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「知恵の神スフィンクス」

今回は謎々があります。


答えは後書きにて

一刀を元の世界に帰すため3つの宝石を探し歩く一刀達


そして西に向かっていった愛紗、翠、タンポポ、桔梗、ミケ、トラは宝石を探す途中偶然にも華琳と出会う。


その後、何とか宝石を見つけた愛紗達だが宝石を守る番人のスフィンクスと知恵比べをすることになった。


春蘭「知恵比べだと、ふざけるな!武力で勝負しろ!♯ 」


バッ!


秋蘭「姉者!? 」


スフィンクスに問答無用で斬りかかっていく春蘭とそれを止めようとする秋蘭


スフィンクス「うるさい奴め 」


スッ! パカッ!


スフィンクスは春蘭達に向かって口を開くと


スフィンクス「ハァッ! 」


ドバンッ!!


口から砂の塊を出してきた。


バシャシャーッ!!


春蘭「うわっ!? 」


秋蘭「くっ!? 」


春蘭と秋蘭がスフィンクスの吐き出した砂にかかると


バァーンッ!!


季衣「春蘭様!? 」


流琉「秋蘭様!? 」


二人は土人形と化してしまった。


スフィンクス「心配するな別に死んではいない。我に謎を問いかけ、我が解けなかったら宝石を渡し、土人形も解いてやる。だが答えの選択肢が複数あったり、今のように暴力でいこうとした場合、そこの二人のようになるのだ! 」


ビシッ!


スフィンクスは土人形になった春蘭、秋蘭を指差す!


愛紗「(くっ!?まさか知力が重要だったなんて!?こんなとき、軍師の朱里達がいれば心強いのだが…) 」


愛紗が考えていると


華琳「いいじゃない!その勝負受けて立つわ! 」


ビシッ!


スフィンクスにむけて指をさす華琳


翠「(何考えてるんだよ!?) 」


タンポポ「(負けたら土人形にされちゃうんだよ!?) 」


翠達が華琳に文句を言おうとすると


華琳「(事情はどうあれあなた達はあの宝石が欲しいわけでしょ、そして私は部下を救いたい。共闘するにはいい条件じゃない) 」


華琳の言う通りであった。


愛紗「では共に戦うしかないな! 」


華琳「そのようね 」


愛紗達は華琳と共闘することになった。


スフィンクス「では問題を出すがよい! 」


スフィンクスが言うと


地和「じゃあ最初はちぃがいくわよ! 」


バンッ!!


地和が手をあげた。


地和「それでは問題!この世の中で一番かわいくて、美しい女は誰でしょう? 」


地和が言うと


スフィンクス「むむっ!?わからん! 」


さっそく悩むスフィンクス


地和「わからないなら教えてあげるわ!答えは地和ちゃんよ! 」


と地和が言うと


天和「えーっ!!違うよお姉ちゃんだよ! 」


人和「私です! 」


地和「何いってるのよ!ちぃが一番かわいいんだから! 」


ギャーギャーッ!!


誰が正解なのかを揉める数え役満姉妹


すると


スフィンクス「なるほど、答えは多数か。ならば罰を受けよ! 」


バシャシャーッ!!


張三姉妹『きゃーっ!? 』


張三姉妹はスフィンクスの吐き出した砂をかぶってしまい


バァーンッ!!


三人とも土人形にされてしまった。


桂花「まったく、これだからバカは困るわよ! 」


真桜「ほなスフィンクス、ウチが相手したる! 」


スフィンクス「くるがよい! 」


今度は真桜がスフィンクスに挑戦する。


真桜「(この間おっちゃんから教えてもらった謎々を食らえ!)朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足の生き物はなんや? 」


これはスフィンクスに関する有名な謎々である。


これで勝利は決まったかと思われたが


沙和「答えは1なの! 」


真桜「正解!…って沙和が答えてどないすんねん!♯ 」


沙和「あっ!? 」


答えを知っていた沙和がうっかり答えてしまった。


スフィンクス「罰を与える! 」


バシャシャーッ!!


