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「最強の黒幕登場」

ついに宝石をすべて集めた一刀達


そしてついに一刀が帰る日がやって来て儀式が開始された。


だが儀式の途中で麗羽達が宝石を盗みとってしまう!


急いで麗羽達を追う一刀達


だが突如麗羽達の後ろに何者かが現れた。


?「その宝石を渡せ! 」


グイッ!


謎の人物は麗羽達から宝石を奪おうとする


麗羽「ちょっと!人のものを取ったら泥棒ですわよ!♯ 」


斗詩「麗羽様がいいますかねぇ!? 」


猪々子「あんたにこれをやったらアニキ達からすごく怒られるから嫌だい! 」


グイッ!


負けじと宝石を奪われないよう引っ張る麗羽達


?「えぇいっ!しつこい奴らめ!♯ 」


ギロリッ!!


謎の男は麗羽達の目を見ると


?「『お前達は俺の(しもべ)だ!いい加減に手を離せ!』 」


ミワワ〜ッ


男は麗羽達に催眠術をかけていた。


すると


パッ!


麗羽達は宝石から手を離した。


?「それでよいのだ! 」


スッ!


男はようやく宝石を手にしたのだが


一刀「待てーっ!! 」


ダダーッ!!


色々している間に一刀達が追い付いてしまった。


?「ちっ!もう追い付いたか、おいお前達!あいつらを足止めしてろ! 」


謎の男は麗羽達に命令すると


ジャキンッ!!


麗羽・猪々子・斗詩『了解しました! 』


ダダッ!!


三人は武器をもって一刀達に襲いかかった!


?「フッ!これで数時間はもつ… 」


男は安心して先を行こうとするが


一刀「邪魔だぁっ!! 」


ドカカンッ!!☆ミ


麗羽・猪々子・斗詩『あれ〜っ!? 』


キランッ☆


三秒も足止めにはならなかった。


?「ちっ!役立たずの連中が!? 」


謎の人物はそれでも逃げるが


ピタッ!


?「しまった!? 」


逃げた先は行き止まりであった。


そしてついに


一刀「とうとう追い付いたぞ! 」


愛紗「大人しくしろ泥棒め! 」


鈴々「観念するのだ! 」


バッ!


一刀達が男の前に現れた。


?「フッ! 」


だが男は


?「ハハハッ! 」


急に狂ったように笑いだした。


?「さすがは北郷一刀、この世界では意外な働きをするもんだな 」


一刀「なにっ!? 」


桃香「あなたは何者なんですか!? 」


すると男は


?「俺が何者なのかって?そんなに知りたきゃ教えてやるよ! 」


バサッ!


男は身に纏っていた黒のローブを脱ぎ捨てた!


すると男の体は


バンッ!!


赤い目をしていて体の色は黒で頭に鬼のような角を生やしていた。


翠「何だよあいつの体!? 」


星「どうやら人間では無さそうだな!? 」


星が言うと


天魔「俺の名は天魔、俺は別の世界からやって来たのさ! 」


謎の男は自分の名を名乗った。


一刀「別の世界だと!? 」


天魔「その通り!この世の中は一つというわけではない、他にもそれぞれ違った世界があるのさ!そして俺は北郷一刀、お前のいない世界からやって来たのさ! 」


ビシッ!


天魔は一刀達に向かって叫ぶ!


天魔「お前のいない世界の侵略は楽だったぜ、馬鹿な奴らが無謀にも俺に戦いを挑んできたが皆殺しにしてやったさ!そして俺は他の世界を侵略しようと次元転送能力を使ってこの世界にやって来たのさ!だがこの世界には貴様というイレギュラーな存在がいた! 」


恐ろしい男である!?


天魔「はじめは貴様一人がいたところで特に問題がないと思っていたが貴様は俺が孫策死亡のために用意した兵を退けた瞬間、貴様という存在が邪魔になった。だから俺は貴様のいる桃花村に賊が来るよう仕向けたのさ!おまけに貴様はその時!眠っていたからな 」


朱里「はわわ!?あの時の賊はあなたのせいだったんですか!? 」


伽留「孫静に手を貸したっていう男はあんただったのね! 」


天魔「だが貴様は目覚め、おまけに賊をも撃退した。その時から俺は貴様に様々な実力者を送り込んだのさ!黄巾の乱、董卓連合もすべて俺が仕組んだのだ! 」


つまり天魔は全ての事件の黒幕なのだ!


一刀「この野郎!大陸支配のためだけに張三姉妹や月やみんなを苦しめたっていうのか! 」


天魔「それ以外に何の理由がある? 」


天魔が言った瞬間!


一刀「うおーっ!!♯ 」


バシュンッ!! バッ!


