 」


鈴々「勝手なこと言わないでほしいのだ! 」


星に抗議する二人


星「おやおや、黒髪の山賊狩りと張飛が困っている人を見捨てるというのか?まさか二人して化け物が怖いというのか? 」


愛紗・鈴々『うっ!? 』


図星であった。


愛紗「仕方がない村を助けるためだしな 」


ブルブルッ


と言いながらも足が震える愛紗


鈴々「それにこっちには強いお兄ちゃんがいるから化け物になんか負けないのだ! 」


ダッ!


鈴々は一刀を呼びに外に出る。


愛紗「あんな優男がなんの役に立つと言うのだ 」


星「やれやれ 」


愛紗はまだ一刀の実力を認めていなかった。


そんなとき


鈴々「大変なのだ!?お兄ちゃんがいないのだ!? 」


鈴々が慌てて家に入ってきた。


愛紗「まったく、一刀殿はいつもいつも 」


ダッ!


愛紗達も外に出ていくと


トントン?「あれっ?岩がありませんけど? 」


なんと!?さっきまであった巨大な岩が無くなっていた。


愛紗「どういうことだ? 」


愛紗達が不思議に思っていると


村人「そこにあった巨大な岩ならあんたらと一緒にいた男が『邪魔だから山に返してくる』と言って持ち上げていったよ。しかしすごい男だな村人数人がかりでようやく持ち上げられる岩を一人で汗水流さず持ち上げたんだから 」


愛紗達『えっ!? 』


これには驚く愛紗達だった。


次回、怪物が現れる。

(もう正体がわかる人もいると思いますけどね)

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