「愛紗の叫び」
宝石が集まった一刀達
だが儀式の途中で麗羽達に奪われてしまい急いで追いかけるが謎の男が麗羽達から宝石を奪い取った!
その男の名は天魔、別の恋姫世界を破壊し、支配した悪魔のような男!
そしてこの世界をも支配しようと暗躍するが全て一刀に止められてしまい自ら出たのであった。
一刀は黄巾の乱、董卓連合等の事件が全て天魔の仕業だと知り戦いを挑む!
始めは一刀が押していたが天魔が宝石を吸収した途端、天魔の姿が変わり一刀を押し始め
天魔「『聖気滅殺砲』! 」
ゴォォォーーッ!!
気絶している一刀に天魔は攻撃を繰り出してきた!
桃香「一刀さん!? 」
一刀に危機が迫ったその時!
シュッ!
一刀の前に誰かが現れ
?「『超狼撃』! 」
ドガッ!! バシュンッ!!
天魔の攻撃を叩き潰した!
一刀「う…う〜ん… 」
一刀が気絶から目を覚ますと
?「大丈夫かよ一刀? 」
一刀「あ…あんたは!? 」
目の前の人物に心当たりがある一刀
その人物とは…
一刀「孤狼! 」
バンッ!!
孤狼「少ししか会ってない俺を覚えてるなんてすごいな一刀 」
楠舞(真名は孤狼)…以前一刀と出会った強者。※『異種格闘大会』参照
孤狼「お前と戦ってみたいと思ってたら邪気を感じてたどり着いた瞬間こんなことが起きてるなんてな 」
さすがの孤狼も天魔の出現に驚いていた。
孤狼「まぁ後は俺に任せとけ!あんな奴俺が倒してやるよ! 」
スッ!
天魔の方へと向かう孤狼に
一刀「待ってくれ孤狼、俺も一緒に… 」
一刀は一緒に行こうとするが
孤狼「何言ってんだ?今のお前じゃあいつ(天魔)と100回戦っても100回負けるのが目に見えてるんだよ!ていうかお前、前に会った時より弱くなってるぜ 」
ビシッ!!
孤狼に弱いと言われショックを受ける一刀
孤狼「それじゃあな! 」
シュッ!
孤狼は一刀を置いて天魔の方に向かっていった!
その直後
?「まぁ今回はあいつ(孤狼)の言うことがあっているな 」
一刀「あんたは蒼魔!? 」
バンッ!!
孤狼が一刀の前から去った後、蒼魔が現れた。
氷室(真名は蒼魔)…鬼神党の党首、『異種格闘大会』参照
蒼魔「俺は気を探る力が長けていてな、邪悪な気を感じて来てみたらまさか一刀までいるなんてな!? 」
まさかの出来事に驚く蒼魔
蒼魔「しかしまぁあいつ(天魔)の相手はさすがに奴(孤狼)だけじゃ無理そうだし俺もいくとするか! 」
スッ!
蒼魔が天魔の方に行こうとすると
一刀「待ってくれ!俺も一緒に… 」
一刀は蒼魔に頼むが
蒼魔「ふざけるな!今のお前が一緒に行ったところで足手まといになるのはわかりきってるんだよ! 」
パシッ!!
蒼魔は一刀の手を弾いた。
蒼魔「それじゃあな! 」
シュッ!
そして蒼魔は孤狼のところに向かっていった。
孤狼「ちっ!俺一人だけでも別にいいのによ! 」
蒼魔「まぁそう言うなって、こいつの目的が大陸破壊ならそれを止めるのが俺達の役目だろう! 」
孤狼「それもそうだな 」
スッ!
二人は天魔に対して構えた!
天魔「この世界の人間が俺に勝てるとでも思ったか! 」
バシュンッ!!
天魔は更に気を高めていく!
そして一刀は
ガクンッ!
一刀「(足手まとい、前より弱くなった…) 」
二人からボロカス言われたことにショックを受けていた。
鈴々「お兄ちゃん!? 」
翠「大丈夫かよ!? 」
とそこへ鈴々達がやって来た。
朱里「はわわ!?傷だらけでしゅ!? 」
雛里「あわわ!?すぐ治療しましゅね!? 」
スッ!
二人が一刀の傷の手当てをしようとすると
サッ!
