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この泉って…

「うん?」

さっき、チラッと後ろ振り返ったとき、

なんかスッキリしてたような…

なんだろう…見るの怖いけど…

えいっ


「えー!」

木、木が…さっきまで生えてた木が…

なんかなんか、切れてるよー!

も、もしかして…

鳥さんの すごい風で、木が切れたってことなの?

わたしの前に、イノシシさん落ちて来なかったら

わたしも、切れてたかもしれないのかな

イノシシさんみたいに、ふたつになってたの?


「こわすぎるよー…」

イノシシさん、なんで落ちてくるのー、って

さっきは、怒っちゃったけど

私を守ってくれたんだね


「ありがとうね、イノシシさん

 角うさちゃん、わたしね

 イノシシさんに、助けられたみたいだよ」


キュウ〜

「角うさちゃんも、ありがとう、って

 言ってるのかな?」


ゴオッ

「あれ? なんだろう、この音は?」

え、なんか鳥さん、

こっちに向かって飛んできてるんだけどー!

なになに?どういうことなの?

このままだと、わたしに、ぶつかるよー

あ、もうダメ 角うさちゃん…ギュッ


ガシ バサッバサッ

「あ、あれ?」

鳥さん、半分になったイノシシさん

足で掴んで持って行っちゃった

それに、へびさんの、尻尾も持ってたような

あれ?ということは…


「うわっ」

へびさんの頭だけ残されてるんだけど

どうせなら、頭持って行ってよねー

わたし、へびさん怖いんだから


「ねぇ?角うさちゃん?」

キュン


鳥さん、イノシシさんとへびさん

持って行って、どうするのかな?


「でも…」

さっきから、何か、いい匂いするんだよね

なんだろう…あ、もしかして

鳥さんの火で焼かれたイノシシさんの匂い?

もしかして、鳥さん、持ち帰って食べるのかな


「鳥さん…」

何しに来たのかと思ってたけど

ご飯を探しに来てたんだね

それで、たまたま、わたしは助かったんだ

イノシシさんは、なんで

へびさんに体当りしたかは分からないけど…

なんか怒ってたのかな?


「うーん…」

まあ、なんとか、助かったからね

よかったけど…


キュ

「あー、角うさちゃん、どこに行くのー?」

角うさちゃん、

私の抱っこからジャンプして、どこかに走ってるよ


ペロペロ

「あ、なんだ」

泉の、お水飲みたかったんだね

わたしも、疲れて喉乾いたから飲もうかな


ゴクゴク

「おいしいー!」

あ、また、なんか疲れが取れたような

なんだろうね、この お水は…


「あれ?」

さっき、すりむいたヒザの痛みが

少し無くなった気がするけど…

この、お水飲んだからかな?

あっ、わたしの持ち物のハンカチで…


「このハンカチを…」

泉で濡らして、それで、

すりむいたヒザに ぽんぽん


「え、すごーい!」

血出てたのに止まっちゃった

ぜんぜん痛くないよ!すごいすごい!

この泉、なんか、すごーい!

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