真桜「沙和のアホ垂れーっ!!♯ 」


沙和「ごめんなの〜!? 」


バァーンッ!!


そして二人は土人形と化してしまった。


凪「次は私が相手だ!赤い帽子をかぶると背が低くなるものは? 」


スフィンクス「2だ! 」


凪「くっ!?正解です 」


バシャシャーッ!!


季衣「こうなったら僕が相手だ! 」


流琉「ちょっと季衣、あなた謎々なんてできるの!? 」


季衣「流琉、平気だよ!要するにあいつ(スフィンクス)がわからないような問題を出せばいいんでしょ 」


流琉「それはそうだけど… 」


季衣「だったらいい手がある! 」


自信ありげに胸を張る季衣


季衣「では問題! 」


すると季衣は


スッ!


季衣「この子の真名は何でしょう? 」


ビシッ!


季衣は流琉を指差した!


季衣「(この勝負もらったね♪) 」


勝ちを確信する季衣だが


スフィンクス「流琉だ 」


季衣「えっ!?何で流琉の真名を知ってるの!? 」


驚く季衣だが


流琉「季衣、あなたさっき私の真名を言ったじゃない! 」


季衣「そうだっけ? 」


確かに季衣は流琉と呼んだ。


スフィンクス「敗北者は土人形となるがよい! 」


バシャシャーッ!!


季衣「うわっ!?助けてよ流琉!? 」


流琉「ちょっと!?手を離してよ!? 」


そして


バァーンッ!!


季衣の巻き沿いを食らって流琉も土人形と化してしまった。


これで残るは愛紗達6人と華琳、桂花、風、稟の10人である。


桂花「まったく!これだから脳筋な武官は困るのよね。ここはやはり軍師の腕の見せどころよ! 」


スッ!


今度は桂花がスフィンクスに立ち向かう!


桂花「人には見えても自分にはあるものを使わなければ見えないものは? 」


桂花が自信満々に問題を出した!


桂花「(これなら解けまい!) 」


ところがやはり


スフィンクス「3だ! 」


スフィンクスは正解してしまった。


桂花「バカな!?私が一生懸命考えた問題をこんな怪物に解かれるなんて!? 」


バシャシャーッ!!


桂花「いやーっ!? 」


バァーンッ!!


スフィンクスの吐き出した砂を浴びて桂花は土人形と化した。


これで残るは愛紗達と華琳、稟、風のみとなったのだが


稟「ふがふが… 」


風「ぐぅ〜… 」


稟は前回出した鼻血で倒れ、風はいつのまにか寝ていた。


スフィンクス「知恵の神である我に答えられぬ問題なんてない!どんな問題でも解いてやるぞ! 」


調子に乗るスフィンクス


すると華琳は


華琳「なら私の問題を解けるものなら解いてみなさい! 」


ビシッ!


スフィンクスを挑発した。


スフィンクス「面白い!どんな問題でもすぐに答えてやるぞ! 」


華琳の挑戦をうけるスフィンクス


スッ!


そして華琳は愛紗に近づくと


華琳「あとは任せたわよ(ボソッ) 」


愛紗「えっ? 」


スッ!


と一声言ってスフィンクスの方に向かった。


華琳「では問題、あなた(スフィンクス)の弱点は何でしょう? 」


スフィンクス「うっ!? 」


華琳の言葉に黙りこむスフィンクス


桔梗「ほぅ、華琳はなかなかの策士じゃのう 」


翠「どういうことだ? 」

ここでもしスフィンクスが答えを言えばスフィンクスの弱点が発覚する。


そしてスフィンクスが答えられなければ華琳の勝ちである。


こうなるとどうしても負けたくないスフィンクスは


スフィンクス「わ…我は紳士なり、だから下品な問題の答えがわからない 」


自ら弱点を言うしかなかった。


華琳「なるほどね 」


スフィンクスから弱点を聞き出した華琳だが


スフィンクス「食らうがよい! 」


バシャシャーッ!!


スフィンクスが正解を言ったため吐き出した砂を食らってしまった。


華琳「あとは任せたわよ! 」


バァーンッ!!