一刀「もういいんだ 」
一刀が手当てを止めさせた。
タンポポ「もういいって何いってるの!? 」
紫苑「そうですわ!早くあいつを倒さないと日食が終わって帰れなくなるんですよ!? 」
みんなは言うが一刀は
一刀「もういいんだよ、俺はこの世界に残るからさ 」
全員『!? 』
一刀の言葉に全員が驚いた。
一刀「あんな奴に弱い俺が勝てるわけないじゃんか、そうすると宝石も手に入らないわけだからこの世界にいた方がいいよ 」
元の世界で全戦全勝でありこの世界でも全戦全勝だった一刀が天魔に初敗北したことによりすっかり弱気な性格になってしまった。
一刀「(これでいいんだ。小百合姉達には悪いけど俺やみんなが傷つくより大分マシだ) 」
そして一刀はみんなを戦いに巻き込みたくないためにこう言っているのだ。
これを聞いたみんなは
伽留「嘘だよね一刀! 」
星「こんなときに冗談はやめてもらおう! 」
一刀「ホントだよ。俺は戦わずにこの世界に残る 」
一刀のこの言葉に
焔耶「貴様、ふざけるなーっ!!♯ 」
ブォンッ!!
怒りの焔耶が鈍砕骨を振り上げて一刀めがけて降り下ろそうとする!
だが
愛紗「やめろ焔耶! 」
ピタッ!
愛紗の叫びで焔耶の動きが止まった。
愛紗「一刀殿がこの世界に残るというのなら残ればいいだろう 」
鈴々「愛紗、何を言って… 」
愛紗「鈴々は黙ってろ!全ては一刀殿が決めたことだ 」
スッ!
愛紗は一刀に近づいていく
愛紗「一刀殿、別にこの世界に残りたいのなら私は構いません。ですが… 」
バチンッ!!
愛紗は一刀の頬に平手打ちを食らわした!
愛紗「それがあなたの本心ならばの話です!どうせあなたのことですから私達を傷つけまいと思って言っているのでしょうが私達を甘く見ないでください!それに一度負けたくらいで諦めてしまうなんて私の好きな一刀殿ではありません! 」
ビシッ!
愛紗は一刀に言い放った!
桃香「愛紗ちゃん、少し言いすぎじゃ… 」
スッ!
桃香は愛紗の顔を見ると
ポロポロッ…
愛紗は勇ましい姿勢ながらも涙を流していた。
星「一刀殿、愛紗の言う通りですぞ 」
鈴々「鈴々達はお兄ちゃんに心配されるほどひ弱じゃないのだ! 」
翠「自分の身くらい守れるっての! 」
ビシビシッ!!
みんなは一刀に『おもいっきり戦ってこい!』とメッセージを飛ばしまくる!
一刀「… 」
そしてメッセージを受け取った一刀は
スッ!
両手を前に出すと
バッシーーンッ!!☆ミ
両手で顔をおもいっきり叩いた!
タラ〜っ! キュッ!
そして一刀は流れた鼻血を拭き取ると
一刀「馬鹿だな俺って、みんなを守るためと言っておきながら結局は自分が戦いたくないだけじゃないか! 」
バンッ!!
みんなの気持ちを受け取った一刀は復活した!
一刀「ありがとうみんな!行ってくるぜ! 」
桔梗「その意気じゃ! 」
美以「頑張るのにゃ! 」
スッ…
そして一刀が天魔の元に向かおうとすると
一刀「あっ!そうだ愛紗、ちょっとこっちに来てくれ 」
愛紗「?。何でしょうか? 」
スッ!
そして愛紗が一刀に近づいた瞬間
ガバッ!
愛紗「えっ!? 」
愛紗は一刀に抱き寄せられ
チューッ!!(^3^)/
全員『!? 』
一刀は愛紗の唇にいきなりキスをした!
パッ!
そして一刀は愛紗から離れると
一刀「ありがとう愛紗、これで絶対勝てるぜ! 」
バシュンッ!!
一刀は天魔のところに向かっていった。
紫苑「若いっていいわよね♪ 」
桔梗「しかしだいたんじゃのう♪ 」
璃々「愛紗お姉ちゃんとお兄ちゃんがチューした♪ 」
翠「せ…せ…せっぷ…/// 」
タンポポ「切腹? 」
伽留「節分じゃないの? 」
翠「ちげーよ馬鹿!接吻だよ!/// 」
星「皆の前でだいたんに接吻するとはさすがは一刀殿だな♪ 」
一刀と愛紗の接吻に驚くみんな
桃香「愛紗ちゃんだけずるいよ〜っ! 」
サッ!
そして桃香がキスされた本人である愛紗の顔を見てみると
愛紗「か…一刀殿とせ…接吻///(ポ〜っ!!) 」
愛紗自身が一番驚いており顔がまるで噴火寸前の火山のように赤くなっていた。