一刀はいきなり超進化して天魔に切りかかる!!


天魔「フンッ! 」


サッ…


天魔は避けようとするが


ズバッ!!


天魔「なっ!? 」


胸を少し斬られてしまった!


一刀「俺だってお前が刺客を送り込んできたおかげで大分強くなってるんだよ!♯今度はおもいっきり切り裂いてやるぜ!♯ 」


確かに一刀の力はこの小説が始まった時と比べて格段に上がっており、もはや天魔なんて足元にも及ばなかった。


焔耶「いけっ!そのまま攻めれば勝てるぞ! 」


鈴々「お兄ちゃん頑張るのだ! 」


みんなは一刀を応援するが


タンポポ「愛紗、何してるの!愛紗も一刀さんを応援しなくちゃ! 」


愛紗「あ…あぁ!?(だがさっきから感じるこの胸騒ぎは何だ!?何だか悪い予感しか感じないのだが!?) 」


愛紗は妙な胸騒ぎを感じていた。


すると


天魔「なるほど、確かに貴様の力は最初よりも格段に上がっているようだな。だが! 」


スッ!


天魔は麗羽達から取り上げた宝石を取り出すと


天魔「この俺には勝てないのさ! 」


シュッ!


何と!?天魔は宝石を自分の体に埋め込んだ!


すると…


ゴゴゴッ…!!


メキメキッ…!!


バシュンッ!! バサッ!!


一刀「何が起きてるんだ!? 」


急に天魔の筋肉が膨れ上がり、背には翼が生え、龍のような尻尾まで生えだし、おまけに体の至るところに龍のウロコのようなものが生え出した。


バンッ!!


そして変化した天魔の姿は龍のようになってしまった。


天魔「教えてやろう!この宝石は外史と現世を繋ぐ以外に取り込めば力を高めることができるのさ! 」


ゴゴゴッ…!!


確かに天魔の力はさっきの10倍、いや100倍くらいに膨れ上がっていた!


天魔「何なら俺の力を試してみるか?北郷、何もしないから向かってこい! 」


ちょいちょいっ!


天魔は一刀を挑発するように誘うと


一刀「このっ!なめるんじゃねぇ!♯ 」


バシュンッ!!


一刀は猛スピードで天魔に向かっていき!


一刀「ハァッ! 」


ブォンッ!!


聖魔閻龍神刀で切りつけた!


鈴々「いけーっ!お兄ちゃん! 」


翠「そんな奴切り裂いてやれ! 」


ところが…


ガチンッ!!


一刀「なにっ!? 」


聖魔閻龍神刀は天魔のウロコに防がれており、それどころか…


一刀「そんなっ!? 」


逆に聖魔閻龍神刀の方が少し欠けていた!


天魔「どうした?お前の力はそんなちんけなものか? 」


一刀を挑発する天魔


一刀「やろっ!ふざけるな!♯ 」


バシュンッ!!


一刀は両拳に気を集中すると


一刀「『俄龍双光拳』! 」


ドカカカーッ!!


気の拳で天魔を殴りまくる!!


だが天魔にダメージは一切なかった!


一刀「これでどうだ! 」


ブォンッ!!


一刀は天魔に蹴りを食らわせようとする!


だが


パシッ!!


一刀「なっ!? 」


一刀の蹴りは天魔に軽く受け止められ


天魔「お遊びはこれまでだ! 」


ブォンッブォンッ!!


一刀「うわっ!? 」


天魔はジャイアントスイングで一刀を投げ回しまくり


天魔「そらよっ!! 」


パッ! ドガガーッ!!


一刀「がはっ!? 」


壁の方へと放し、壁を破壊しながらぶっ飛ばされる一刀


そして


天魔「止めといくぜ! 」


ゴォォォーーーッ!!


天魔は両手で巨大なエネルギーの弾を作り出すと


天魔「『聖気滅殺砲(セイントオブデストロイヤー)』! 」


ドゴォォォーーッ!!


一刀めがけて放った!!


愛紗「そうかわかったぞ! 」


桃香「愛紗ちゃん何がわかったの!? 」


愛紗「さっきからあいつは一刀殿を怒らせるようなことばかり言っている、だがそれが奴の策なんだ! 」


気というものは感情により力が左右されるもの、怒りまくった今の一刀では気がうまく流れなくなりパワーが落ちているのだ。


天魔「よく気づいたがもう遅いんだよ! 」


ゴォォォーーーッ!!


天魔の攻撃が一刀に当たろうとする


一刀「・・・ 」


一刀はさっき投げ飛ばされた衝撃で頭を打ってしまい気を失っていた!


一刀に最大の危機が迫る!


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