表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/111

「さよなら一刀」

一刀達がそれぞれ一刀を元の世界に帰す宝石を取りに向かってから一週間が過ぎた。


そしてある日、瑠陳の人通りの少ない路地裏では


星「むむ〜っ! 」


星がふくれていた。


管輅「あのぅ趙雲さん、何をそんなにふくれてるんですか? 」


管輅が星に聞くと


星「ふくれたくもなりますぞ!みんなは各地に飛んでいって私はここで管輅殿の護衛なのですから!あぁ、作者が私の名を忘れていなければ旅に出れたのに! 」


※星は本来なら一刀と同じ組でしたが作者のミスで登場しなくなり急遽留守番組になりました。


星「これで土産に何か用意していなかったら皆の秘密をバラしてやろう 」


星は気配を消すのがうまく、本人しか知らないことも隠れてみていたためみんなの秘密を知っているのだ。


星がブツブツ言っていると


ダダッ!!


鈴々「星、ただいまなのだ! 」


一番先に鈴々、桃香、紫苑、美以、朱里達が帰ってきた。


朱里「はわわ〜、やっと到着ですね!? 」


美以「美以達が一番乗りなのにゃ♪ 」


桃香「よかった!まだ愛紗ちゃんは帰ってないね!? 」


紫苑「あらあら 」


そして星と合流する桃香達


星「皆ご苦労でしたな 」


スッ!


星はみんなに手を差し出すと


鈴々「それっ! 」


パシンッ!


鈴々は星の手を勢いよく叩いた


星「ってそうではない!この手は土産に決まっているだろう! 」


星が言うと


紫苑「いけない!?星ちゃんへのお土産忘れてたわ!? 」


ズコッ!


紫苑の言葉にずっこける星


すると


タンポポ「ただいま〜♪ 」


今度は愛紗、翠、タンポポ、ミケ、トラ、桔梗の組が帰ってきた。


ミケ・トラ『大王しゃま〜♪ 』


ダダッ!!


美以「ミケ、トラ!よく帰ってきたじょ! 」


ミケとトラは美以の顔を見て向かっていく!


桔梗「一番乗りかと思ったが少し遅れたようじゃのう 」


タンポポ「お姉様が(トイレ)に行くっていうから遅れたんだよ 」


翠「か…関係ないだろ!/// 」


愛紗「姉上、鈴々! 」


みんなと合流する愛紗達


星「皆ご苦労でしたな 」


スッ!


星が再び手を差し出すと


桔梗「ふむっ、星よ、今月の運勢は良いぞ! 」


星「ホントですかな!?って違う! 」


手相を見る桔梗に突っ込む星


そして土産の話をすると


愛紗「バカ者!我々は観光に行ったのではないのだぞ!土産なんて買っているわけないだろう! 」


星「な…何ですと!? 」


ガクッ!


あまりのショックにうなだれる星


これで土産の確率が1/3になってしまった。


星「だが一刀殿なら忘れず土産を買ってくれるはず! 」


一刀に全てをかける星


愛紗「そうか、まだ一刀殿は帰ってきていないのか 」


桃香「まだかな? 」


こういう時に『噂をすれば影』という言葉があるように


伽留「ただいま〜♪ 」


元気な伽留の声が聞こえてきた。


愛紗・桃香『おかえりなさい一刀… 』


くるっ!


二人がほぼ同時に伽留の声の方が聞こえてきた方向を向くと


キラキランッ☆


そこにはきれいな装飾品(アクセサリー)で着飾った伽留と


ボロッ


一刀「(ぐぅ〜!)腹減った 」


少し痩せた一刀が杖をつきながら歩いていた。


雛里「あわわ!?一刀さんもうすぐ瑠陳ですから頑張ってください 」


焔耶「しっかりしろ! 」


シャム「兄しゃま、頑張るにゃ 」


そして一刀達がみんなと合流したところで


バタンッ!!


一刀「もうダメだ!? 」


一刀が倒れてしまった。


愛紗「一刀殿!? 」


桃香「こんなに痩せてどうしたの!? 」


痩せた一刀に近づくみんな


朱里「雛里ちゃん、いったい何があったの!? 」


朱里が雛里に聞くと


雛里「あのぅ、その… 」


雛里は言えなかった。


何故なら一刀がこうなった原因が


月のパンツを見たことを桃香達に公開しようとする伽留への口止め料として一刀の分の食費を使ったためであることを


星「とほほ…、その様子では一刀殿もお土産は無さそうだな 」


ガクンッ!


星「私一人が一週間も管輅殿といたのに私のことはどうでもよいのだな 」


ブツブツ…


ふてくされていじいじする星


一刀「大丈夫だ星 」


ヨロッ…


一刀が何とか起き上がると


スッ!


一刀「帰る途中、メンマを貰ってきたからさ! 」


一刀が懐からメンマ小壺を取り出した瞬間!