そして華琳は土人形と化してしまった。


タンポポ「華琳は自分を犠牲にしてまでタンポポ達に弱点を教えてくれたんだね!? 」


翠「惜しい奴を亡くしたぜ! 」


別に死んではいない


桔梗「しかし困ったのぅ、弱点を聞けたのはよいが下品な問題が思い付かない! 」


それが問題であった。


スフィンクス「問題が出せないならどうやら我の勝ちのようだな、まとめて土人形になるがよい! 」


スッ…


スフィンクスがみんなに砂を吐こうとすると


愛紗「待てっ!!最後に私が問題を出す! 」


愛紗がスフィンクスを止めた!


翠「愛紗、下品な問題を思い付いたのか!? 」


愛紗「前に一刀殿が璃々と鈴々に出していた問題だ! 」


タンポポ「一刀さんか、それならきっと下品な問題だよね♪ 」


一刀をどのように見ているのやら!?


愛紗「ではいくぞスフィンクス! 」


スフィンクス「くるがよい! 」


愛紗の挑戦をうけるスフィンクス


愛紗「では問題、大きくあり小さくもあり、山だったり草原だったり、大きいは時折地震が発生し、小さいは軽くなるものはなんだ?/// 」


愛紗が顔を赤くしながらスフィンクスに言うと


スフィンクス「ムムム…!? 」


今、スフィンクスの頭の中で必死に答えを探しているがなかなか出てこない


そしてついに


スフィンクス「わからない!降参だ! 」


スフィンクスが降参した。


翠「やったな愛紗! 」


桔梗「見事じゃぞ! 」


ミケ「愛紗すごいのにゃ〜♪ 」


トラ「すごいのにゃ〜♪ 」


愛紗を褒め称える仲間達


その一方


タンポポ「それで答えは何なの? 」


スフィンクス「ぜひ教えてくれ! 」


タンポポとスフィンクスが答えを聞いてくると


愛紗「…ぱいだ/// 」


タンポポ「聞こえないよ〜、もっと大きな声で! 」


そして愛紗は


愛紗「答えはおっぱいだ!/// 」


ドォンッ!!


愛紗は顔を赤くしながら大声で叫んだ!


ちなみに一刀が答えを璃々と鈴々に言った時、愛紗は一刀を殴ったという


スフィンクス「まさかそんな答えだったとは!?しかし敗けは敗けだ。宝石を持っていくがよい 」


スッ!


スフィンクスは愛紗達に潔く宝石を渡した。


翠「これで一つ目は獲得したな! 」


宝石を手に入れて喜ぶ愛紗達


スフィンクス「ではこいつらも解放しよう 」


スッ…


スフィンクスが土人形にされた華琳達を元に戻そうとすると


愛紗「待てスフィンクス、戻すのは我々が遠くに行ってからにしてくれ 」


タンポポ「何で? 」


翠「あたし達が瑠陳に行くのを知られないためだよ 」


愛紗「その通りだ。とにかくいくぞ! 」


ダダッ!


急いでその場から立ち去る愛紗達


そして愛紗達の姿が見えなくなった時


スフィンクス「ではでは 」


パチンッ!


ザザーッ!!


スフィンクスは華琳達を土人形から解放した。


華琳「どうやら勝てたようだけど姿が見えないわね 」


華琳が愛紗達を探すと


風「おやおや皆さんご機嫌ようなのですよ 」


目覚めた風が話しかけてきた。


桂花「風、あなた寝てばかりじゃない!♯ 」


華琳「桂花、静かにしなさい!風、愛紗達が向かった先はわかるかしら? 」


華琳が風に聞くと


風「風は知りませんが 」


すると


宝ケイ『俺っちは知ってるぜ!瑠陳っていう町さ! 」


風に代わって宝ケイが答えた。


華琳「そう、瑠陳ね 」


そしてその後、愛紗達のあとを追う華琳達であった。


①人間


朝の4本足は赤ちゃんのハイハイで4本、昼の2本足は歩けるようになって2本、夜の3本足は年をとって杖をつくので3本


②ロウソクや線香等


③自分の姿


自分の姿は鏡等の反射物を使わないと見えない

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