キノコ発見
「たべものー たべものー」
なんか泣いたらスッキリした
落ち込んでいても、お母さんに会えないもんね
お腹空いて倒れたら、お母さんに会えないもんね
元気出さないとね
「うん」
そうだよね、元気出さないと
お母さんに会いに行くんだから
どこにいるか分かんないけど
きっと、この星にいるよね
そのためには、生きないとね
生きてないと、会えないもんね
「食べ物ないかなー」
うーん、
ポケットの中には、ビスケットありませんでした
「あー」
私の持ち物、ハンカチだけだよ
何もできないよ…手を拭くぐらいしかできないよ
「どうしよう…あ!」
あそこに、キノコ見つけた
なんの、キノコかな?食べられるかな?
「うーん…?」
色は美味しそうだけど…どうしよう
あ、そういえば、前に先生が言ってた
キノコは食べられないのが多いんだっけ?
触ると危ないのもあるんだった!
「あぶないー」
ひえー、触らなくてよかったー
この星に来て、早速やらかすとこだったー
「はぁ、キノコは だめかな…」
なんか、キノコいっぱいあるけど、
食べるのはやめておこう
そもそも、キノコは生で食べられるのかな?
でも、火なんてないよね?
どうやって、火を点けるのかな?
「うーん」
木でグリグリすれば点くんだっけ?
でも、お母さんに、
火遊びしてはいけません、て言われたよね
火を点けるのは、やめるかなー
点け方わからないしー
「あ、うさちゃんだ」
可愛い白いウサギさん発見!
ピョンピョンしてる!
「かわいいな〜」
ウサギさん、可愛い〜
お家にいる私の、うさちゃんのぬいぐるみみたい
いいな〜触りたいな〜
「あれ?」
ウサギさん、キノコの匂いかいでる
もしかしたら食べられるのかな?
ウサギさんが食べたら、私も食べようかな
プイ
「あれ?」
ウサギさん、そっぽ向いちゃった
キノコは食べられないんだね
「よかったー」
はぁ、食べなくてよかったよ