ガバッ!


星「一刀殿!やはりあなたは私のことをよくわかっておられる! 」


一刀に抱きつく星


むにゅっ♪


一刀「(うおっ!?星の柔らかい胸が!?ここはもうしばらく楽しまなくては♪) 」


一刀が星の胸の感触を楽しんでいると


ゴツゴツンッ!☆ミ


愛紗「いい加減にしろ星!♯ 」


星「いたた…!? 」


一刀「何で俺まで!? 」


桃香「鼻の下が伸びてましたよ!♯ 」


愛紗と桃香に殴られる二人であった。


しばらくして


キラキランッ☆


管輅「これです!この宝石さえあれば大丈夫ですよ 」


一刀達が持ってきた宝石を見て驚く管輅


タンポポ「でも日食がくるまで後3日もあるね 」


翠「まぁ3日の間は旅の疲れを癒そうぜ! 」


そしてあっという間に3日が過ぎた。


スッ!


桃香「うわっ!?本当に太陽が月で隠れてるよ!? 」


ちなみに管輅によると普通の皆既日食なら一時的だがこの日の日食は長く続くらしい


そして


管輅「ではこれより一刀さんを元の世界に帰す儀式を始めます! 」


バンッ!


儀式用の巫女服に着替えた管輅が言う


そして3日の間に儀式に必要な台座等を設置していよいよ儀式が始まった!


スッ! スッ! スッ!


管輅は一刀達が集めてきた3つの宝石を台座に置くと


パンパンッ!


管輅「古より伝われし外史の扉よ、我が願いを聞き入れ開きたまえ! 」


管輅が言うと


ズズズッ…


管輅の目の前に黒い渦のようなものが発生する。


この渦が完全に出れば元の世界への扉が開かれ一刀は帰れるのだ。


鈴々「うぅっ…お兄ちゃんと別れるのは嫌なのだ 」


一刀と別れる寂しさに涙を流す鈴々


愛紗「泣くな鈴々!こうなることはわかっていただろう! 」


一刀が元の世界に帰る。つまり一刀が目の前から消える。それをわかっていながら愛紗達は一刀を帰すために必要な宝石探しをしたのだった。


ズズズッ…


一刀「(さようならみんな!) 」


そして元の世界への扉が完全に開きそうになったその時!


パッ!


いきなり黒い渦が消えてしまった。


一刀「えっ!? 」


愛紗「一体何が起きたんだ!? 」


あまりのことに驚く一刀達


すると


朱里「はわわ!?大変です!?宝石が無くなってます!? 」


朱里が宝石がないことに気づいた。


一刀「何だって!? 」


そして一刀達も宝石の置いてあった台座を見てみると


パッ!


見事に宝石が3つとも消えていた。


桃香「そんな!?宝石は一体どこに!? 」


きょろきょろっ!


みんなが辺りを探してみると


雛里「あわわ!?あそこでしゅ!? 」


雛里が指をさした先にいたのは…


バンッ!


麗羽「あらっ!? 」


猪々子「やべっ!? 」


斗詩「あ〜!? 」


麗羽一行であった。しかも手には宝石が握られていた。


麗羽「おーほっほっほっ!あなた達が馬鹿正直に宝石を集めてくれたおかげで楽ができましたわ!猪々子、斗詩、逃げますわよ! 」


猪々子「アニキ達悪いね、この宝石売りさばけば一生楽できるかもしれないんでね♪ 」


斗詩「すみませんでした! 」


ダッ!


宝石を奪って逃げる麗羽一行


一刀「待てっ!! 」


ダダッ!!


一刀達は後を追うが麗羽達の逃げ足が早くてなかなか追い付けない


その時!


白蓮「ここは通さないぞ! 」


バッ!


白蓮が麗羽達の前に立ちはだかった。


白蓮「お前達ならいずれ悪いことをすると思って見張ってたんだ!ここを通りたければ私をたお… 」


白蓮が最後まで言う前に


麗羽「邪魔ですわ! 」


ドカンッ!!☆ミ


白蓮「わぁーっ!? 」


白蓮は麗羽達に吹っ飛ばされた。


麗羽「これで邪魔するものはいませんわ、今のうちに逃げますわよ! 」


猪々子「あらほらさっさーっ! 」


斗詩「(ホントはこんなことしたくないのに〜) 」


と三人が宝石を持って逃げていると


?「その宝石、俺がもらう! 」


麗羽達『!? 』


いきなり何者かが麗羽達の後ろに現れた!


ここで以前募集したアンケートの結果発表です。


1、海賊戦隊ゴーカイジャー 26票


2、真剣で私に恋姫しなさい! 16票


3、帰ってきた獣拳王 9票


4、遊☆戯☆王 2票


の結果、海賊戦隊ゴーカイジャーに決定しました。


なお、規制により変更もありますのでご了承ください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